2022年12月28日

【オードブルに好適】旭川生まれのチーズ&ソーセージが買える店

おうち飲みの機会が増える頃。オードブルを作るなら、チーズとソーセージは欠かせません。その美味しさに筆者もハマる、旭川生まれのアイテムをご紹介しましょう。


Japachees Asahikawa

 

ところは7条買物公園。
家族経営の小さなチーズ工房、それがJapachees Asahikawa(ジャパチーズアサヒカワ)だ。
店主自らが工房を営み、だからこそ出来る、地元産の素材を使った完全手作り。品質の良いナチュラルチーズは、旭川市内外のチーズ好きに知られるところとなった。

許可を得て撮らせて頂きました

 

入り口を入るとレジカウンターがあり、右手の店内の冷蔵庫には、バラエティあふれる手作りチーズの数々が並ぶ。

では、以下で主な商品と、筆者おすすめの食べ方を紹介します。

 

上、ころんと丸いチーズはモッツァレラ(518円)。
生乳の旨味も豊かに、ふわりとまろやかな味わいだ。
サラダの材料でもお馴染みの、このモッツァレラチーズ。オードブルには、やはりカプレーゼ。
トマトとバジルも用意した。

 

映え(ばえ)を狙ってトマトとモッツァレラのスライスをタテに積んでみた。
バルサミコ酢を使ったソースがかかっている。

 

作り方、というまでもないが、トマト、チーズ、バジルを順に積み上げるだけ。
ソースは、バルサミコ酢とオリーブオイル(EV)とグラニュー糖を同比率で溶くだけ。あっさりしたカプレーゼにコクが加わって、なかなかイケる。

 

いきなり、居酒屋ですかい!?という絵だが、これ、名付けて「モッツァレラの刺身」。
わさび醤油でと、同店が提案しているので試してみたら、これが何ともよい酒のアテに。
目から鱗の美味しさをアナタもお試しあれ。

 

オードブルではないが、ついでに、もう一品。
同店はモッツァレラを豆腐のように使って、とも提案している。つまり、味噌汁の具にどうだ、という話。
なので、ほうれん草とトマトの味噌汁にモッツァレラを浮かべてみたら、これまた目から鱗の旨さ。
和の食卓にこそナチュラルチーズをとの同店のコンセプトは、かなりツボ。

出典:Japachees Asahikawa

 

トマトの香味がほんのりと効いた、トマトモッツァレラ(788円)というのもある。
スーパーのチーズ売り場では見たことがない。

 

自分はこれを、野菜のスープに。
穏やかな味のスープに、ほんのりチーズのアクセント。
画像でお伝えできないが、チーズがびよ~んと伸びて、違った意味でも食べ応えあり(笑)

出典:Japachees Asahikawa

 

こちらは「bake」と名のついた、いわゆるストリングチーズ(筒状の、裂けるチーズ)を輪切りにしたものだ(680円)。
フライパンで軽く炙ると美味しい。また、柔らかく溶けるので何かに挟んで食べるのもあり。

 

上は、パックのお餅を半分に薄く切ってBakeとともにフライパンで焼いて、いろんな味をトッピングしてみたもの。
ちなみに鮭マヨ・ネギ・明太マヨ・粗びき黒コショウ。酒のアテになかなか良い。

出典:Japachees Asahikaw

 

これは、チーズに詳しくないヒトでもよく耳にする「チェダーチーズ」。
どんな食べ方でも美味しい汎用性の高いチーズだが、同店では、海苔に巻いて餃子の皮で包んで揚げる、卵かけゴハンや鰹節しょうゆゴハン、豆腐のように刻んで味噌汁に、などを提案。
いつぞや、同店が参加するイベントでチーズコーヒー(苦めのコーヒーにチェダーがぽちょんと浮かんでる)なんてのを頂いたことがあるが、なかなか美味しい。

 

ものは試しと、ゴハンに溶き卵をまぜ、チーズをのせてみた。
新和食!という感じがして、会食の場でもウケるかも。

 

ともかく、同店イチオシの食べ方は「あぶりチェダー」だろうか。
バーナーで軽く炙れば、香ばしさ、旨味が増して新しい食べ物に変身。
炙るという行為はパーティーでもウケること請け合い。
室内でバーナーなんて物騒だわ、というならガスコンロの炎でもできるのでお試しあれ。
テーブルにカセットコンロを置き、ヒトが見てる前でやる、というのも楽しい演出になる。

 

先に紹介したポピュラーなチーズ以外にも、同店ラインナップには、大雪地ビールとのコラボ商品「黒岳ビールチェダー」(572円)ほか、数種が揃っている。

 

こちらは、同店のチーズ「フロマージュブラン」を使った、ご近所の「ハルニレカフェ」とのコラボ。

お店情報

店名:ナチュラルチーズ工房 ジャパチーズアサヒカワ
住所:旭川市7条通7丁目
電話番号:0166-56-7849
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜
駐車場:なし
※R4年12/31(土)~R5年1/5(木)は休業

大雪山麓社

 

大雪山麓社(だいせつさんろくしゃ)は、同社オリジナルの旭川産ブランド豚「大雪さんろく笹豚」を手掛け、精肉や加工食品の製造・販売を行っている。
社屋、向かって左側で直売所を展開中。

 

直売商品のほとんどは冷凍庫か冷蔵庫に入っているので、店内はご覧のように・・・何と言ったらいいか、シンプル? すっきりしてる?
とまあ、こんな感じだ(笑)

許可を得て撮らせて頂きました

 

まずは、ソーセージ(数種あり)、ベーコンや焼き豚、スペアリブなど、さらに加工総菜などがズラリ。
どれも、おうち飲みを美味しく演出するアイテムばかりだ。
ベーコンはブロックからスライスまで手に入る、さすが専門商社。

 

スペアリブ(調理済み)は、食べ応え、味付けともに申し分ない。
切り分けて食べればパーティが盛り上がること間違いなし。

 

「大雪さんろく笹豚」の精肉もよく売れているそう。
味に納得し、何度も訪れるリーピーターも多いとか。

 

ブタだけでなく、鶏も扱っている。
ローストチキンや、旭川の新名物になりつつある新子焼きなど、食卓が賑わうこと間違いなし。

 

つい先日は大雪さんろく笹豚粗挽きソーセージ/チーズ(410円)とアスパラの笹豚肉巻き(540円)を購入。

 

ソーセージはハーブが効いていて、とにかく良い香り。けっこう大きくて、中から熱々にとろけたチーズがはみ出す旨さ痛快だ。
また、肉巻きは贅沢にたっぷり巻いた豚バラの旨味がたっぷり。
このグリル、分厚いステーキをしのぐ食べ応えとなった。

お店情報

店名:大雪山麓社
住所:旭川市東光8条8丁目
電話番号:0166-74-6686
営業時間:11:00~18:00
定休日:日曜、水曜(不定期)
駐車場:あり
※R4年12月30日(金)~R5年1月3日(火)は休業

満腹後記

いかがでしたか。
そこにあるだけで食卓が華やぐような品々をお届けしました。
何しろ旭川生まれ。それだけでも、ちょっと興味がわきますよね。

また、両店の年末年始のスケジュールも書き添えましたので、お出かけの際は参考にどうぞ。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター