2023年01月02日

多彩なコンビネーション【とんかつグルメ】3選

どこに行ってもとんかつを食べたい「とんかつLover」に贈る、とんかつグルメのアンソロジー。その美味しさに筆者の心も揺れた、おすすめの3品をご紹介します。 ※情報は取材時のものであり、現在、料理の内容や価格が変更されている場合がありますので、予めご了承下さい


ミートスパ&カツ ~ランデブーダイナー

釧路が発祥とされる、いわゆる「スパカツ」。旭川では珍しいそれを近年人気の洋食屋「ランデブーダイナー」で食べられるというではないか。
実は筆者、これがスパカツ初体験。

スパカツ(1,090円)

 

思い出した。以前、まちの喫茶店にナポリタンとカツが一緒になったメニューがあったな。また、何度か食べた長崎名物「トルコライス」は、ピラフ、スパゲッティ、トンカツの盛り合わせ。
それらは異なる料理がひと皿にレイアウトされた、いわゆるワンプレートメニューであるのに対し、このスパカツは、トンカツをミートソース味で食べなさいという、異種混合。まさに「スパカツ」と呼ぶにふさわしい。

 

まずは、このトンカツ自体が、香ばしくサクふわな衣のその中で、分厚いのにふわりと柔らかく肉の旨味を放つ、見事な出来栄えであることをお伝えしておいて・・・
これにジューシーなミートソースがたっぷりと絡めば、おおっ、これは合いますなあ。実にアリですよ。
食べ応えはこってりしているが、味わいはあっさり。くどくないから、いくらでも食べられそうな、ここらへんは店主の腕前の勝利だろう。

 

さらには、茹で上げの麺が良い。
あっさりとした食べ応えがミートソースの酸味を穏やかに引き立てて、もう箸が止まらない。あ、フォークか。

初見、そのこってりとした見映えに、一瞬、胸やけ注意報が頭をよぎったが(年なので弱っている)、食べ始めればそんな心配は全然忘れてる。
本場、釧路のそれはどうか分からないが、旭川の、同店のスパカツはイケる、と断言したい。筆者、スパカツのファンになったかも。

 

余談だが、同店の食事でいつも感心するのが、大概の料理についてくるサラダ。
ささやかなボリュームだが、彩りも良く、いつもみずみずしい。

お店情報

店名:ランデブーダイナー
住所:旭川市4条通11丁目マキタビル1F
電話:0166-74-8148
営業時間:11:30~21:00
定休日:火曜
駐車場:なし

 

炒飯&カツ ~京楽

ふと思えば京楽さん。
カレーに餃子とか、ラーメンに餃子。ラーメンにカツなど、何かをのっけた組み合わせメニューが多いな。
ラーメンなんぞ、みそ・塩・醤油のすべての味のラーメンに、果ては野菜ラーメンにまでカツをのせている(さすがにチャーシュー麺にはのせてないけど)。
かつラーメンは、別な特集で書いたこともあるので、ここでは炒飯との組み合わせを紹介したい。

かつチャーハン(950円)

 

注文すると、カツにはソースですか?と確認のうえ、ソースを添えてくれる(左上にあるのがソース)。
たまに、カツにはしょうゆというヒトもいるからね(昔の上司にひとりいた)。

 

炒飯を覆い隠す、トンカツはやや大きめ。
油切れもよさそうな、キレイな揚がり具合が実に好ましい。

 

脂身うま~っ、な食べ応え。歯応えも良い。
部位を厳選していると思われる、注文した甲斐のあるカツだ。
近頃の、いたずらに脂を避けたトンカツや、妙にあっさりしたトンカツに比べれば、「昔ながらの」という感じだろうか。

ちなみに。
上画像ではソースをつけているが、ほか、餃子のタレ(餃子メニューのために席にセットされている)で食べるのが筆者の楽しみ。
コレ、案外うまいのでお試しあれ。

 

野菜やチャーシューを細かく刻んだ炒飯も、いつも家庭的な味がして好み。
味付けは素朴でそんなに威張ってないから、トンカツが引き立つ。

お店情報

店名:らーめんや京楽
住所:旭川市大雪通4丁目
電話:0166-23-9033
営業時間:11:00~14:30 / 16:30~19:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:あり

 

そば&カツ ~まる八そば

あれこれ、けっこうボリューミーなメニューも豊富で、筆者はいつも満腹である。
期待通りカツメニューあり。カツカレーそばも魅力的だが、当記事の趣旨からするとカツカレーは珍しくも何ともなく、どうもフツーな感じがする。
ということで、カツそばを。いや、カツとじというのがあるじゃないか。

カツとじそば(1,100円)

 

好きなんだよね、カツとじ。
和食の店にあったりするけど、カツ丼頼むよりカツとじ(ごはんとカツが別盛り)を好むこと多し。

 

なんか良いですよね?
何がって、カツが大きすぎて、並べ切れなかったひと切れが横に整頓されている。そんな実直な仕事に好感が持てる。
いや、カツ満載!!な演出のためこうしてるんだよ、なのかも知れないが、カツを語る場面でこの見映えは頼もしい。

 

結論から言おう。
ここのカツもとても美味しい。味わい、ボリューム感とも申し分ない。
これが、ちょっと濃いめのおつゆに浸って、より香ばしくなっている。

そうか。先にも述べたが、和食の店で味わう「かつとじ」の満足感と同じだ。

 

大きなカツと卵がフタになったおかげか、その下は冷めることなく、そばが熱々で、これまた嬉しい。

画像、見た目に油が浮いているが、コレでそばが脂っこくなっているとか、そんなことは全くない。

 

後半戦。
カツは、おつゆが滲みて、なおも旨さを増している。
カツ丼もそうだが、トンカツにはつゆが滲みていく旨さというのがある。それが、ただソースをつけて食べるカツ定食とは違う世界だ。

それにしてもだ。ヘタな者が揚げたトンカツは、衣がはがれやすく、とくにツユを含むと衣がベロンと落ちて悲しい思いをするこことになったりするが、これは衣がしっかりと肉に張り付いて、あくまでも私は肉片じゃありません、トンカツですと言っている。
作っているのは店主だろうか、なかなかのカツの達人と見た。

お店情報

店名:まる八そば
住所:旭川市豊岡13条4丁目
電話:0166-32-0808
営業時間:11:00~19:00(L.O)
定休日:金曜日
駐車場:あり

 

食べ歩き後記

いかがでしたか。
人生いろいろ、カツの味わい方もいろいろ。
今回紹介した3品は、それぞれにカツを美味しく引き立てる逸品ばかりでした。
さあ、あなたもカツ探しの旅に出てはいかがでしょう。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター