2023年02月17日
まちなか(中心市街地)のランチ事情の最新版!! 近頃、お馴染みの店の新メニューや新たに買物公園に加わった店のランチをご紹介。
たしか、開業当初はお昼も営業していたはずだが、その後、コロナがあったり何だりで夜だけの営業となっていたが、この冬、めでたくランチ再開。
メニューもすごいぞ。
定食や丼は、まあ居酒屋ランチとしては当然だよね、という他に、カレーやラーメンも。さらに麺と料理のセットメニューも。
ところで、居酒屋さんがラーメンを出すって、腕に覚えアリ、というか、きっとこだわりのある何かスゴイラーメンだろうな、と食指が動いた筆者。
ということで豚骨醤油ラーメンをお願いしてみれば、おおっ、いかにもという感じ。
豚骨醤油と漢字を充てて四文字熟語にしただけある、もう見た目から何かすごそう(何だその説明w)。
きりっとした醤油ダレとまろやかな豚骨スープが共演。醤油派(筆者)を満足させる醤油の濃さと、こってりしていながら、しつこさのない口当たり。これらが溶け合って、実に良い塩梅だ。
これが、ツルシコな麺に絡み、思いのほかするするとイケて快感。
びっくりするほどしっとりとしたチャーシューが、これまた食べる者を満足させる。ほか、がっちり味の入った煮卵など、やることなすこと、大した念の入れようだ。
おっと、ラーメンの食レポに力が入り過ぎ長くなった(その位に手応えがあった)。で、上画像はセットの小炒飯。
具材豊富。ちまちまといろいろ入ってる炒飯は食べていて楽しいね。
ある意味、家庭的でもあり好印象。
海老の卵とじ丼(850円)
一方、丼はこんなスタイル。副菜(サラダ)がしっかりしてるというのは実に良い。女性にも支持されそう。不摂生の続く筆者にももちろんハマる(笑)
これは海老の卵とじであるが、ん? ・・・であるがなんて言ったがそもそも海老の卵とじっていうだけでちょと珍しいんじゃないか。ご主人、攻めてくるなあ。
卵とじ、ってのは想像つくけど、実際どんなのだろうと興味津々。
どうやら卵がよく絡むように、海老は衣をつけてさっとフリットしてあるのかな。中華でいうならエビマヨのような技法でしょうか。
ともかくは、やること非凡なり。いちいち感心させてくれますなぁ。
海苔の風味もベスト。
店名:彩旬ダイニング 季ごころ
住所:旭川市3条通8丁目
電話番号:0166-26-3558
営業時間:11:30~14:00 / 18:00~24:00
定休日:日曜・祝日(ランチは土曜も休み)
駐車場:なし
ポプーレさんのランチ事情としては、以前、筆者の「まちなかカレー」でも紹介。ランパスカレーを始めとする数種のカレーメニューを提供しているが、近頃、新展開が。
火曜、木曜は、チッチの台所(旭川市東3の11)さんとのコラボランチの提供が始まった。
コラボ相手の同店はナチュラルフードやローフード、発酵料理などの知る人ぞ知る専門店。
ちょうどお肉気分な日でもあった筆者。どれ、試しにと「チーズソース」のをオーダー。
チーズソースのハンバーグどんぶり(980円)
ゴハンを覆うように大き目なハンバーグがドーンと。そこにとろりとチーズソース。
ありがちな、とろけるチーズを使ったチーズハンバーグとは、次元の違う世界観だ。
画像では同系色でよくわからないが、向こう側にマッシュポテトが添えられている。
右下にあるのは、「よろしければお使いください」的なソース。
ペロッと味見をしてみれば、チーズソースは酸味と深いコクが印象的。
恥ずかしながら、チーズにはあまり詳しくないので多くは語れないが、そうそう、上等なチーズフォンデュ?。肉や野菜に絡めて食べるあのトロトロを、贅沢にかけ回しました的な感じ(おいおい、説明になってるのか?)。
何となく惰性でソースを着けてしまったが(そういうのは、ひと口食べてからにしましょう)、ソースは要らないほどに、チーズの香味は濃厚。
これが、むっちりがっちり食感の男前なハンバーグに絡めば、その食べ応えは実にパワフル。
かみしめるほど溢れる旨味に、口の中が「ハンバーグは肉で出来ている」という実感で充満したのだった。
店名:ビストロ ポ・プーレ
住所:旭川市4条通7丁目
電話番号:0166-26-6001
営業時間:12:00~14:00 / 18:00~翌0:00
定休日:日曜(予約営業あり)
駐車場:なし
この店に関しては、早くに訪問してはいたが、ちょっと忙しくて(毎日二日酔い?)記事UPせずにいるうち、ある方に先を越されてしまったような(笑)
その分、情報多めでお届けします。
昨年12月、2条通5丁目から移転し、買物公園の新しい顔に。新しいといっても「松尾」といえば道内では知らない人はいないジンギスカンの老舗。
しかもランチも提供とあって、まちなかでランチを取る人々には立ち回り先がひとつ増えるという、何とも有難い話だ。
ランチメニューはご覧の通り。
ジンギスカンというと鍋を囲んでワイワイ、というイメージだが、これをおかずにゴハンというのも大いにアリ。
特上ラムジンギスカン定食(1,180円)
メニューの選択は、肉は特上にするか並にするか。これを定食スタイルでいただくか丼にして頂くかの計4通り。
この日、注文したのは特上ラム。脂少な目、旨味たっぷりなラムの赤身肉、な方をチョイス。ちなみに普通のラムは肩肉だ。
肉の他に炒め合わせてあるのは、もやしにピーマン、ニンジン。いつも食べるジンギスカンの(鍋でジュージューやる時の)内容がそのまま1プレートになっているという具合だ。もちろん味つき。
普段、ジンギスカン鍋やってると絶対にゴハン欲しくなるよね。ゴハンと食べると、これまた旨いんだ、ジンギスカンって。
というワクワクがあらかじめセットになっているのだな、この定食は。
ラムジンギスカン丼(1,080円)
上は丼。今風の皿が洒落ている。
皿のふちにぽちょんとのっかっているのは山わさび。店では「雪わさび」という名前で単品メニューにも。
肉の下には玉ねぎやもやしも。ジンギスカンには欠かせない野菜だが、炒め具合やタレが絡んでいる感じが食欲をそそる。
そうそう。先に紹介した定食は「特上ラム」だったが、こちらは「ラム」。特上じゃないってことは「並」?
というか部位が違う。こちらは肩ロースで、脂身もプルプルしている。
筆者的には、というか、多くのジンギスカン通も言うのだが、牛とも豚とも違う特徴的な脂の香味が羊肉の醍醐味。
メニューの中から選ぶなら、断然こっちだね(決して100円安いからじゃないよ)。
そして、この山わさび。
ラム独特のクセ(いい意味でね)を抑えるべく添えられている、という役どころなんだろうけど、このわさびがやたらと合う!
肉と脂の旨みが引き立って、これは技アリ!! ですよ。
店名:松尾ジンギスカン旭川支店
住所:旭川市2条通7丁目
電話番号:0166-22-5259
営業時間:11:00~22:00(ランチは14:30まで)
定休日:火曜
駐車場:なし
いかがでしたか。
買物公園やその近くは、なかなか粒揃いでしょ。
まちなかでお仕事をされている方、あるいはお買い物や通院のお方はそのついでに、さくっと足を向けてみてはいかがでしょうか。
お昼ご飯が楽しいというのは、その1日にメリハリがつきますよね。
この記事のキュレーター
豚骨醤油ラーメン(800円)
小炒飯とのセット(980円)