2023年06月02日
お茶うけにぴったりでほっこりする和菓子の代表「羊羹」。春は新茶が出回る季節。新鮮なお茶と共に羊羹をいただいて、ゆっくりしませんか。観光地や道の駅には、びっくりするほどご当地羊羹があるんです。筆者が大好きな地元の羊羹をはじめ、ドライブ途中に見つけた羊羹をご紹介します。
旭川市内に羊羹だけを作っているお店があると聞いて、行ってみました。
道路から見えるように看板があります。
「手作り羊羹 城本製菓」と書いてありました。
じょうもと製菓と読むようです。
Photo mami
民家の一部をお店にしているようです。
ちょっと入りにくい気がしますが、羊羹を買いに来たのだから!と勇気をだして戸を開けてみました。
本当に商品があるのかな?というちょっと不安な気持ちです。
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入店すると、机の上に大きさの違う羊羹がならんでいました。
ステキな包装紙…
見とれていると、製造している方がでていらっしゃいました。
筆者は一番小さなサイズを2つ、購入しました。
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甘さ控えめ。
柔らかめで、水ようかんにも近い食感です。
小さなサイズなら、一人で1本いただけそうな味わい。
お子さんにもおすすめです。
城本製菓
住所:旭川市春光5条7丁目1−22
電話: 0166-51-4230
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日
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隣町・深川市の名物「ウロコダンゴ」。
小さなころからその名前や存在は知っていました。
ですが、なんとなくネーミングから色々イメージしてしまい、一度も食べたことはありません。
ウロコダンゴについて「北海道ふかがわ観光サイト」から引用すると、
”深川名物のウロコダンゴは、深川と留萌を結ぶ1910年(明治43年)に開通した留萌本線、石炭とニシンを運ぶ貨物でにぎわいをみせていたここ深川駅で生まれました。
当初は初代社長の郷里、新潟銘菓の「椿餅」にあやかり「椿団子」の名前で売り出しましたが、当時の深川駅長のお名前も椿さん。自分の名前に団子をつけて売られるのも、どうにかならないかと要望があり、貨車に張り付いていたニシンのウロコの形がダンゴの形に似ていたことから「ウロコダンゴ」となったそうです。
「ウロコダンゴ」の歴史も100年をこえましたが、昔ながらの製法で味を守り続けています。”
とのこと。
米粉と小麦粉そして砂糖を練り合わせ、高圧蒸気で蒸しあげたシンプルな和菓子なのだとか。
添加物も保存料も一切使わず作られ、もちもちとした食感のお団子だそうです。
ちょっと安心。羊羹を見つけたので買ってみました。
ウロコダンゴの風味そのままだそうで、素朴でおいしい!
お茶にもぴったりです。
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黒糖・抹茶・小豆と3つの風味がありました。
こちらも小さめ。ばら売りしているのがうれしいですね。
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購入したのは道の駅「ふかがわ」。
できたてを提供してくれるおにぎりショップ、お焼き屋さん、八百屋さん、釜炊きごはんのレストランと、大変人気のスポット。いつもにぎわっています。
道の駅ライスランド ふかがわ
住所: 深川市音江町広里59番地7
電話:0164-26-3636
営業時間:4~5月・10月 9:00~18:00 6~9月 9:00~19:00 11~3月 9:00~17:00
定休日:年末年始
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和菓子に洋風な食材を使うお菓子をよく見かけるようになりました。
けれど、羊羹とバターってどんな味わいなんだろう。
食べてみたい気持ちをかきたてる「バタ―羊羹」を奈井江町で見つけました。
白花豆と北海道産ビート糖、北海道産バターを使っています。
味わいはやさしいながらコクがあり、白あんとバターの味がしっかり伝わりました。
我が家では今回の羊羹の中で子ども達が一番おいしいと選んだのが「バター羊羹」。
色合いもとてもきれい。
お茶はもちろん、紅茶やコーヒーにも合いそう!
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奈井江町北町の京屋製菓さんが、40年以上前に試行錯誤しながら製造したのだとか。
奈井江町のふるさと納税の返礼品にもなっています。
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購入したのは、道の駅「ハウスヤルビ奈井江」。
国道12号線沿いの道の駅で、広い駐車場が目印です。
奈井江町の特産品や、季節によって地元農産品、ハンドメイド作品などが販売されています。
レストランやテイクアウトの軽食もありました。
道の駅「ハウスヤルビ奈井江」
住所:奈井江町奈井江 28番地1
電話番号:0125-65-5722
営業時間:9:00~18:00(4~9月) 9:00~17:00(10~3月)
定休日:無休・不定休
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上湧別のチューリップ公園は、5月中旬から6月初旬までが見ごろのチューリップがいっぱい!
1988年に開園して以来、毎年200品種・約120万本のチューリップが一面に咲き誇ります。
園内は、オランダ風の展望デッキや園内を巡る電動バス「チューピット号」を運行しています。
また、「チューリップ掘取体験」や秋に届く「球根販売会」も。
筆者もチューリップの品種が10種楽しめる球根セットを購入しました。
秋に植えるのが楽しみ!
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チューリップ公園から車で約5分の場所に、「かみゆうべつ温泉 チューリップの湯」があります。
道の駅の機能が併設され、売店やレストランの利用も可能です。
以前、温泉へ入浴したことがありますが、開放的でいいお湯でした。
その道の駅でみつけたのが「チューリップ水ようかん」。
チューリップが入っていてかわいい!
透明感は水ようかんならでは。
ピンクが売れ筋のようですが、筆者ももちろんピンク色を購入しました。
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下のピンクの部分は羊羹、チューリップも羊羹ですが、透明の部分はゼリー。
夏にぴったりの爽やかで軽い食感がおいしい!
見た目も爽やかです。
お土産にしても喜ばれそうですね。
道の駅「かみゆうべつ温泉 チューリップの湯」
住所:湧別町中湧別中町3020-1
電話番号:01586-4-1126
営業時間:10:00~22:00(4月~11月)/11:00~21:00(12月~3月)
定休日:なし・不定休
ちょっと甘いものを食べたい、そんなときにぴったりなおいしい羊羹をご紹介しました。
これからドライブシーズンの到来。
道の駅や地元のお菓子屋さんで見つけてみませんか。
この記事のキュレーター
♡旭川市内で暮らすライター。
♡保育士経験を活かしたコラム、障害児育児、北海道観光、道内温泉、旭川のグルメ、アウトドアの記事を執筆中。
♡寄稿媒体:UHB北海道文化放送局「SASARU」・たびらい北海道・いい眠りPress・温泉風呂録、など
♡高校生と中学生のママ。趣味はカメラとアウトドア。トラ猫飼ってます。
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