2023年05月16日
道展旭川美術会の創設70年を記念し、同会を中心に活動を続けてきた齋藤健昭氏のこれまでの制作の歩みを振り返る展覧会を開催します。木と金属という2つの素材と向き合いながら、長年に渡り同氏が求めてきた彫刻のかたちを紹介します。
旭川と道北地域における芸術文化の振興に多大な貢献を果たしてこられた道展旭川美術会の創設70年を記念し、同会と中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館との共催により「齋藤健昭彫刻展」を開催します。
齋藤健昭氏は、道内の中学校・高等学校で教員として勤務しながら、道展旭川美術会をはじめとする美術団体で長年に渡り中心的役割を担ってこられました。ほぼ独学により習得した制作技術をもって半具象の金属作品と抽象による木彫作品の双方を手掛け、鉄や木が持つ素材の表情と丹念に向き合いながら、彫刻表現の真理を追い求めてこられました。
本展では初期の作品から近作までを一堂にご紹介します。展示された作品たちが魅せる「かたち」の中に垣間見える、齋藤健昭氏のたゆまぬ追究の姿をぜひご覧ください。
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー
(旭川市宮下通8丁目3番1号/JR旭川駅東口(JR旭川駅コンコース)
令和5年5月13日(土曜日)~令和5年6月11日(日曜日)
午前10時30分~午後6時30分(入館は午後6時15分まで)
無料
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休み)
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館(電話:0166-46-6277)
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