2023年06月03日

【ハフハフ旨い】まちなか「たこ焼き」スポット3つ

たこ焼きが食べたくなることってありますよね。というワザとらしい書き出しもさることながら、実際、店の前を通ったりすると、ふと「食べたいな」と胃袋がおねだりをする、そんなファーストフードの一つがたこ焼きだ。ということで、筆者が時々買って楽しんでいるたこ焼き屋さんをご紹介。 ※情報は取材時のものであり、現在、商品の内容や価格が変更されている場合がありますので、予めご了承ください


ふと思うに、なんでタコ?

どうしてタコなのか。イカじゃだめなのか。

偏屈なヤツですねぇ(自分で言うな)。
ふと思った筆者、ちょっと調べてみた。誰がどんなわけでタコを焼いたか(たこ焼きを作ったか)。

大阪名物、大阪のソウルフードともいわれるたこ焼きだが、そのルーツは兵庫の明石焼きなんだそうな。半球形の卵焼きのような、つゆにつけて食べるあれ、美味しいよね。中にはもちろんタコ。
明石になぜそれがあるかというと、明石は真ダコの名産地(漁獲量は日本一)だから。タコを使う郷土料理が多く、そのひとつが明石焼きだった。
それが大阪に伝わり、独自のスタイルに進化したのが大阪のたこ焼きだ。

なるへそ〜。だからタコなんだね。もし明石がイカの名産地ならイカ焼きになってたんだろうな(笑)。

KONA2STORE OJ ~粉物屋たこ中~

 

では、大阪たこ焼きの話をしたので、大阪の味からご紹介。
コナコナストアOJって読むのだろう。

3条通15丁目は三番館横の駐車場でお馴染み。トレーラーハウスのたこ焼き屋だ。
フードトラックが流行するずっと前から(けっこう長いよね)このスタイルで営業中。

上画像は、通りから見えるお店の様子だが、実は裏側だ。

 

いわゆるオモテはご覧の通り(上画像)。
駐車場入り口から、あるいは三番館の駐車場側出口から訪ねることができる。

 

本場・大阪の味!!!と猛アピール。
・・・の割には、メニューには「旭川しょうゆ」、「沖縄しお」など他地域の味を生かしたりして、なかなか面白い。

筆者のお気に入りは「沖縄しお」。数度、旅行して以来の沖縄好きなものだから、メニューの沖縄の文字にオーダー率高し。

 

※通常は6個入り(これは以前に1個サービスで買ったもの。よく撮れてるので、この画像をアップした次第)

 

塩味がついていようとも、マヨは必須。タコ焼きの美味しさを担う何割かはマヨだと思う筆者である。

 

中の「とろり」の加減が絶妙だ。これが大阪たこ焼きの醍醐味だ(と一般的に言われている)。
出汁の風味も良く「旨味」あふれるたこ焼き。
筆者的な基準だが、食べて「酒がほしい」と思うのがよく出来ている証拠だ。

お店情報

店名:コナコナストア OJ ~粉物屋たこ中~
住所:旭川市3条通15丁目
電話番号:070-6604-4149
営業時間:11:00~18:30
定休日:月曜
駐車場:三番館・銀座商店街駐車場

築地 銀だこ

関西のたこ焼きに続いては、関東の味をご紹介。
お店はイオン旭川駅前のフードコートにあるが、館内撮影は控えた。

 

購入したのはレギュラーメニューの「たこ焼」8個入り。
フードコートで食べる場合は638円、テイクアウトと注文すると、軽減税率によって626円となる。
ソースと、マヨネーズかからしのどちらかが付いてくる。どっちも欲しい場合は20円追加。

 

買ってから食べるまで30分足らずと思うが、鰹節がさらさらなのがウレシイ。
テイクアウト用の容器は高さに余裕があるからか。また、たこ焼きも潰れておらず、フードコートで食べるのと変わりない。
よく出来てますな。

 

ではさっそく、ソースとからしを着けて。

そうそう、たこ焼きが船型の器に入ってるというのもいいね。お店で食べるのと同じ気分が楽しめる。
さすがチェーン店、やることにそつがない。

 

外側カリッと香ばしく(これが関東風という説あり)、中はふんわり。鰹節や紅しょうがの香味が効いて、ちょっとパンチのある味わいだ。
タコの大きさも過不足はない。
ちょっと揚げたこ焼きふうな食感がクセになりそうな、これぞ築地銀だこ。

関西と関東、どっちが美味しいの?
と聞かれても、申し訳ない。どっちも美味しいし(笑)

お店情報

店名:築地 銀だこ
住所:旭川市宮下通7丁目
   イオンモール旭川駅前フードコート
電話番号:0166-29-2772
営業時間: 9:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:イオン駐車場(諸条件あり)

おやきの冨士屋

 

3つ目は、関西とか関東とかじゃなく、ここだけの味と言いたい旭川銀座商店街の顔「おやきの冨士屋」の登場だ。

 

こちらは「たこ焼き」10個入り500円。

何たってカタチが特徴的。

 

カタチは球体というより釣り鐘型。1個1個に耳がついて、それが連なり板チョコ状態。

 

上画像、ひっくり返すと(そこまでするかw)こんな感じ。
たこ焼き屋の店頭で、職人さんが焼いてるのを見てみれば、大概は串でくるくると丸めているが、これは、そのくるくるをやらずに焼き固めてこのカタチにしているようだ。ひっくり返してこっち側も焼いてるんだね。
ああ、それにしても紅生姜がやたらと美味しそう(笑)

 

頬張れば、外側ふんわり中はしっとり。
タコの風味も豊かに、やさしい味わいが口の中いっぱいに。
この食べ応えは、まさに富士屋ならでは。さすが、長年親しまれている訳だ。

お店情報

店名:おやきの冨士屋
住所:旭川市3条通15丁目
電話番号:0166-24-4400
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜
駐車場:三番舘駐車場1時間無料

タコなる後記

いかがでしたか。
たこ焼きといっても、けっこう色々あるでしょ。アナタの好みはどんなタイプでしょうか。
おやつに、ちょっとした手土産に「たこ焼き!!」と思ったとき、どうぞこの記事を思い出していただければと存じます。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター