2020年02月27日
今回、取材のため朱鞠内湖のワカサギ釣りに出かけました。手ぶらでワカサギ釣りを楽しむという企画で、防寒着だけ用意してワカサギ釣りを楽しんできました。朱鞠内湖では3月末まで、ワカサギ釣りを楽しめるそうなので、その魅力を紹介しますね。
今回の朱鞠内湖でのワカサギ釣りは、取材のため幌加内町観光協会の知人にガイドをお願いしました。
その人と漁協の管理棟で待ち合わせした時間が朝の7時。
この日の日の出時間が7時のため駐車場に到着した時には、辺りはまだ薄暗い状態です。
旭川から朱鞠内湖までの距離は約90㎞、冬道なので余裕をみて出発は4時半!
これを魅力と言っていいものかどうか(笑)
しかし、朱鞠内湖に近づくと次々とワカサギ釣りに向かう車に追い越されます。
遊漁漁と駐車料金を払うミニログハウスでは数台の車が列を作って待っているほど。
寒いのに、みんなワカサギ釣りが好きなんですね。朱鞠内湖にはワンシーズンで約9,000人もの人がワカサギ釣りに訪れるそうです。
朱鞠内湖では漁協の管理棟で、竿や仕掛け、エサなど「タックルセット」を借りることができます。
他にも、荷物を運ぶためのソリや風を防ぐテント、暖を取るカセットガス式ヒーターなどを借りれます。
したがって、防寒着だけ用意したら、手ぶらで行ってもワカサギ釣りが楽しめます。
管理棟や駐車場がある場所から歩いても、ワカサギ釣りのポイントまでは行くことができますが、「ポイント送迎サービス」を利用するとスノーモービルで、よく釣れるポイントまで案内してくれます。
一人ならスノーモービルの後ろに乗ることもできますが、今回は観光協会の人がいたためモービルにひかれたソリに乗って移動。
これが、モービルが巻き上げる雪を全身に浴びるわ、風で顔が冷た痛いわ。
けっこう大変!
でも魅力に入れておきます(笑)
スノーモービルで案内してくれたのはNPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターのスタッフの方。なのでワカサギがよく釣れる場所を熟知しています。
そこにアイスドリルで穴釣りのための穴を空けてくれます。
この穴を空けるのも自分でするとなると大変なので、スノーモービルでのポイント送迎サービスはおすすめです(寒いけど)
ワカサギ釣りが初めての人でも、管理棟でタックルセットを借りる際に、スタッフの人が釣り方をやさしく教えてくれます。
また、テントの中で暖房を使って一酸化炭素にならないようにと、スタッフの方がときどき見回りに来てくれるので、釣れない時には聞くと釣り方を教えてくれます。
今回は、観光協会の人が釣り方を教えてくれたので順調に釣り上げて3人で160匹ほど。
多いひとでは1人で1,000匹近くも釣るそうです(1,000匹以内と制限されています)。
しかし、そんなにたくさん釣って食べきれるのですかね?
漁協の管理棟には、電気フライヤーなど天ぷらができる用意が一式された「あげあげコーナー」があり、1,000円で利用することができます。
揚げたて、しかも自分が釣ったワカサギだと思うとめちゃめちゃうまい!塩も用意されているので、塩をちょっとつけて召し上がれ。
管理棟には食堂もありメニューには、そばやカレーライス、ラーメンが並んでいます。観光協会の人はラーメンが美味しいとおすすめでしたが、ここはやっぱり「かけそば」にしてワカサギの天ぷらをのせて天ぷらそばで頂きましょう。
なんと!
このかけそばもちろん「幌加内そば」なのですが、幌加内産の蕎麦粉だけで打った十割そばとのこと。
このそばに揚げたての天ぷらをのせたワカサギの天ぷらそばは、ここでしか味わえない絶品ですよ。
幌加内といえば江丹別と並んで日本で一番寒い地域。
この日、スマートフォンのアプリで気温は「マイナス16℃」でしたが、きっと朱鞠内湖はさらに寒いと思います。
さらに寒い日も体験できるかも。
写真をSNSに投稿すると、極寒の中でワカサギ釣りをしていることを自慢できますよ。
今回は、朱鞠内湖でのワカサギ釣りの魅力をまとめてみました。
道内には、他にもワカサギ釣りができる場所がありますが、最も北に位置する朱鞠内湖では3月末までワカサギ釣りを楽しむことができます。
全くの初めて、そして手ぶらでも楽しめるのでせひ行ってみてください。
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