2023年11月15日

二郎系ラーメンのことを1ミリも知らんワイが札幌のお店に踊り込んだ件

世の中には二郎系ラーメンというのが存在するようですね。ラーメンに系統があるなんて考えたこともなかったので、チョット気になってしまったんですよね。そこで今回は何の予備知識もなく二郎系のお店に入った際に何が起きるのかを含めて紹介させて頂きます!


山次郎

Photo:らくださん

 

まず最初に足を運んだのは、北海道大学近くの山次郎さんです。

地下鉄の北12条駅からも近く、周辺にコインパーキングなどもありますので札幌市内でもアクセスはかなり良い方ですね。

Photo:らくださん

 

店内はカウンター席のみで、店主さんがお一人で対応されていました。

そういった兼ね合いからか先に食券を購入してから着席し、注文をするシステムのようです。

食券購入時に悩まないように、券売機の上にラーメンの種類とサイズ、麺のグラム数などが写真入りで紹介されていました。

これは初心者の私にとっては非常に便利で、おかげでそれほど悩まずに済みました。

Photo:らくださん

 

席に着くと、あくまで参考程度に‥といった雰囲気で、ラーメンの食べ方まで解説がありました。

初心者にやさしい気配りがありがたいなぁと感じながら「お勧めの召し上がり方」を読んでいると、となりの学生さんらしい人に対し店主さんが「どうなさいますか?」と注文内容を訊いていました。

訊かれた側の人は「全マシで」と答えると、店主さんはササッと注文内容通りのラーメンを仕上げ、お客さんに提供していました。

はは〜ん。なるほど。ああやって注文するんだな、と他人の様子を伺いながら自分の順番を待ちついでにその全マシとやらをチラ見したら、ラーメン鉢から野菜が溢れそうになっていて「こんなにマシたら絶対食べきれない」と心の中でつぶやいてしまいました。

Photo:らくださん

 

その後、自分の番が来て店主さんから「どうなさいますか?」と訊かれ、結局「あ、えーと、普通で」と答えて出てきたのが上の写真の「並(830円)」です。

本来ここから好みに応じてアブラやニンニク、野菜などを少なくしたり多くしたり注文できますが、麺300gの標準タイプの画像がコレになります。

Photo:らくださん

 

チャーシューは写真の通り肉の厚さも凄く、それでいてホロホロと柔らかい食感で美味しく、ちょっとびっくりしました。

スープは濃厚なんですがキツい感じはなく、「お勧めの召し上がり方」の解説通りテーブルに追加用のタレが用意されているので、食べながら好みに合わせて味を調節できるようになっています。

Photo:らくださん

 

そしてこの麺。ものすごく太くて食感はモッチモチ。ガツンと食べ応えがあり超ボリューム満点。

何もマシていないのにお腹がはち切れそうなくらいいっぱいになってしまいました。

内容的にはコスパ最強なので学生さんに人気があるのも頷けますね。

私的には今回ちょっと量が多過ぎたので、次回は並(麺300g)ではなく小(麺200g)を選んでアブラ少なめ野菜マシにしてみようかな?と感じたりしました。

慣れてくれば色々好みに合わせて注文内容を変えていける、その為にも通うことが必要になる、なるほど奥深いシステムだなぁと感心させられました。

店舗情報

住所:北海道札幌市北区北13条西4丁目1−5
電話:011-756-4800

営業時間:11:30~14:30 17:30~20:00

定休日:月曜日

駐車場:なし (近隣にコインパーキングあり)

ラーメン二郎 札幌店

Photo:らくださん

 

2軒目はラーメン二郎札幌店さんです。

JR札幌駅の北口から徒歩10分くらいの場所にありますので、地下鉄やJR駅からだと少し歩く感じになります。

近隣にコインパーキングもありますので、車でのアクセスも可能です。

Photo:らくださん

 

お店の中には注文を受ける方と作る方の2名がおられ、スピーディにお店を切り盛りされています。

ラーメン二郎さんも入店時に食券を購入するスタイルで、作業の効率を上げておられる様子でした。

席はカウンターのみで、混んでいますが回転率が高く、お客さん側も協力的な人がほとんどなので待っていてイラつくようなことはありませんでした。

写真のように「当店、初めての方へ」としてニンニクについての注意書きがありましたが、これ以外の注文に関する注意書きや解説的なものは見当たりませんでした。

Photo:らくださん

 

通常のラーメンが900円なんですが、お店の人が通常のラーメンの食券を手にしているお客さんに対して毎回「普通のラーメンの2.5倍の量あります」と伝えているので、ボリュームがあり過ぎて食べきれず残すお客さんが多いのかな?と思えました。

確かに通常を頼んでいるのは若い人が多かったようでした。

そんなワケで私はミニラーメン(790円)を注文。ニンニクは入れてもらいました。

このミニラーメンが一般的なラーメンのサイズのようです。

Photo:らくださん

 

スープは凄く濃い感じでドーンと来るインパクトがあります。

チャーシューも肉厚でボリューム感があり柔らかく、スープとの相性もバッチリです。

野菜と麺とスープと肉のコンビネーションが凄く、うまく絡めて食べ進めると箸が止まらなくなります。

Photo:らくださん

 

麺は平打ちの太麺で、ガッツリ食べるには実力十分の食べ応えで、適度なモチモチ感があります。

私がモリモリとラーメンを食べていると、次々とお客さんから注文を入れる声が聞こえてきました。

中でも印象的だったのが、タレントのぐんぴぃさんに似た感じの人が慣れた感じで注文していた内容が「マージャンの上がり役か?」と思えるほど(メンタンピンドラサン的な)本当に何を言っているのか全然理解できなかった事でした。

店員さんも聞き返すこともなくそのままスパッと注文が受けれていたので、うわぁ通じるんだぁ〜凄いもんだなぁ〜と感心させられました。

こちらのお店もシステム内容を完全に理解するには、少し通わないといけないのかな?と思ったりしました。

店舗情報

住所:北海道札幌市北区北6条西8丁目8−11
営業時間:11:00~14:00
 17:00~20:30
定休日:日曜日
駐車場:なし (近隣にコインパーキングあり)

あとがき

今回初めて二郎系ラーメンのお店に行きましたが、なんとか無事注文をすることができました。

知識ゼロでも怖がらずに食べに行けることが証明できたかと思います。

いわゆるマシマシのチョモランマにはまだまだ遠い感じですが、次回また挑戦してみたいと思います。


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