2023年11月06日
旭川に新しく誕生した就労継続支援B型事業所の『小麦王国』。九州筑豊ラーメンや、パン、コーヒーなどを提供するお店で今年の9月にオープンして以来大人気!そんな小麦王国でスタッフとして働くハルさんの一日に密着してみました!就労継続支援B型事業所について興味がある方や既に興味のある方など、ぜひ記事で雰囲気を感じてみくださいね。
出典:asatan
大のコーヒー好きだという大叔父さんの影響で、自身もコーヒーに目覚めたというハルさん。
小麦王国では、主に接客やハンドドリップコーヒーを担当しています。
そんなハルさんに、コーヒーのこだわりや、小麦王国での仕事について伺ってみました。
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大叔父さんの影響で始めたコーヒーでしたが、私もすっかりハマって、今では毎日の作業となっています。私は障害者ではありますが、淹れるコーヒーの味には自信があります。エグみを抑えた、すっきりクリアなコーヒーを目指しています。
実際、今までに私のコーヒーを飲んでくださったお客様からも、「旭川でいちばん美味しいコーヒー」との声を戴きました。お世辞だと分かっていても、とても嬉しかったです。
小麦王国では、自分が一番やりたかったコーヒーの仕事をさせてもらい、夢が叶いました。
小麦王国を作ってくれて、私にこのコーヒーの仕事を与えてくれた大野理事長や支えてくれるスタッフのみんなにはとても感謝しています。
これから利用者も増えてくるとは思いますが、みんなと仲良く仕事しながら、今できる範囲のことを無理なくこなしていければと思っています。
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ハルさんが出勤するのは毎日8時35分。
朝は店内の掃除からスタートします。
備品の整理などを行い10時にのれんを掲げてオープン!
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営業時間中はコーヒーの作業以外に、お客さまからの注文を受けたり、配膳やレジの作業を行います。
オープン以来大盛況が続く小麦王国ですが、丁寧な接客でスタッフからの信頼も厚いハルさん。
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一つひとつの仕事を無理のない範囲でこなしていくハルさん。
他のスタッフ達と協力しながら、時には笑顔で接客している姿が印象的!
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ハルさんの淹れるコーヒーは3種類。
100g1,500円の高級豆を使用した『グァテマラ・ゲイシャ・W』はジャスミンやベルガモットのようなフレーバーが特徴で、まろやかな口当たり。
上品な甘さで飲み始めのグレープフルーツのような味わいが特徴の『ウガンダ・ブランブリ・W』、特別な製法で発酵処理を行った豆を使用する『エチオピア・アナエロビック・N』があります。
なんとどれも1杯税込み300円!
さらにラーメンや餃子、チャーハンとセットで注文すると税込み200円と破格のお値段!
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お昼休憩をはさみ、14時30分からはコーヒーの提供が始まります。
注文が入ると豆を挽くところからコーヒーをドリップして淹れるまで全てハルさんの手作業!
こだわりの方法で一杯づつ心を込めて淹れていきます。
お客さんからも大好評だというハルさんのコーヒー。
ハルさんもその声にやりがいを感じているそう。
コーヒーに合うよう考案したパン『ハルズロール』も販売したりと、新しい事にも挑戦しているハルさん。
これからも小麦王国で楽しみながら仕事をしていきたいと教えてくれました。
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店名:小麦王国
住所:北海道旭川市2条通9丁目368センテニアル 1F
電話:0166-73-6548
営業時間:10:00~17:30※山小屋ラーメンは15:00まで
定休日:土日祝
駐車場:あり(店舗横3台)
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