2023年12月05日

道の駅限定の日本酒、海洋深層水を使用した地ビール、低精米の日本酒

道内各地に仕事やキャンプで行くことがありますが、その際にそれぞれの地域の地酒や地ビールを買って味わうのが楽しみです。今回は岩内町と島牧村、旭川市の日本酒とビールを紹介します。


岩内地ビール

photo:都良(TORA)

 

岩内町は明治4年に野生のホップが発見された場所です。これがきっかけで日本で最初のビール工場「開拓使麦酒醸造所」が作られて、北海道でビールが醸造されるようになったそうです。

取材の際に訪れた「岩内町郷土館」には、サッポロビールの缶とともに、パネルが展示され北海道のビールの歴史が紹介されていました。

photo:都良(TORA)

 

「岩内町郷土館」の前には「野生ホップ発見の地」の記念碑が建てられていて、その後ろにはホップが植えられています。

そもそも野生のホップが北海道に生育していて、それが岩内町で見つかったとはほとんどの道民は知らないのではないでしょうか。

photo:都良(TORA)

 

「道の駅いわない」の売店で購入したのが「岩内地ビール」。「いわないリゾートパークオートキャンプ場マリンビュー」でキャンプした時に頂きました。

「岩内地ビール」はミネラル豊富な岩内海洋深層水を使用した地ビール。スッキリとした味わいでした。

施設名:道の駅いわない
住所:岩内郡岩内町字万代47-4
電話:0135-63-1155
駐車場:あり

純米吟醸 島牧

photo:都良(TORA)

 

北海道に生まれてこの方住んでいますが島牧村に行ったのは初めてです。旭川からはなかなか行く機会がないですよね。

立ち寄ったのは国道229号線沿いにある「道の駅よってけ!島牧」。目的は北海道「道の駅」デジタルスタンプラリーのスタンプを押すためです。

photo:都良(TORA)

 

「道の駅よってけ!島牧」の建物に入って売店コーナーを除くと、お酒の棚があり日本酒やワインが並んでいます。

島牧村に酒蔵やワインの醸造所は無いのに、不思議に思いましたが道の駅のスタッフが企画した商品だそうです。

photo:都良(TORA)

 

純米吟醸酒「島牧」を購入。さっそく蘭越町のキャンプ場で頂きました。「島牧」は俱知安町の「ニ世古酒造」が造っていて「道の駅よってけ!島牧」の限定販売です。クセが無くて飲みやすいお酒。きっと仕込みに使う水が良いのでしょうね。

施設名:道の駅よってけ!島牧
住所:島牧郡島牧村千走11−1
電話:0136-74-5183
駐車場:あり

純米酒 高砂86(ハチロク)

photo:都良(TORA)

 

普段の晩酌はもっぱら安い缶チューハイですが、ときどき美味しい日本酒が飲みたくなります。そんな時に行くのが高砂酒造の直売店「明治酒蔵」です。地元に老舗の酒蔵があるっていいですね。

photo:都良(TORA)

 

直売店の中をぐるりと見まわすと、洒落たラベルの瓶が並んでいました。しかも、4号瓶(720ミリリットル)で990円とお手頃な価格です。

photo:都良(TORA)

 

購入したのは「純米酒 高砂86(ハチロク)」です。86というとトヨタを思い出す車好きの方も多いのではないでしょうか。

こちらの86(ハチロク)は、精米歩合86%という低精米で仕込んだお酒です。あまり日本酒のトレンドには詳しくないのですが、数年前から低精米の日本酒が流行していたそうです。

酒米をあまり磨かないということは、同じ米の量でも多くのお酒を造れるということ。そのためお手頃な価格なんですね。酒米の無駄が少なく環境にも優しいし、お財布にも優しいじゃないですか。

冷やで頂きましたが、お米本来の優しい甘みが口の中に広がります。、これは食事と一緒に楽しむのにぴったりですね。

施設名:高砂酒造 明治酒蔵
住所:旭川市宮下通17丁目右1号
電話:0166-23-2251
営業時間:9:00~17:30
休館日:年末年始
駐車場:あり

まとめ

今回は、岩内町の「岩内地ビール」、島牧村の道の駅限定「純米吟醸酒 島牧」、高砂酒造の「純米酒 高砂86(ハチロク)」を紹介しました。お酒好きの方は、機会があればぜひ味わってみてください。


この記事のキュレーター

フリーのWEBライター。