2024年02月27日

昭和30年代に旭川にあった亀や食堂のかつ丼や失うには惜しすぎる親子丼

ごはんの上におかずがのった丼物は、日本伝統のファーストフードですね。今回は親子丼、カツ丼、ゲソ丼の美味しいお店を紹介します。


満腹食堂

photo:都良(TORA)

 

旭川東高の斜め向かい6条通13丁目にある「満腹食堂」は、昭和47年に創業した老舗の食堂です。

年配の店主と奥様のご夫婦でお店を切り盛りされていますが、後継者がいないそうで「絶滅してしまうかもしれない絶品メシ=絶メシ」のお店なのです。

photo:都良(TORA)

 

お品書きに「おすすめカツ丼!」と書かれているとおり、「満腹食堂」はカツ丼が人気のお店。

カツ丼が美味しいなら、親子丼も美味しいはず。しかも親子丼が650円ってかなりリーズナブル(価格は2023年11月の情報)ですよね。

photo:都良(TORA)

 

出てきた親子丼は、筆者の読み通り見ただけで優勝決定!

たまごの半熟具合といい、ダシの濃さといい完璧な親子丼です。こんな美味しい食堂が、絶滅してしまうかもしれないなんて、失うには惜しすぎますね。TVドラマの「絶メシロード」がロケに来てくれないかなぁ。

店名:満腹食堂
住所:旭川市6条通13丁目右1
電話:0166-23-7904
営業時間:11:00~14:00、17:00~19:30/土曜日 11:00~19:30
定休日:日曜・祝日
駐車場:あり

旭川三平本店

photo:都良(TORA)

 

丼物の2品目は、1条通7丁目にある「旭川三平本店」からご紹介します。「旭川三平本店」は、平成28年に惜しまれつつも閉店した「味の三平」を、エンフードという会社が継承して、再オープンさせたお店です。

筆者は「味の三平」が神楽にあるころ1度だけ食べに行ったことがあります。「味の三平」は激辛の味噌ラーメンが人気だったお店。その時、筆者も味噌ラーメンを注文しましたが、辛すぎて撃沈。食べきれなかった記憶があります。

photo:都良(TORA)

 

今回「旭川三平本店」に来たのは、その時のリベンジ…ではなくカツ丼がお目当て。

ここのカツ丼は、昭和30年代にあった食堂「亀や」で人気だったカツ丼を再現しているそうです。筆者は「亀や」に行ったことがありませんが、昔懐かしい味のカツ丼なら食べてみたいじゃないですか。

photo:都良(TORA)

 

「亀やのカツ丼」は、タレの色が濃いめ。ほど良い甘さのタレがトンカツやたまごによくしみ込んでいて、ごはんに合いますね。

今回はレギュラーサイズで頂きましたが、ミニサイズもあるのでラーメンと一緒に注文することもできますよ。

店名:旭川三平本店
住所:旭川市1条通7丁目 エンドレス17 1F
電話:0166-85-7080
営業時間:火~土 11:00~21:00 日・祝 11:00~20:00
定休日:月曜日
駐車場:なし

そば処 花の家

photo:都良(TORA)

 

3軒目にご紹介するのは、永山3条14丁目にある「そば処 花の家」です。「そば処 花の家」は、2013年に西武旭川店のB館10階で開業して、その後はフードテラスやイオン旭川駅前店と場所を変えて営業していました。

そして昨年8月4日に「そば処 山乃屋」が閉店した跡で復活オープン。

photo:都良(TORA)

 

永山の「そば処 山乃屋」を利用するのは今回が2度目。前回は「親子丼セット」を頂きましたが、今回は「げそ丼セット」を温かいおそばでチョイス。「親子丼セット」と「げそ丼セット」どちらも950円とリーズナブル。

なお、げそ丼にはお味噌汁付きの単品もありました。

photo:都良(TORA)

 

げそ丼は、旭川の隠れたご当地グルメ。おそば屋さんやラーメン店、食堂など市内のおよそ20店で提供されています。

ひと言でげそ丼と言っても、お店によってさまざまなタイプがありますが、「そば処 花の家」はから揚げタイプで、濃い目のタレがかかっています。これがごはんに合うんですよね。

店名:そば処 花の家
住所:旭川市永山3条14丁目3-1
電話:0166-85-7662
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00
定休日:月曜日
駐車場:あり


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