2024年03月29日
お店で見つけた地元企業の商品。しかも酒のアテになっちゃうかも!? と思うより早く、さっそく購入し晩酌する筆者なのであった。ということで、筆者が呑みながら味わったMADE in 旭川な食品をご紹介。その用途は酒のアテだけにあらず。日々の食卓、旭川土産にもお試しあれ。
市内農業生産法人 谷口農場の品。
「なんばん」は唐辛子のことを指す北海道や東北の方言だ。
つまりは、唐辛子入りの味噌。同社サイトによれば、「マイルドな辛さのおかず味噌です」とのこと。
おかず味噌という位だからゴハンに合いそう。
画像/上 瓶の中身はこんな感じ。程よい粘度のペースト状の味噌の中にはつぶつぶが。これが「なんばん」かな。いや、味噌に含まれる麹かどうかは分からないが、味見してみると同社の言う通り、思いのほか甘い(といっても唐辛子の辛さはそれなりにある)。
この手の品は、どうにも「三升漬け」とイメージがダブってしまい、「辛いっ!!」という先入観が。
まあ、そのおかげもあって、より甘く感じたかもしれない。
いやいや、解説はその位にして、筆者は酒を呑みたいのだよ。そわそわ。
本日は日本酒をひやで。
そのアテにキュウリ。もろきゅうのように「なんばんみそ」を試してみた。
ふむふむ、コレ辛すぎないってところがとても良いね。
キュウリの香味を引き立てるし、同時に酒の旨みを邪魔しない。酒の友となるアテも、味がやたらと辛かったりすると関係は台無しだからね。
うん、これは使えそう。何にって?冷奴やイカ刺しの薬味にも良いかもしれない。
商品のサイトを見てみたら、ああ、たしかに冷奴にもと書いてある(笑)
野菜スティック、焼きナス・揚げナスの薬味、豚汁の薬味、マヨネーズと和えておつまみのディップソースに、おにぎりの具にも良いそうな。
酒のアテじゃないけどオニギリ作ったら最強かも(筆者はおにぎりでも呑めるけどねw)。
姉妹品に、ふきのとうみそ、にんにく味噌(こっちは漢字)がある。ぜひこちらも試したみたい。
価格:562円(税込)
※筆者の購入価格です(小売店、通販サイトによって価格が異なる場合あり)
製造者:株式会社 谷口農場(旭川市東旭川町共栄255番地/TEL0166-34-6699)
旭川では古くから知られる「旭豆」の共成製菓による品。
酒に合いそうな「明太子」の文字。さらに手頃な食べ切りサイズに、つい手が出た次第。
ビールのアテにポリポリと。
お豆はいいね、手軽だから。撮影のために器を使ってるが(ちょっとよそ行きw)、ひとりなら袋のままでも(笑)
それはそうと、明太子っていうからには、辛い!って感じなんだろうか。ほら、くちびるがヒリヒリするような(笑)
・・・と思っていたが、意外にそうでもないなという印象の、最初のひと口。
しかし、咀嚼するうちにじわじわ、じわじわと来るねぇ、辛さが。
明太子というよりは唐辛子的な辛さ。これがひと粒ごとにビールを誘う。
でも、ほんのり甘味もあるね。砂糖コーティングの懐かしく馴染みある食感は、自分の記憶にある旭豆そのものだった。
ぽりぽり、ぽりぽり・・・
素朴な食感は飽きが来ない。
価格:145円(税込)
※筆者の購入価格です(小売店、通販サイトによって価格が異なる場合あり)
製造者:共成製菓株式会社(旭川市宮下通16丁目/TEL0166-23-7181)
これは、いわゆる「おかき」ですな。
同ファームが生産した餅米で作ったものだとか。
ほっかき・・・?
「ほっかいどう」+「おかき」の造語でしょうか。
おかきなので、ほんのりと塩味がついているが、ほかに味付けが。
今回買い求めたのは「ホタテ」味。ほかに「しお」「えびしお」「チーズ」3種のフレーバーがあるそうな。
さっそく味見してみると、ふんわりさくさく食感。パッケージにいろいろと書いてあるが、偽りなし。
ほんのり磯の風味が香り、なかなかに味わい深い。
海のない旭川で作る菓子にホタテとは、なかなかにチャレンジャーでもある。
軽快でカジュアルな食感にはビールかな。
ゴクゴクっ、サクサクっ・・・
悪くないね、おかきで呑むビール。おかきの香味で、ビールの喉越しもひと際フレッシュに。
価格:340円(税込)
※筆者の購入価格です(小売店、通販サイトによって価格が異なる場合あり)
製造者:株式会社中村ファーム(旭川市東鷹栖4線14号/TEL0166-57-2805)
いかがでしたか。
Made in ASAHIKAWAもなかなかの顔ぶれになりました。
呑み方もいろいろありますが、たまにはこんなこだわり方も楽しいものです。
家呑みのおつまみに、皆さんも探してみませんか。
この記事のキュレーター