【ヴォレアス北海道】入れ替え戦中止… 緊急記者会見の全貌をお届け! | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/866今シーズン2位の結果に終わり、V1昇格をかけた入れ替え戦への切符を手にした我らが【ヴォレアス北海道】。しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受け、入れ替え戦がまさかの中止に… 3月10日(火)には緊急記者会見が行なわれました。
2020年03月12日
3月9日(月)、V1リーグ昇格をかけた入れ替え戦が中止となる旨の通知を日本バレーボール機構(Vリーグ機構)より受け、ヴォレアス北海道は直ちに「2019-20V・チャレンジマッチ男子大会の開催を求める緊急要望書」を、旭川市長・鷹栖町長・東川町長・比布町長の連名で同機構へ提出。その2日後となる3月11日(水)の19時50分ごろ、回答書が送られました。
【ヴォレアス北海道】入れ替え戦中止… 緊急記者会見の全貌をお届け! | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/866今シーズン2位の結果に終わり、V1昇格をかけた入れ替え戦への切符を手にした我らが【ヴォレアス北海道】。しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受け、入れ替え戦がまさかの中止に… 3月10日(火)には緊急記者会見が行なわれました。
↑入れ替え戦の中止を受け、3月10日(火)にヴォレアス北海道の緊急記者会見が行なわれました↑
※以下文章は、鷹栖町役場総務企画課にて開示された、『2019-20V・チャレンジマッチ男子大会の開催を求める緊急要望書に対する日本バレーボールリーグ機構からの『御回答書』を引用いたしました
一般社団法人日本バレーボールリーグ機構
代表理事会長 嶋岡 健治
御回答書
2020年3月9日に貴チーム、北海道・旭川バレーボール協会様ならびに、包括連携協定を結ぶ各自治体様より、「2019-20V・チャレンジマッチ男子大会の開催を求める緊急要望書」を拝受致しました。
貴チームがV1昇格を目標に運営スタッフやボランティア、選手、ファンの皆様とバレーボールの振興や地域の活性化に向けて活動をしてきたことについて、敬意を表します。そのような中、今回の新型コロナウイルス感染症に端を発した不測の事態により、大会が開催できなかったことは、誠に無念でなりません。
今回の大会の中止は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けて2月28日(金)にVリーグ機構・緊急理事会を開催し、以下の点を決議し、同日に貴チームも含むVリーグ機構所属の全チームへ通知致しました。
・2019-20V・チャレンジマッチ男子大会は、2020年3月14日(土)、15日(日)に日本製鉄堺体育館にて無観客で開催すること
・大会開催にあたっては規模を大幅に縮小し、最小限度の必要な運営スタッフのみで大会を開催すること
・今後、更なる国内での感染拡大や新たな政府方針が出されるなど情勢に変更があった場合は、本決定を変更する場合があること。また、日本製鉄堺体育館からアリーナの使用禁止が通知された場合や、不測の事態により、大会運営スタッフの稼働ができなくなった場合は、2019-20V・チャレンジマッチ男子大会を中止し、順延は行わず、DIVISION1とDIVISION2の入替は行わないこと
その後、3月6日(金)の段階で、特に関西地区を中心に新型コロナウイルス感染症の全国的な広がりが報道され、スポーツイベント等の自粛に対する社会的要請がさらに強まりました。このような状況を踏まえ、選手や役員の移動に伴うリスクが増大していることや、選手も役員も正常な状態で大会の運営と試合に臨めないことを考慮し、先の緊急理事会での決議に従い、代表理事会長判断により、大会の中止を決定しました。
なお、同日に貴チームに通知し、9日(月)にVリーグ機構所属の全チームへ通知致しました。
3月6日(金)の中止の結論を下す過程で、会場の変更や日程の延期についても検討しましたが、日本製鉄堺体育館をはじめ、多くの公共施設が新型コロナウイルス感染症の蔓延により、休館や利用の自粛をしている点や、自治体からの通知により急遽使用の可否が変更になるリスクが高い点から、困難であると判断しました。加えて、日程の延期についても検討しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響がいつまで及ぶか先行きが不透明な点、公益財団法人日本バレーボール協会主催の令和元年度全日本選手権大会 ファイナルラウンドも中止をした点、4月以降の戦力の維持が担保できない点、緊急時対策規程の「第6条 〔再試合の検討〕不可抗力により公式試合の中止を決定した場合は、原則として大会開催要項に定める大会開催期間内に再試合を行なう」と定めている点などから総合的に判断し、3月中ならびに4月以降の延期についても、現実的ではないと判断しました。
上記を踏まえ、下記の通り回答いたします。
【要望項目への回答】
1.緊急時対策規程7条4項に基づいた大会打ち切りを撤回し、2019-20V・チャレンジマッチ男子を延期すること
回答:上記の理由より、延期できかねます。
2.開催時期は3月~5月を予定し、3月は無観客試合も想定すること
回答:「1.」と同様です。
3.新型コロナウイルス収束等、大会の開催が可能となった場合には、緊急時対策規程7条3項に基づき、V・チャレンジマッチを開催すること
回答:「1.」と同様です。
補足:本規程で定めるところは、有事の事態におけるV・チャレンジマッチの開催に関して、V・レギュラーラウンドが大会成立したかどうかを判断する条件であり、大会は成立し、V・チャレンジマッチの開催自体は、理事会で認められております。また、本規程は、中止を撤回もしくは延期等を担保するためのものではございません。
4.上記の対応が困難な場合は、ヴォレアス北海道をV1の11番目のチームとする特例措置を設けること
回答:特例措置を設けるか否かについて、リーグ編成に係る重要な事項のため、理事会で審議するためには、特段の合理的な理由が必要となります。そのため、理事会にて議論を行うに足る特段の合理的な理由をご提示いただきます様、お願い致します。
以上
この記事のキュレーター