旭川が誇る豊富な自然、これまで培ってきた歴史と文化、ものづくりの技術など、地域が持つたくさんの魅力を皆さんに体験してもらいました。
2024年12月09日
10/21~25にかけて、21か国23のデザイン都市から48人が旭川に集まり、創造的な都市づくりや連携強化を図る会議を開催しました。会議や交流の様子を紹介します。 【詳細】2024UCCNデザイン都市旭川会議開催実行委員会 65・7047
旭川が誇る豊富な自然、これまで培ってきた歴史と文化、ものづくりの技術など、地域が持つたくさんの魅力を皆さんに体験してもらいました。
創造的・文化的な産業によって、国際的な連携・相互交流を行うネットワーク。現在、350都市が加盟し、文学、映画、音楽、クラフト&フォークアート、メディアアート、食文化、デザインの7分野に分類されます。旭川市は2019年にデザイン分野で加盟認定を受けました。
※「体験型の見学会」のことで、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾け、参加者が現地での体験などを通じて、理解を深めていくものです。
旭川家具の美しいデザインに触れる
旭川のものづくりの技術を学ぶ
上川神社で旭川の朝食を味わう
デザインへの理解・関心を深めていただくため、トークセッションや展示等を実施しました。
藤本壮介「ASAHIKAWA FOREST」ミケーレ・デ・ルッキ「LEAVEITBE」
トークセッション「世界から見た旭川の未来と可能性」
トークセッション「未来をつくるデザインの役割」
The Four Seasons in Asahikawa,Japan
デザイン都市パネル展
約170人の高校生・大学生の協力を得て、茶道・書道の日本文化体験、探究活動の発表、市内散策の通訳ガイドなどのプログラムを実施。会議参加者とコミュニケーションを図りました。
日本文化を体験(茶道)
日本文化を体験(書道)
北彩都ガーデンから買物公園を案内
日頃の探究活動の成果を発表
会議では、共創プロジェクトに関する意見交換や、各都市の取組み事例の紹介を行いました。
また、旭川市から「デザイン都市旭川宣言」を提唱し、デザインの力で自然と社会の調和を図り、持続可能で幸せな未来を創るため、ネットワークで連携して取り組んでいくことが合意されました。
共創プロジェクトの意見交換
デザイン都市旭川宣言の発表
各都市の皆さんと一緒に
これからデザインに求められる重要な機能は、自然と社会の調和を促進することです。そのためには、まず自然を知ることから始めなければなりません。スピードや力強さのみを誇るのではなく、柔軟性や多様性を大切にする社会をデザインする上で、自然は実に多くのことを教えてくれます。私たちはデザインの力で持続可能で幸せな未来を創ることが可能であると信じています。
この記事のキュレーター
江丹別の森で植樹体験