2020年03月23日
居酒屋。やってるのは夜と、普通は思うもの。だが、日中に暖簾を出し、ランチメニューを提供している店がある。まだ日の高い時間帯に、ちょっと非日常的な雰囲気でお昼ごはんが味わえる、筆者もお気に入りのお店を紹介させていただく。 ※以下の画像はすべて筆者撮影
ふらりーとの人気居酒屋。夜は、名物カレイちょうちん揚げや旬の料理などでおもてなし。
ランチタイムは近所のサラリーマンをはじめ常連で店内は賑わう。
入り口前に看板(矢印)が出ていればランチ営業中の合図。看板は、概ね正午少し前から置かれる。
数量限定ゆえ、売り切れ必至。12:30には看板が下がる(終わったよの合図)ことが多いので、お昼はここでと思うなら早めに出かけることが望ましい。
同店のランチは、600円のおまかせ定食1品のみ。
黙って座ればすぐに出てくる、おかず(日替わり)にご飯、そしてうどんが付くのが味よしスタイル。
小さいが冷奴など副菜も添えられているので、食べ応えは十分。
同店をよく利用せてもらっている筆者。
何を食べたい、というより、何が食べられるかその日のお楽しみ、というのが面白い。
メインのおかずは、その日の分をまとめて焼いたり揚げたりして調理し、取り置いてる。ゆえに必ずしも熱々をいただけるという訳ではないのだが、手間を省いた分、料理が早く出てくるというなら文句はない。昼休みの短い客には、これがありがたいはず。
店名:味よし喰楽部
住所:旭川市5条通7丁目5・7小路ふらりーと内
電話:0166-25-4427
営業時間:17:00~23:00
定休日:不定休
駐車場:なし
人気の日本酒バー「小町バル」として知られる店舗で、日中は、グループ店「おしょくじはっち」が主にランチメニューを提供する。
※16:00以降は、「のらくら小町バル」が営業する
メニューは、定番のキーマカレー(600円)と、メイン料理が選べる週替わり定食(700円)。
以下は筆者が頂いた料理一例。
家庭的なメニューの多いところが気に入っている。
これで700円は値ごろ感まずまずといったところか。
週替わり定食は、メインを2品選んで1000円というオーダーも可。
メンチカツ
小鉢・味噌汁付き 700円
キーマカレー
サラダ付き 600円
中身とろとろの味付け卵が載っている
食後のアイスコーヒー 100円
上記のほかに
・お持ち帰り お弁当 700円
・同 キーマカレー 600円
ドリンク(食事の方のみ)
・生ビール 300円
・アイスコーヒー、ウーロン茶 100円
店名:おしょくじはっち
住所:旭川市2条通8丁目
電話:0166-74-3339
営業時間:11:00~14:30(ラストオーダー14:00)
定休日:土曜、日曜、祝日
駐車場:なし
※16:00からは「のらくら小町バル」として同一店舗内で営業
5条買物公園に昨秋開店した店。
経験豊富な店主の料理に早くも多くのファンが定着した様子。酒の品揃えも良い。
以前は午後2時開店で、食事メニューも提供していたが、先頃、営業時間を変更し正午開店に。
昼休みの時間が決まっている会社勤めの方も利用しやすくなった。
昼定食は正午から14:00まで(注文は13:30までに)となっている。
メニューは一定のラインナップから選べる。椀ものと副菜がついて880円。
名寄ひまわりポークの生姜焼き
カレイのおろし煮
中札内とりのタレ焼き
いずれも洗練された味つけで美味。箸がすすむ。
ちょっと注目したいのは、すべての料理に付く椀だ。
味噌汁なんぞちょっと添えておくだけでいいと言わんばかりに、簡素なものを出す店が多い中、同店の味噌汁は逸品だ。
出汁香るおつゆが、さっと煮た野菜の風味を引き立てる。こういうところで料理人の品格が分かる。
店名:まんまる まほろ
住所:旭川市5条通8丁目
電話:0166-56-8415
営業時間:12:00~14:00・15:30~21:00ラストオーダー
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
駐車場:なし
気軽に利用できるランチタイムは、気になっていた居酒屋の下見にも役立つ。店の雰囲気を体感できるのは勿論、頼めば夜のグランドメニューも見せてもらえるというメリットも。
居酒屋でしょ。お酒とか頼まなきゃいけないのかな。
そんな心配を抱くお方もいるかもしれないが、いやいや、そんな必要はない。
一般的に、居酒屋のランチタイムは、ランチメニューだけを注文すればよい。居酒屋によくあるお通し代もかからない(※少なくとも今回掲載の店はそうです)。
この記事のキュレーター
鶏ももすき焼き風
小鉢・味噌汁付き 700円