2025年05月26日

もなかやおやき!懐かしさを感じる昔ながらの手作りスイーツ3品

5月30日から「あさひかわ菓子博 2025」が開催されますね。地元旭川を応援したい筆者は、旭川の菓子業界が盛り上がることを願いながら、街の小さな菓子店を応援します。今回はもなかとおやきのお店です。


フラワー菓子舗

photo:都良(TORA)

 

最近、天気の良い日には銀座商店街やJR旭川四条駅高架下の17丁目オール商店街辺りを、ぶらりと散策しています。ずっと旭川に住んでいますが、意外と知らないお店が多いんですよ。

この日、伺ったのは銀座商店街にある「フラワー菓子舗」です。「フラワー菓子舗」は昭和16(1941)年に創業した老舗のお菓子屋さん。

「フラワー菓子舗」を代表するお商品は知っていましたが、お店を訪れるのはこの時が初めてです。

photo:都良(TORA)

 

昭和40年代には2階でパーラーも営業していたそうですが、現在は1階の菓子店舗のみ。
お店に入ると、ご年配の奥様がお一人で店番をされていました。

商品は豊岡にある工場で、ご主人が作っておられるとか。

photo:都良(TORA)

 

購入したのは旭川名物「屯田もなか 120円」と「たんば栗 200円」「そば饅頭 120円」。

「フラワー菓子舗」といえば、創業から作り続けている「屯田もなか」が有名です。
筆者も含め中高年以上の旭川市民なら、1度は食べたことがあるのではないでしょうか。

屯田兵の家屋をした皮の中には、やさしい甘さの粒あんがぎっしりと詰まっていて昔懐かしい味がします。

店名:フラワー菓子舗
住所:旭川市4条通15丁目右1
電話:0166-23-4910
営業時間:9:30~17:00
定休日:日曜日

あさひ屋菓子舗

photo:都良(TORA)

 

豊岡4条6丁目にある「あさひ屋菓子舗」は、創業40年のおやきとクレープのお店です。

なかでもおやきは注文すると、その場で焼いてくれ出来立てほやほやが味わえます。

焼いている間も気さくに話しかけてくれる店主とのおしゃべりが、楽しくて待っている時間が苦になりません。

photo:都良(TORA)

 

おやきは種類が豊富で、あんやクリームといった定番の他、ハムやベーコン、ソーセージ、チーズなどが入ったちょっと変わったものもあります。

この日は「あん 190円」「白あん 190円」「チョコクリーム 190円」「クリーム 190円」「ヤングマン 350円」「マッチョマン 330円」の6個を購入しました。

なお、どれがどの商品かわかるように、1個1個ご主人がマジックで袋に手書きしてくれます。

photo:都良(TORA)

 

ネーミングがユニークな「ヤングマン」は、中にハンバーグとケチャップが入っています。

スイーツというより惣菜系のおやきですね。

「マッチョマン」は、中にソーセージが2本とマヨネーズが入っていました。どちらも大きくて食べ応え十分。

ほんのり甘いおやきの皮とハンバーグやソーセージ、ケチャップやマヨネーズの味が意外に合っています。

店名:あさひ屋菓子舗
住所:旭川市豊岡4条6丁目6-9
電話:0166-34-6069
営業時間:10:30~16:30
定休日:火曜日・水曜日
駐車場:あり

わがままじぃじぃ

photo:都良(TORA)

 

「わがままじぃじぃ」という、ちょっと変わった名前のお店があるのは永山町14丁目。

国道39号を当麻に向かって車を走らせると、左手に「営業中」や「ソフトクリーム」と書かれたのぼりが立っていて、その奥にあるプレハブ小屋がお店です。

photo:都良(TORA)

 

「わがままじぃじぃ」は、ソフトクリームやフライドポテト、ポップコーン、おやきなどを提供するお店です。冬にはソフトクリームの代わりにお汁粉が登場します。

人気なのは江丹別の伊勢ファームのミックスを使ったソフトクリームです。

photo:都良(TORA)

 

この日は2時間ほど歩いた後に立ち寄ったので、糖分とカフェインの補給でおやきとホットコーヒーを注文。
コーヒーは、注文してから淹れてくれました。

おやきは、焼き立てではありませんが保温ケースに入っているので、ちょうど良い温かさ。初めて「わがままじぃじぃ」のおやきを食べましたが、なんだか懐かしい味がします。

店名:わがままじぃじぃ
住所:旭川市永山町14丁目
電話:0166-48-4732
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
駐車場:あり


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フリーのWEBライター。