2020年05月09日
旭川市内を歩いていると、時には「あれっ!なんでこんなところにこんな物が!?」と思わず驚いてしまうものを見かけることがあります。今回は様々なところにある変わった乗り物や看板を、5つ紹介しますね。最後にはパート1で紹介した【自由の女神】の謎も明らかに!?
まず初めに紹介するのは、東旭川公民館の入り口から左側に置かれている電車です。
説明看板によると、これはモハ1000系と呼ばれる形式の車両で、旭川電気軌道株式会社が所有していたものだそう。
かつて実際に市電として旭川4条から旭山公園まで(あるいは旭川4条から東川町まで)を走行していたようです。
この展示車両の中には入ることはできませんが、【窓から内部を覗く】ことができ、床やドアなどの木を中心とした内装に、当時の雰囲気を感じることができます。
車掌室(?)部分には、1970年12月15日に改正された、【運賃表ボード】もありました。
さらには、ホーム部分には車両の説明看板のほか、『役場前』と書かれた駅名板も設置されています。ここに展示されているということは、当時はこのあたりに駅があったということでしょうか。
旭川の市電の歴史はこちらでチェック!↓
旭川ができて130年! 旭川の歴史を振り返ろう【②昭和初期~中期編】 | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/890?page=1#outline12020年の今年は、旭川という地域ができて130年の節目です。そこで3日間連続で旭川の歴史を振り返る記事をアップします♪ パート2となる今回は昭和初期から中期編をお届け! 知れば知るほど、このまちをもっと好きになれるはず!
出典:asatan
永山の道道140号沿いにある建物の上にまさかの自動車が!
近所の方の噂によると、20年以上も前から屋根の上に乗っているそうで、所有者の方はこの地で金物を扱う仕事していたのだとか。
金属のリサイクルもやっており、時には【使われなくなった自動車】が手に入ることも。その内のひとつが、このレトロな自動車だったのだそう。
おそらく店主がお店のシンボルとして、目立つように自動車を屋根の上に乗せた、という説がささやかれています。
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続いて紹介するのは、東光2条~5条10丁目あたりの通りにある看板です。写真で見てわかる通り、「あいさつ通り・こんにちは」と、可愛らしい文字が並んでいますね。
『あいさつ通り』という名前は町内会で決めたこの道の【愛称】だそう。辺りは住宅街で、この通りを通学路にする子どもも多かったため、"積極的に挨拶をして声を掛け合おう"などの思いからこの名前になったのだとか。
この看板は通りの各所に約10枚ほど設置されています。「こんにちは」と書かれた【裏側】には「おはよう」と書かれているのもほほえましいですね。
町内全体で"子どもを守ろう"という積極的な気持ちが現れていて、温かな気持ちになることができます。
ちなみにこの通りは一切電信柱がないため、景観も素敵♪
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こちらの馬車があるのは、豊岡の洋菓子店パティスリー ダンデリオンの店舗前。
ダンデリオンは、【おとぎ話に出てくるお城】の様な可愛いたたずまいをしていることから、おそらくこれはかぼちゃの馬車をイメージしたモニュメントのようですね。
店前の通りからは車輪が塀に隠れてしまうからか、これが馬車だと【気付かない人も多い】のだそう。
こだわりの洋菓子を買いに行った際には、忘れずチェックしてみて♪
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建物がほとんどない田畑が広がるエリア 東旭川町共栄32付近を通ると、やや大きめの看板が出現します。
「田園より大雪山連峰を望み 散策を楽しもう」と書かれています。
この文章、”田園よりも大雪山を見て”という意味なのか、”田園から大雪山を見て”という意味なのか、そもそも、誰が、何のために設置したのかも【不明】。
私個人としては(時期によりますが)田園も素敵な風景のひとつでもありますから、”近くだけではなく遠いところにも素晴らしい景色が広がっているんだよ”と、【少し深い意味】が込められた看板に感じられました。
皆さんはこの看板の意味、どのようにとらえますか?
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パート1で紹介した、東光のカフェレストラン『氷点』の前に突如出現した自由の女神の謎が、ついに明らかに!
パート1の記事はこちら!↓
【住宅街に自由の女神像?】旭川で見つけたこんなところにこんなモノ | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/1007?page=1#outline0旭川市内を歩いていると、時には「あれっ!なんでこんなところにこんな物が!?」と思わず驚いてしまうものを見かけることがあります。今回は看板も含め、キュート系からホラー系まで様々に、5つ紹介しますね。
とある常連客の話によると、こちらの像はマスターの所有物なんだとか。
そもそも自由の女神の正式名称は世界を照らす自由。右手でたいまつを掲げている姿が印象的ですよね。
マスターはこれになぞらえて、「昨今は様々な問題による暗い世の中。少しでも地域を明るく照らすきっかけになれば」との思いから、女神像を店の前に置くようになったのだそう。
像の大きさはおよそ3.3m。【フォトジェニック】な写真が撮れること間違いなしなので、近くに寄った際には忘れずチェックを♪
今回は「あれっ!なんでこんなところにこんな物が!?」と思わず驚いてしまう乗り物や看板を5つ紹介しました。
なかには心が温かくなるものや、歴史を感じさせてくれるものもありましたね。
皆さんのお気に入りは見つけられましたか? 気になったものがあればぜひ足を運んで、間近で見てみることをおすすめします♪
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