2020年08月21日
知っていましたか?北海道で冷やしラーメンと呼ぶ料理は、関東では冷やし中華、関西では冷麺と呼ばれていることを。内地で冷やしラーメンというと、普通のラーメン丼に入った冷たいスープのラーメンのことなんです。
新富2条1丁目の国道40号線と国道39号線を結ぶ道路と流通団地通りの交差点にあるラーメン店「中華そば 富いち」。以前、こぐまチェーンの旭川ラーメンがあった場所に昨年春に開店しました。
旭川は、今までいくつもの市外、道外のラーメンチェーン店が開店しましたが、ほとんどが閉店しているぐらいに、市民の旭川ラーメン愛が強い街。そんな状況で中華そばの看板をあげて頑張ってますね。
「中華そば 富いち」の冷たいラーメンは、夏限定・数量限定の「冷たい貝塩ラーメン」。
店内に貼られたPOPによると、アサリやシジミを使用して、鶏清湯スープの旨味をプラスしたスープとのこと。
中華そば 富いちの「冷たい貝塩ラーメン」は、溶けてもスープが薄まらないようにスープを凍らせた氷が入っているみたいですね。なかなかの気遣い。トッピングのカラフルな小さな丸い玉は、店員さんにお聞きすると「あられ」だそうです。
貝の風味が濃厚でおいしいのですが、スープが冷たいと少し生臭く感じるかも。しかし、味はかなりおいしいので、このスープで熱いラーメンが食べてみたいな。
店名:中華そば 富いち
住所:旭川市新富2条1丁目14-15
電話:0166-33-1425
営業時間:11:00~21:00
定休日:水曜日
駐車場:あり
「らーめん道場 羅漢」があるのは、緑町23丁目のイオン旭川西店の向かい側。昔は、イオンの中に、ラーメン店が数店入るらーめん村的なコーナーがあって、こんな場所で営業していて大丈夫かいなって、勝手に思っていましたが開店から10年以上。人気店として生き残っていますね。
「らーめん道場 羅漢」に来ると、いつもは山わさびの爽やかな辛さが効いた「ワサビ正油ラーメン」を食べるのですが、冷たいらーめんがあるとの情報を得て、行ってきました。注文したのは「ひやしみそ780円」。
実は、「北海道の冷やしラーメン(内地での冷やし中華や冷麺)は別な料理として、ラーメンは熱々で食べるもの。冷たくするならラーメンを食べなきゃいいじゃん」って思っていましたが、その認識が変わりました。
この冷たいラーメンはアリです。もちろん冬でもも食べたいとは思いませんが、暑い日にはおすすめの1杯です。
店名:らーめん道場 羅漢
住所:旭川市緑町23丁目2196-274
電話:0166-53-5858
営業時間:11:00~15:00、17:00~19:30
定休日:水曜日
駐車場:あり
神楽岡8条2丁目の通称プラタナス通りにある「喰処 はるかぜ」。メニューを見るとラーメンがメインのようですが、手作りでおいしい定食もあります。営業時間は、夜8時までですが、おつまみやお酒もあって、飲んだ後の〆ラーメンも楽しめるかも。
asatanの記事にはしていませんが、実は数か月前に熱いラーメンを食べ行って、その時に冷たいラーメンもあるのは確認済み。通常のメニュー表には書かれてなくて、某フリーペーパーの広告データを印刷してラミネート加工したものが、各テーブルに置かれています。この使い方、賢いかも。
「喰処 はるかぜ」の夏限定「冷たい醤油ラーメン麻辣醤添え」は、よく見るとスープに氷が浮かんでいますが、一見普通の熱い醤油ラーメン。
これなら熱いスープでいいじゃんって思いましたが、一口食べて驚愕。冷たいのに醤油ラーメン、しかもかなりおいしいんです。
半分ぐらい食べ進んだところで、自家製だという麻辣醤(マーラージャン)を加えてみましたが、これまた絶品!
この麻辣醤を熱いみそラーメンに入れて食べたいな。
店名:喰処 はるかぜ
住所:旭川市神楽岡8条2丁目1-17
電話:0166-66-4877
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休日:火曜日・日曜日
駐車場:あり
今回は、北海道で言うところの冷やしラーメンじゃない、冷たいラーメンを3つご紹介しました。普通のラーメンなのにスープが冷たいってどうなの?って思っていましたが、いずれのお店のラーメンもかなりの美味。夏バテで食欲がないって人は、冷たいラーメンを食べてみては?
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