2021年01月19日

市民なら誰でも知っている【旭川】で昔から親しまれているお菓子|その2

旭川で昔から親しまれているお菓子として、前回は「旭豆」「壺もなか」「ビタミンカステーラ」の3つの商品をご紹介しました。今回は第2弾として、さらに3商品を選んでみました。


市民なら誰でも知っている【旭川】で昔から親しまれているお菓子 | asatan

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旭川では古くからお菓子づくりが盛んでした。そんな旭川で昔から親しまれているお菓子「旭豆」「壺もなか」「ビタミンカステーラ」の3商品を紹介します。

まるきた焼き【菓子処 まるきた】

 

人気コミック「ゴールデンカムイ」で知る若い人も多いかもしれませんが、北鎮部隊と呼ばれた旧日本陸軍第七師団が旭川に移駐したのが明治34年です。「菓子処 まるきた」の創業は、その2年後の明治36年です。

この「菓子処 まるきた」で、昔ながらの人気商品が「中華まんじゅう」。

 

昔はお葬式や法事の引き出物でもらうことが多かったので、葬式まんじゅうなんて言っていた「中華まんじゅう」。木や紙の化粧箱に並べて入っていましたが、最近はあまりお目にかからなくなりましたね。

 

パッケージに「元祖中華まんじゅう」と書かれた「まるきた焼き」。

子供の頃に食べていた中華よりかなり小さくなった感じがしますね。中の餡子ももっとぎっちり詰まっていたような。とは言え、一人で食べるなら、このぐらいの大きさがちょうどいいですね。

今回、この「まるきた焼き」を買ったのは、JR旭川駅の中にあるお土産ショップ「AMO BASE」です。「AMO BASE」には、他にも北海道や旭川の特産品・名産品が並んでいますよ。

店舗:AMO・BASE
住所:旭川市宮下通8丁目3 JR旭川駅構内
電話:0166-22-3770
営業時間:7:00~20:00
駐車場:なし

かりんとう【北かり 旭川本店】

 

今や「北かり」の名前の方がすっかり定着した三葉製菓の創業は昭和6年だそうです。

スーパーやコンビニでもかりんとうは売っていますが、「北かり」のかりんとうは、北海道産の小麦粉やビート糖など素材にこだわって造られている素朴な美味しさが特徴。

 

永山3条4丁目の本店にはさまざまなタイプのかりんとうが並んでいますが、目についたのがこの「昔ながらの硬いかりんとうです」の文字!

そう言えば、昔のかりんとうって今のより大きくてかなり硬かったよね。

 

迂闊にかじりつくと、歯が折れるんじゃないかと思うほど硬くて懐かしい!

これが懐かしいと思う年代は、自分みたいにすでに歯が弱っている可能性があるので、食べる時に注意が必要だけど、柔らかいものばかり食べてる今時の子供たちに、是非とも食べさせたいお菓子ですね。

店名:北かり 旭川本店
住所:旭川市永山3条4丁目1-5
電話:0166-48-2144
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始
駐車場:あり

あずチャンかぼチャン【ロバ菓子司】

 

「TheSun蔵人」「ヴィバ・ロバ」「ロテル・ド・北倶楽部」と3つのブランドを展開するロバ菓子司は昭和24年の創業。昔、親戚のおじさんが勤めていたこともあって、個人的に親しみのあるお菓子屋さんです。

今回は、神楽岡のプラタナス通りにある「TheSun蔵人」に行ってきました。

こちらで紹介するのは、昭和52年の発売以来人気の「あずちゃんかぼちゃん」

 

「あずちゃんかぼちゃん」には、それぞれ4個ずつの8個が箱詰めされた商品とバラ売り、そしてこの3つセットがありました。価格は税込み387円と、これちょっとしたお土産にいい感じですね。

 

数年ぶりに頂きましたが、しっとりとしたバター風味のカステラに中のあんが最高の組み合わせ。家庭で使っているようなアルミ箔に包まれているのも昔のままで懐かしいですね。

店名:The Sun 蔵人 本店
住所:旭川市神楽岡8条1丁目1-9
電話:0166-66-3961
営業時間:8:00~19:00
定休日:無休
駐車場:あり

まとめ

市民なら誰でも知っている【旭川】で昔から親しまれているお菓子の第2弾として、今回は元祖中華まんじゅうの「まるきた焼き」、昔ながらの硬い「ジャンボかりんとう」、ネーミングとパッケージのイラストが可愛い「あずちゃんかぼちゃん」をご紹介しました。たまに食べると懐かしくて美味しいですよ。


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フリーのWEBライター。