旭豆【旭豆総本舗共成製菓】
「旭豆」が誕生したのは明治35年。以来、100年以上も市民に親しまれています。日持ちすることと手ごろなお値段から、旭川を訪れた観光客のお土産としても人気ですよね。
自分が最後に「旭豆」を食べたのは、いったい何年前なんでしょうか?たぶん数十年ぶり。
今では、ハッカや黒糖、ワイン、海苔といったさまざまな味の旭豆が登場していますが、昔ながらの素朴な味は一粒口の中に入れると懐かしい気持ちになれますね。
旭豆は、味だけでなく、パッケージもいろいろなタイプが増えています。子供の頃は、家に旭豆の空いた缶があって、何を入れていたのかは忘れましたが使っていましたね。
今は缶入り、箱入り、袋入り、そしてフェルト生地の化粧袋入りと並んでいますが、アイヌの女性が描かれたデザインは昔のままですね。まさに北海道のお土産の定番商品。
「道の駅あさひかわ」や「JR旭川駅」「旭川空港」「旭山動物園」など、観光客が立ち寄る主要な場所で販売されているので、「あっ!懐かしい」と思った人は、ぜひ買って食べてくださいね。
施設:道の駅あさひかわ
住所:旭川市神楽4条6丁目1−12
電話:0166-61-2283
営業時間:9:00-19:00
定休日:年末・年始
駐車場:あり
壺もなか【壺屋総本店】
旭川を代表する老舗菓子店「壺屋総本店」が、昭和8年に創業5周年の記念として発売したのが「壺もなか」。80年以上もの間、製法を変えずに自家製の餡で作られています。
正直、自分で食べるために買うことはあまりありませんが、ちょっとした手土産や贈り物として選ぶと喜ばれますよね。
「壺もなか」には、大納言小豆と白隠元の2種類の餡がありますが、どちらも上品な甘さで皮はパリパリ。
壺屋総本店には、壺もなかの他にも「き花」や「雑木林」「氷点」など人気のお菓子がたくさん。お店に行くと何を買おうか迷ってしまいますよね。
今回、壺もなかを購入したのは、南6通にある「き花の杜」。壺屋で人気の「き花」の工場がありガラス越しに見学できる他、CAFE 文欒(ぶんらん)では、季節のデザートなどが味わえます。
施設:き花の杜
住所:旭川市南6条通19
電話:0166-39-1600
営業時間:9:30~19:00
定休日:不定休
駐車場:あり
ビタミンカステーラ【高橋製菓】
子供の頃のおやつの定番だったのが高橋製菓の「ビタミンカステーラ」。あまりに身近にありすぎて、大人になるまで地元旭川で作られてことを知りませんでした。
「ビタミンカステーラ」が誕生したのは大正10年ですが、現在の形になったのは昭和30年代前半だそうです。
昔ながらのデザインのパッケージには、「第十五回全国菓子大博覧会 総裁賞受賞」の文字が書かれています。
栄養が摂れるようにと、当時学校給食に使われていたビタミンB1とB2を入れたのが名前の由来。また、日持ちを良くするために小麦粉を増やして、卵や砂糖を減らしたため水分量が少なくなっています。
そのため、食べると口の中の水分が全部持っていかれる感じ。ビタミンカステーラを食べる時には牛乳はマストアイテムです。
市内のスーパーやコンビニなどでも販売されている「ビタミンカステーラ」ですが、道の駅やJR旭川駅構内にある「旭川観光物産情報センター」の売店などでも購入できます。
旭川観光物産情報センターでは、高橋製菓を代表する銘菓「氷点下41℃」と一緒に並べられていました。
施設:旭川観光物産情報センター
住所:旭川市宮下通8丁目3番1号 (JR旭川駅東コンコース)
電話:0166-26-6665
営業時間:6月~9月8:30~19:00 10月~5月 9:00~19:00
定休日:年末年始(12月31日~1月2日)
駐車場:なし
まとめ
いかがでしたか?「懐かしいなぁ}「そう言えばしばらく食べていないな」なんて思ったのではないでしょうか。そんな自分も3商品とも数年ぶりに食べました。皆さんも子供の頃を思い出しながら食べませんか。
フリーのWEBライター。