今年の旭川は雪が多いですね!
除雪に追われ、うんざりしている方も多いのではないでしょうか。
雪は見た目以上に重いもの。
除雪も毎日のように続くと、腰痛になる人も増えてきます。
それも、かなりの量を運ぶのですから、普段から腰痛になりやすい方や、ご年配の方には重労働です。
旭川の冬は、雪だけではなく厳しい寒さもあることから、道は凍って歩きにくくなり、転倒して骨折することもあります。
こうした環境下では、外を歩くのも億劫になり、運動をする機会も減ってきます。
運動不足になると体の血流が悪くなったり、筋力も低下するため、腰痛にもなりやすくなります。
【特異的腰痛と非特異的腰痛】
腰痛には、骨折や病気など、診察や画像検査で原因が分かる「特異的腰痛」と、原因の分からない「非特異的腰痛」と呼ばれるものがあります。
特異的腰痛は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、脊椎腫瘍などの整形外科の病気のほか、泌尿器科や婦人科などのさまざまな病気が原因になることがあります。
非特異的腰痛は原因がはっきりと分からないもので、腰痛の85%が非特異的腰痛といわれています。
ぎっくり腰も、レントゲンなどの画像検査では原因となる箇所が特定できない非特異的腰痛です。
姿勢が悪いことや運動不足、精神的なストレスが原因と考えられています。
【足もみで腰痛を改善しよう】
■胸椎・腰椎・仙骨・尾骨・股関節
病気や怪我などが原因ではない腰痛の場合、足もみで痛みを改善できることがあります。
足の側面(内側面)に、足のアーチを作っている骨に沿って胸椎(54番)、腰椎(55番)、仙骨(56番)と並んでいますが、反射区は骨のすぐ下に溝状に凹んでいる部分で、番号順に流すように押して行くと効果的です。
かかとの骨の末端に、尾骨の反射区(57番・58番)があります。
反射区は、かかとの内側、外側、裏側まで広がっているので、まんべんなく揉みます。
また、腰とともに痛めやすい股関節の反射区を揉むのも効果があります。
くるぶしの下の窪んだところで、足の内側と外側の両方(38番)にあります。
腰回りの反射区は、足首〜踵辺りに集まっているので、足首を良く回したり、踵の周りを良く揉むのもお勧めです。
足首や膝などの関節部分や、膝から下の部分は老廃物が詰まりやすく、ふくらはぎがパンパンに張ってしまったり、むくんでしまうこともあります。
腰痛の方の足を揉むと、膝の裏やふくらはぎが硬いことが多いです。
膝上までマッサージすると足の疲れも取れるので、ぜひ試してみてください。
老廃物があって硬くなっているところは、自分で揉んでもかなり痛いことがありますが、ゆっくりしっかり揉んでいくと、反射区と相対するところが楽になってきます。
セルフケアの良いところは、時間と場所を問わないところです。自分で出来るようになれば、お金もかかりません。
また、普段から足を揉む習慣をつけることで、腰痛になりにくい体にもなります。
足から始められる健康法を、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
■足もみをする時の注意点
・食後一時間は避けてください。
・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。
・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。
・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。
※効果・効能については個人差があります。
※毎日のセルフケアプラス、週に一度のプロによるチェックが最適です。
※ご質問、ご相談はお近くの若石プロのお店、または「国際若石メソッドスクール」へお問合せ下さい。
(https://www.jakuseki.com/salon-pro.html)
PEONY若石足療