2021年07月01日
食べて病みつき。辛味噌好きの方なら分かる、時ところ構わず無性に食べたくなるあの感覚。ということで、まちなかで急に発作(笑)が起きても困らないよう、筆者もリピートしている3店の辛味噌ラーメンをご紹介。食べやすい中辛レベルを揃えています。
店内は黒基調のインテリアが施されたクールなムード。暑い日に空調の効いた中で食べるあつあつの辛いラーメンは格別だ。
そのクールな空気感の中、照明が効いてラーメンが旨そうに浮かび上がる。
ふわりと白髪ねぎ、その上に針唐辛子が天盛りになって、辛いラーメンのイメージをスマートに演出している。この垢抜けた感も山頭火らしいところ。
おつゆはさらりと心地よい口馴染み。
香辛料がとんこつの旨味を引き出していて辛いけど甘い?と感じる瞬間、しっかりした旨味に絡んだ辛味も冴える。そんなふうに辛いと旨いを兼ね備えたおつゆは、とても味わい深い。
そんな旨辛なおつゆが麺にからめば、喉越しは刺激的、かつ、爽快だ。これぞラーメンを食べる喜びというやつだ。するすると食べ進めば、いつの間にか汗もうっすらと。
ちなみに、むっちり食感のチャーシューは筆者のお気に入り。おつゆが馴染めばこれまた旨い。
店名:らーめん山頭火 旭川本店
住所:旭川市1条通8丁目MANNY BLD 1F
電話:0166-27-9525
営業時間:11:00~22:30
定休日:不定休
駐車場:なし
今は影も形もない西武旭川店の中で営業してた店。その頃から通い続けているファンも多い。筆者も時々おじゃまして、庶民的な食堂グルメを味わったものだ。
が、今さらながらメニューにふと発見した辛いラーメン。昔からあったかなぁと思いつつ大歓迎なので即注文。
商品名:ピリ辛みそラーメン(690円)
小さめに刻んだ野菜が盛り込んであるのが同店の味噌ラーメン。そんなスタイルが好みなのだが、ピリ辛になってもそれは変わらずで安心。
違うのは、おつゆの風合い。これは堪能できそうだ。
ラー油がちらちらと輝くおつゆ。
味わってみればピリ辛以前に塩っけが強め。これに混ざり込んだ唐辛子のダイレクトな辛さがピリピリ刺激的。そんな具合の辛さだ。まさにピリ辛とはこれのことでしょうか。
そんな辛さに、柔らかめなもっちり麺がよく合うね。小さな野菜片やひき肉が混ざり合ったこの複雑味が、唐辛子のダイレクトな辛さを緩和し、食べやすくしてくれている。嫌いじゃないな、大いに。
店名:駅ナカ食堂 なの花
住所:旭川市宮下通8丁目 JR旭川駅構内 1F
電話:0166-24-2552
営業時間:10:00~18:30
定休日:不定休
駐車場:なし
※テーブルにはティッシュペーパーが置かれていないので、ラーメンを食べる際はお気をつけ遊ばせ
かつては辛いラーメンの代名詞とまで言われた店。よし、今日は三平だ!と神楽に向かうとき、その武者震いは決死の戦場へ向かう兵士のごとく・・・とまではいかないが(笑)、テンションがめちゃ上がったものだ。
今では選べる辛さで、好みの味が美味しく楽しめるので、それはそれで有難い。
味噌ラーメン(880円)
ということで、またもやリピートした中辛クラス。
まず顔を寄せ香りを確認。激辛じゃないので、目がピリピリするなんてことはないが、旨さと辛さを予感させる味噌の香りが湯気のなかでもわっと舞い上がるのが分かる。
いつもながらまろやかなおつゆ。甘味さえ感じるこのコク深さが辛味を引き立ててる、うんうん、安定の美味しさ。これがぐぐっと食欲をかき立てる。
さすが、ピリ辛よりはしっかり辛いかな。汗が出始め鼻もぐずぐずしてくる。いつもこうなると分かっていて、どうしてやめられないのかねぇ。
まさに、これを病みつきとはこれのこと(笑)
店名:味の三平本店
住所:旭川市1条通7丁目エンドレス17 1F
電話:0166-85-7080
営業時間:火~土11:00~21:00
日・祝11:00~20:00
定休日:月曜(月曜祝日の場合は翌日)
駐車場:なし
ここまで読んでいただきありがとうございます。ということはアナタもきっと辛味噌好き?
ひとことで辛味噌といっても美味しさ色々ですよね。今回の3杯は、味噌の風味など、どれもタイプの異なる味わいでした。
さて、アナタのお好みはどんなタイプでしょう。今年の夏もお気に入りの辛味噌で、いい汗をかきましょうね。
この記事のキュレーター
辛味噌ラーメン(900円)