2022年09月28日
生クリームを使った洋菓子も美味しいですが、大福餅や串団子、たい焼きといった和菓子を時々無性に食べたくなりますね。これからの季節は熱いほうじ茶と一緒に頂きたいもの。そこで今回は、旭川の美味しい和スイーツを紹介します。
平和通買物公園の北の端にあたる8条通7丁目にある「お菓子にちりん」は、昭和34年の創業。買物公園のシンボル「手の噴水」の前にお店があります。
一時期、店主が高齢化したとお店を閉めていましたが、障害者支援を行っている「NPO法人ピーシーズ」が経営を引き継いだそうです。
筆者が若き日に働いていたレストランで、ミルフィーユなどのケーキをホールで注文していたので、なんとも懐かしい感じがします。今はケーキは作っていないようですが。
photo:都良(TORA)
店内では、大福や切り餅、中華饅頭、どらやき、マドレーヌなど和菓子や洋菓子がテーブルに並べられています。
ガラス張りのショーケースではなく、テーブルの上のお盆に商品が並べられているのが、昭和の雰囲気を感じさせますね。
photo:都良(TORA)
今回、購入したのは豆大福とよもぎ大福。よもぎ大福に使っているよもぎは、毎年春になるとスタッフの方が旭川市内の野山に摘みに行くそうです。
店名:お菓子 にちりん
住所:旭川市旭川市8条通7丁目
電話:0166-22-2094
営業時間:10:00~16:00
定休日:土・日・祝
photo:都良(TORA)
「叶屋茶鋪」は昭和12年の創業。80年以上の歴史を持つ老舗のお茶屋さんです。お店は4条通18丁目にあります。
現在の店主は三代目に当たるそうです。今回の取材で初めてお話させて頂きましたが、実は筆者がFMりべーるで番組を持っていた時に、スタジオで何度かお会いしていました。
photo:都良(TORA)
新型コロナウイルス感染症の影響もあって、2021年4月から始めたのがお団子の販売で、口コミで話題となっています。
串団子は、地元の老舗しょうゆメーカー日本醤油工業キッコーニホンの丸大豆醤油を使った「みたらし」や「あんこ」「しろあん」「いそべ」「ずんだ」「ごま」「抹茶あん」の定番の他に、期間限定販売の味もあります。
photo:都良(TORA)
今回は、みたらし、あんこ、抹茶あん、ずんだ、ごまの5本がセットになった「茶太郎セット」を購入。
お茶屋さんの串団子だけあって、これは最高にお茶に合いますよ。
店名:叶屋茶舗
住所:旭川市4条通18丁目821-1
電話:0166-31-9319
営業時間:火~土 10:00~18:00 日・祝 10:00~17:00
定休日:月曜日
駐車場:あり
photo:都良(TORA)
銀座通商店街にある「おやきの富士屋」。「おやき」って北海道や東北の呼び方で、全国的には今川焼きや円盤焼きと呼ぶそうですね。道産子は子どものころから「おやき」って言ってるので今川焼きの方が、「なにそれ?」って感じですが。
photo:都良(TORA)
たい焼きを見ると頭の中に「まいにちまいにち ぼくらはてっぱんの うえでやかれて いやになっちゃうよ~」って曲が流れるのは、間違いなく40代以降の世代ですね。
ちなみに「おやきの富士屋」は、定休日が第1・3・5水曜日なので、毎日はたい焼きは焼かれていません。
photo:都良(TORA)
今回はクリームのおやきとあずきのたい焼きを購入。どちらもはみ出さんばかりにあんこやクリームが詰まっています。
最後は「およげたいやきくん」の歌詞で締めましょう。「おじさんはつばをのみこんで ぼくをおいしそうにたべたのさ~」。
店名:おやきの冨士屋
住所:旭川市3条通15丁目
電話:0166-24-4400
営業時間:10:00~19:00
定休日:第1・3・5水曜日
今回は、大福・串団子・たい焼き・おやき【旭川】のおいしい和スイーツとして、「お菓子 にちりん」「叶屋茶舗」「おやきの富士屋」をご紹介しました。自分で味わうのはもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりですよ。
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photo:都良(TORA)