2023年11月03日

【こんなの初めて!?】ラーメンのすごいトッピング

チャーシューが大きい? 野菜が超山盛り? いやいや、そんなの目じゃない別次元のインパクト。ついに筆者は、自身人生初となるトッピングに遭遇した!! ということで、その味わいの検証結果をお届けします。 ※情報は取材時のものであり、現在、料理の内容や価格、また営業時間等が変更されている場合がありますので、予めご了承ください


きくち

 

まずは東旭川の老舗が提供する、昔ながらのラーメンにのっかった、ちょっとスゴいけど意外にしっくりと来たトッピングをご紹介。

角煮ラーメン ライス付き(1,100円)

 

厚く切ったチャーシュー?
いやいや、豚の角煮である。和食の店や居酒屋でお馴染みの、あの角煮だ。
分厚いチャーシューなどとは、全くの別もの。
探せば、角煮をのせたラーメンというのは他にもあるかも知れないが、筆者自身は人生お初。

 

結論から申せば、ラーメンに角煮という取り合わせは、実に腑に落ちた。

というのは、何しろ角煮そのものが上等だ。ほろほろとくずれる赤身肉、とろりと解けるような脂身。これらが、こっくりとよく炊けている。

 

分厚く切った三枚肉ならではの食感は、角煮ならでは。

ああ、これで一杯やりたくなってきた(笑)。
角煮だけテイクアウトできないのかな。

ともかく角煮は旨い。
で、この角煮がラーメンに合うのかという話になると・・・

 

で、これがラーメンのおつゆとも相性が良い。ラーメンの具として立派に成立しているじゃないか。
これは昔ながらの優しい風味のする、きくちのラーメンだからこそ。
いたずらに味の濃いおつゆだと、こうはいかないだろう。

 

いつものあっさりした醤油ラーメンが、ぐっと味わいを増して美味。
溶け出した豚の旨みが潤滑油になったかのように、加速する食欲が実に愉快な一杯だ。

お店情報

店名:きくち食堂
住所:旭川市東旭川北1条4丁目
電話番号:0166-36-2320
営業時間:11:00~14:00
定休日:木曜
駐車場:あり

あさの

 

一方、こちらは永山の人気店。
かつ我がasatan投稿でも何かと話題に事欠かない店である。

で、今回紹介する一品が、これまたすごい。

ハンバーグラーメン(1,000円)

 

ハンバーグがひとつ、ラーメンの上に鎮座。
あるいは沼の浮島のごとく・・・

いや、待て。そんな冷静に語ってていいのか?
ハンバーグだよ、ハンバーグ。
こんなラーメン、耳にするのも目にするのも、もちろん口にするのも初めて。人生、長生きすると珍しいものに遭遇すると言われるが、たしかに長生きしてよかった(笑)

 

ハンバーグラーメンだからハンバーグがのっかっているのは当たり前だが、大胆といえばあまりに大胆。
何をきっかけにハンバーグを載せようと思ったんですか、ご主人?

そしてこの大きさ、驚愕のサイズ感。
表面はこんがりと焼けていて食欲をそそる。

でも、ラーメン(醤油ラーメン)にハンバーグって、合うのかね。

 

ハンバーグは、むっちりと弾力ある食感。
ごく普通の味わいで、ラーメンの味に合うようにチャーシューを模倣した醤油味がついているとか、特別なアクセントはないようだ。うん、ふつうのボリューミーなハンバーグ。
多分、筆者も頂いたことのあるハンバーグカレーのそれと同じものかな。

肉汁じゅわ〜?については、ハンバーグがはなからおつゆにひたってるので分からないが(笑)

 

で、ハンバーグはラーメンと合うのか。

うーん、これは好みが分かれるところと思うが、結論としては「あり」だ。
たとえば醤油ラーメン&とろとろチャーシューのような一体感には及ばないが、ハンバーグ定食のようなご飯&メインディッシュのボリューム感を味わうような楽しさに溢れている。

ハンバーグにはソースでしょ。ラーメンのおつゆは合うのかとお思いの方もいらっしゃるだろう。
いやいや、ハンバーグって(ものによるけど)醤油だってポン酢だって美味しくなるでしょ。そんな感じで、おつゆにひたったハンバーグは味わいが増して、なかなかにイケる。

とくに、ハンバーグ好きなら是非とも、一度は試していただきたい一品である。

実食後記

いかがでしたか。
お店もいろいろと考え出すものですね。じつに面白い。
それはアリやね、それないやろ。楽しんで頂けたら幸いです。

すごいトッピングといえば、昔、札幌で伊勢エビまるごと1尾がのっかったラーメンを食べたことがあります。
ハサミとかシッポとか丼からはみ出るような大迫力だったけど、食べにくかったな(笑)


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター