2023年12月04日
昭和19(1944)年に創業した旭川の老舗醤油メーカー「日本醤油工業」。ドレッシングやタレなどの商品を製造販売していますが、最近では醤油を使ったスイーツもたくさん登場しています。
寒くなってくると温かいおしるこが食べたくなりますね。
どこかおしるこが食べられるお店が無かったかなと考えて向かったのが、忠和5条6丁目にある壺屋総本店の「なゝ花窓館」です。
たしかここの2階に「村はずれ」という甘味処があって、メニューにおしるこがあったはずと店内へ!
photo:都良(TORA)
なんだか2階が営業している雰囲気がなくて、店員さんに伺うと甘味処はもう営業していないとのこと。外の看板には「村はずれ」の文字があったのでやっているかと思ったのですが残念。
お店に入って手ぶらで出るのも気まずくて、何か買って帰ろうかと見回すと「旭川キッコーニホンの生しょうゆを使用したこだわりの逸品」と書かれたコーナーがありました。
photo:都良(TORA)
「たんぼの神様」は、特別栽培米「ゆめぴりか」を使ったお米のせんべい。壺屋さんのサイトを見ると、お米のプロ「JAあさひかわ」と、醤油のプロ「日本醤油工業」、お菓子のプロ「壺屋総本店」がコラボした商品と書かれていました。
photo:都良(TORA)
「たんぼの神様」は、わりとしっかりとした歯ごたえ。素朴なお米の甘みにキッコーニホンの醤油の香ばしさがあります。初めて購入して頂きましたが、なんだか懐かしい味がしますね。
photo:都良(TORA)
もう一つ購入したのが「生しょうゆパイ」です。袋に詰めたられた5枚入りを購入。化粧箱に入った8枚入りもあり、お土産にもいいですね。たしか道の駅あさひかわやJR旭川駅の売店でも売っていたような気がします。
photo:都良(TORA)
「生しょうゆパイ」に使われているのも、キッコーニホンの熱処理していない「生しょうゆ」です。サクッとした食感のパイ生地に「生しょうゆ」が練りこまれていて、バターと醤油の風味がよく合いますね。
店名:壺屋総本店 なゝ花窓館
住所:旭川市忠和5条6丁目5-3
電話:0166-61-5182
営業時間:9:30~19:00
定休日:不定休
駐車場:あり
photo:都良(TORA)
壺屋総本店の「たんぼの神様」と「生しょうゆパイ」に使われていたのが、旭川の老舗醤油メーカー「日本醤油工業」のキッコーニホンです。
事務所と直売店として使用されているこの建物は、いつ建てられたのか正確にはわからないそうですが明治時代のもので100年以上は経っているようだと、前社長にインタビューした時に伺いました。
photo:都良(TORA)
直売店の中には、醤油を使った鍋つゆやドレッシング、タレなどの商品がいろいろ並んでいます。
商品には道内各地のこだわりの素材を使ったものが多くあり、日本醤油工業の直売店以外では、なかなか手にできないものもたくさんあります。
photo:都良(TORA)
今回購入したのは「醤油ミルク」と「醤油あいす」。そして「平田こうじ店味噌ポン酢」です。「醤油ミルク」は以前食べたことがありますが紙のカップに入った「醤油あいす」は新商品です。
酒粕アイス・醤油アイス!【旭川】老舗メーカー直売店でしか味わえない絶品アイス! | asatan
https://asatan.com/articles/2886暑くなってきてアイスのおいしい季節になってきましたね。そこで、今回は旭川でしか味わえないアイスを3つご紹介します。
photo:都良(TORA)
「醤油あいす」には室蘭うずら園のうずらの卵が使用されているそうです。卵とミルクの濃厚な味わいに醤油の味と香りが加わると、あら不思議!みたらしのような風味になりますね。
ひょっとして市販のアイスクリームに日本醤油工業のキッコーニホンをたらしても美味しくなるのかも。今度試してみようっと。
店名:日本醤油工業
住所:旭川市曙1条1丁目
電話:0800-800-7772
営業時間:10:00~17:30(直売店)
定休日:年末年始(直売所)
駐車場:あり
今回は旭川を代表する「日本醤油工業」のキッコーニホンを使った、おせんべいやパイ、アイスクリームなどのスイーツを紹介しました。子供の頃から慣れ親しんだキッコーニホンの醤油ですが、さまざまな商品になってさらに楽しめますね。
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photo:都良(TORA)