2019年10月30日
お正月の定番と言えば【お雑煮】。令和になって初のお正月ですね。今年は、もち屋の〝おもち″で作ったお雑煮で新年を迎えませんか?
〝お正月にはお雑煮を食べる″というのはわかるけれど、そもそもどうしてお雑煮を食べるの?お雑煮はいつから食べられていたの? …考えてみれば、意外と知らない人が多いかも?
そこで、食文化に詳しい料理教室の先生【まつもりやえこ料理教室講師 松森八重子さん】に、お雑煮の歴史や文化を伺いました。
お餅は昔から、【節目の祝いごと】や【ハレの日】にいただいてました。
新年を迎えるにあたっても、ついたお餅を神様にお供えし、〝恩恵をいただくためにその土地の収穫物と一緒に煮て食べていたこと″から、その風習がお正月の料理として、今も伝えられています。
出典:asatan
〝酒の肴″として、室町時代に食べられていたようですが、当時は餅の原材料でもある【もち米】は高価なものでした。
江戸時代には、どこの家庭でも食べられはじめ、北海道と沖縄以外の全国各地で、お雑煮でお正月を祝うようになりました。
出典:asatan
北海道が開拓されたのは、明治期に入ってから。そのため、北海道独自の文化はなく、開拓使によって日本各地のお雑煮が持ち込まれたとされています。
大きくわけると、宮廷文化の残る関西では【丸餅みそ仕立て】、武家文化の東日本では【角餅すまし汁】が多いと言われています。
ほかにも、島根の出雲では【あずき汁】のなかに、丸餅を入れたり、奈良の大和地方では、焼いた丸餅をおわんのふたに入れた【きなこ】につけて食べる、という風習もあるようです。
出典:農林水産省webサイト
地域性や各家庭の個性があらわれる、お雑煮。
それぞれの家庭の味、「あるある」と、うなずきたくなるもの、考えもしなかったお雑煮まで。自分のおうち以外の【お雑煮】は、どんな感じ? asatanでアンケートを取ってみた結果・・・
『大みそかに、鶏ガラで【だし】をたくさんとって、雑煮にも煮物にも利用しています』
『定番の具に、銀杏、ゆり根も入れます』
『年越しそばに使っている具材と一緒です』
『白みそベースの具だくさんに、角餅を使います』
など、本当にいろんな声がありました。
お雑煮に入れる【具】のランキングは・・・
1位 鶏肉
2位 ニンジン
3位 三つ葉
同率4位 だいこん・しいたけ
5位 なると
という結果に。各家庭で、入れる具材、ダシ、しょうゆベースなのか、みそベースなのかなど違いがあって、【お雑煮】って、奥が深いですねぇ…。
でも共通して入るものが、やっぱり【お餅】!!!
お餅の【質】で、お雑煮の味も変わってくるのでは…?【令和初のお正月】の、お雑煮は、もち屋の〝お餅″で作ってみてはいかがですか?まずは1店舗ご紹介します!
☆もち処 一久大福堂旭川本店 のし餅
※のしもちは、予約が必要になる場合もあり。
出典:asatan
旭川を代表する餅屋といえば、【もち処 一久大福堂旭川本店】。
大正13年に開業し、現在4代目、旭川市内に2店舗・札幌8店舗のほか、当別・函館でも、餅菓子を販売しています。
社内には技能試験もあるため、日々技術の向上・研究に勤しむ職人たちは、2種類の餅つき機を使った伝統の製法でお餅を作っています。弾力がありながら、きめ細かくやわらかく…口当たりはかなり軽やかです。
大きなお店だからこそのこだわりは、地域に根付いた餅づくり。全道各地の地域性や需要の調査をし、その土地の原料で作る、その土地ならではの商品を追及しています。旭川の当店のお餅は、ふっくら とろ~り もっちもち。
特徴の違う数種類のもち米を毎年見極めて仕入れして作っている、老舗のお餅。ぜひ新年に味わってみてはいかがですか?
出典:asatan
『串だんご』は、美瑛産の良質な小豆”しゅまり”から作った”こしあん”のほか、季節限定味も含め10種類が揃います。1番人気は『みたらししょうゆ』 1本108円~。
『練乳いちご大福』は、生地には”ドライイチゴ”を、餅にはイチゴと相性の良い甘さの”練乳”を使用した季節限定商品です。季節によって限定商品もあるので、お雑煮用のお餅を決める前に、ほかの商品を食べて参考にしてみては。
ひと味ちがう!お雑煮は【もち屋】のもちで! Vol.2 老舗もち屋2選 | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/235お正月の定番と言えば【お雑煮】。令和になって初のお正月ですね。今年は、もち屋の〝おもち″で作ったお雑煮で新年を迎えませんか?第2弾の今回は、引き続き老舗のもち屋を2軒、ご紹介します!
ひと味ちがう!お雑煮は【もち屋】のもちで! Vol.3 老舗もち屋2選 | 旭川のことならasatan
https://asatan.com/articles/243お正月の定番と言えば【お雑煮】。令和になって初のお正月ですね。今年は、もち屋の〝おもち″で作ったお雑煮で新年を迎えませんか?第3弾の今回は、引き続き老舗のもち屋を2軒、ご紹介します!
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