2021年03月01日

市民なら誰でも知っている【旭川】で昔から親しまれているお菓子|その3

旭川で昔から親しまれているお菓子として、これまで「旭豆」「壺もなか」「ビタミンカステーラ」「まるきた焼き」「かりんとう」「あずチャンかぼチャン」と紹介してきました。今回は第3弾として、さらに3商品を選んでみました。


うす焼せん兵衛さん【 煎菓亭 鈴木製菓】

 

「うす焼せん兵衛さん」を造っている「煎菓亭 鈴木製菓」は、昭和30年の創業で以来60年以上せんべい一筋。うす焼きなので、歯が弱くなって硬いおせんべいが食べられなくなったという高齢者の人にも人気です。

煎菓亭 鈴木製菓は、忠和8条6丁目にあり直売所が併設されていますが、道の駅あさひかわやJR旭川駅の旭川観光物産情報センターの売店などでも購入できます。

 

今回7、道の駅あさひかわの売店で購入した「うす焼せん兵衛さん」は、10種詰合せで税別600円。たまねぎやじゃがいも、とうもろこし、かぼちゃ、あずきなど北海道の素材が練りこまれています。

せんべいの表面には、「あさひやまどうぶつえん」の文字と動物のイラストが描かれているのでお土産にもぴったりです。

 

優しい味わいの中にもしっかりと練りこまれた素材の味がして、食べ比べるのが楽しい。個人的に一番好きなのはたまねぎ!たまねぎの甘さと香りが口の中に広がります。

サクッとした食感とあっさり優しい味わいで、小さな子供からお年寄りまで誰でも食べられるおせんべいですね。

施設:道の駅あさひかわ
住所:旭川市神楽4条6丁目1−12
電話:0166-61-2283
営業時間:9:00-19:00
定休日:年末・年始
駐車場:あり

元祖ボンゴ豆【北かり 旭川本店 】

 

懐かしい!と思う人も多いのではないでしょうか。ピリ辛で、おやつにもお酒のお供にもぴったりの「ボンゴ豆」。現在はボンゴ豆は札幌にある加藤製菓が造っていますが、実は旭川が発祥だったのです。知ってました?

 

ボンゴ豆は、かつて「トヨイチのボンゴ豆」という名前で販売されていたそうです。このトヨイチ、今はありませんが旭川の菓子製造業者だったそう。どういった理由かはわかりませんが、旭川のトヨイチから札幌の加藤製菓にボンゴ豆は引き継がれたようです。

そして、かりんとうを作っている「北かり」に、なぜか「元祖ぼんご豆」なる商品が売られているという情報を聞きつけて、買いに行ってみました。

 

店内に入ると、たくさんのかりんとうが並んでいますが、その一角に確かにありました「元祖ぼんご豆」。見慣れた袋を入りではなくプラのカップに入っています。

購入する時に、店員さんになんで元祖なのか聞いてみました。そうすると、現在北かりの顧問をしている豊島氏が、かつてボンゴ豆を作っていた豊島製菓におられた方とのこと!

商標の関係なのか、こちらの商品名は元祖がついてますが平仮名で「ぼんご」となっています。食べた感じもボンゴ豆とは少し違うような気がします。「ボンゴ豆」と「元祖ぼんご豆」どちらも美味しいですが、食べ比べてきるのも面白いですよ。

店名:北かり 旭川本店
住所:旭川市永山3条4丁目1-5
電話:0166-48-2144
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始
駐車場:あり

豆大福【もち処一久 大福堂 】

 

旭町2条3丁目に本店がある「もち処一久 大福堂」は、大正13年に、当時7条師団通と呼ばれた(現在の買物公園)で創業したそうです。いまは旭川だけでなく、札幌や函館にも店舗を展開しているので、全道的に知られた餅菓子店です。

 

「もち処一久 大福堂」で、創業以来不動の一番人気商品だというのが「黒豆大福」です。店頭には、他にもさまざまな大福や串団子が並んでいましたが、「黒豆大福」一択で購入してきました。価格は1個152円(税込み)です。

 

「黒豆大福」には、美瑛産の黒豆がたっぷり使われていて、しっとりとした中の餡子と餅に包まれた黒豆の組み合わせが絶妙!かなり食べ応えがある大きさですが、開業当時は今より大きかったそう。1個食べたらお腹いっぱいになったのではないでしょうかね。

店名:一久 大福堂 旭川本店
住所:旭川市旭町2条3丁目11-103
電話:0166-51-1932
営業時間:9:00〜18:00
定休日:無休
駐車場:なし

まとめ

今回は、旭川市民なら誰でも知っている昔から親しまれているお菓子の第3弾。「うす焼きせんべいさん」と「ボンゴ豆」「黒豆大福」ををご紹介しました。今は札幌で作られているボンゴ豆が、元々は旭川発祥というのには驚きましたね。

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旭川では古くからお菓子づくりが盛んでした。そんな旭川で昔から親しまれているお菓子「旭豆」「壺もなか」「ビタミンカステーラ」の3商品を紹介します。

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旭川で昔から親しまれているお菓子として、前回は「旭豆」「壺もなか」「ビタミンカステーラ」の3つの商品をご紹介しました。今回は第2弾として、さらに3商品を選んでみました。


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フリーのWEBライター。