2019年11月07日

もっと旭川駅を利用しよう!意外に知らない見どころ6選

旭川市民にとって、通勤や出張、通学、観光などの目的でJRを利用する時でないと、【旭川駅】を訪れる機会はあまり多くないのではないでしょうか。旭川駅の今の駅舎が完成したのが2012年。その後、イオンモール旭川駅前店が開業したり、あさひかわ北彩都ガーデンがオープンしたりと魅力を増しています。今回は、市民でも意外と知らない旭川駅の魅力について紹介しましょう!


旭川観光物産情報センター

 

東改札口側にある【旭川観光物産情報センター】。

館内の案内カウンターには観光ボランティアが常駐していて、観光客の人たちに旭川や周辺の観光スポットや飲食店の情報などを提供しています。旭川市はもちろん周辺の市町村の観光パンフレットもたくさん置いているので、それらを見るだけでも観光気分が味わえて楽しいですよ。

 

【旭川観光物産情報センター】の一番奥には、本格的な旭川ラーメンや江丹別そばが味わえる【駅ナカ食堂なの花】があります。

また、地場産品の展示販売コーナーには、旭川を始め道北地域のさまざまな特産品が並んでいるので、道外の方への贈り物やギフトなどを選ぶ際に利用してみてはいかがでしょうか。

石川啄木の歌碑

 

【旭川観光物産情報センター】の中に、【石川啄木の歌碑】があるのをご存知でしたか?

明治41年に石川啄木が小樽から釧路に向かう途中に旭川に宿泊し、その時に詠んだ「水蒸気列車の窓に花のごと凍てしを染むるあかつきの色」という歌をもとにデザインされていています。

 

この石川啄木の歌碑、実は啄木の横に座って記念撮影をすることができます。一時期、お笑いコンビ【オードリー】の春日が「春日のここ空いてますよ」って言うのが流行りましたが、これは「啄木の横空いてますよ」って感じですかね(笑)

中原悌二郎記念 旭川彫刻美術館ステーションギャラリー

 

中原悌二郎は大正時代を代表する彫刻家で、生まれは釧路市ですが、小学生の時に現在の旭川市立日章小学校(旧忠別尋常高等小学校高等科)に転校してきて、幼少期を過ごしています。

その中原悌二郎の活躍を記念して設置された【中原悌二郎記念 旭川彫刻美術館ステーションギャラリー】には、旭川や北海道にゆかりのある彫刻家の作品が展示されていて、無料で鑑賞することができます。

アイヌ文化情報コーナー

 

中原悌二郎記念 旭川彫刻美術館ステーションギャラリーのすぐ横には、【アイヌ文化情報コーナー】があり旭川地域のアイヌの文化や歴史に関する資料が展示されています。

 

展示スペースがそれほど広くないので、見ることができる資料は少ないですが、【旭川アイヌ文化探訪マップ】が掲示されていて、旭川市博物館や川村カ子トアイヌ記念館などの旭川のアイヌ文化関連スポットが紹介されています。

アイヌ文化に興味のある人は、マップを参考に観光してみてはいかがでしょうか。

あさひかわ北彩都ガーデン

 

旭川駅の南側には【あさひかわ北彩都ガーデン】が広がっています。約12ヘクタールの広い敷地の中には、テーマ別にさまざまなガーデンが造られていて、四季折々の自然を楽しめます。

 

春から秋には、園内をランニングしたり散歩したりする市民がたくさん。園内にはガーデンセンターと売店があり、休憩したり、ソフトクリームやハーブティーなども味わえます。

あさひかわ北彩都ガーデンHOME|あさひかわ北彩都ガーデン

http://www.asahikawa-park.or.jp/kitasaito/

あさひかわ北彩都ガーデンは、旭川駅に直結したまちの中心にある珍しいロケーションのガーデン。忠別川や大雪山を眺め、身近な自然の美しさに改めて気づかされる癒しの空間です。

旭川家具

 

旭川駅の中には、【旭川家具】が多数設置されていて、実際に触れたり座ったりして【旭川家具】のデザイン性や機能性の素晴らしさを体感できます。

平日の夕方や休日には、この展示されているテーブルとイスを使って熱心に勉強する高校生がたくさん。この高校生たちが、将来全国や世界で活躍するようになって【旭川家具】の魅力を伝えてくれるといいですね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、旭川市民でも意外に知らない旭川駅の魅力と楽しみ方をご紹介しました。旭川駅には【イオンモール旭川駅前店】も直結しているので、ショッピングと合わせてもっと旭川駅を楽しみましょう。


この記事のキュレーター

フリーのWEBライター。