2021年12月21日
大好きなラーメン。お馴染みの中華料理。1杯で一緒に味わえる一石二鳥なラーメンをご紹介。ボリュームたっぷりにラーメンを楽しみたい方におすすめです。 ※掲載の情報は取材当時より変更されている場合がありますのでご了承ください
いつも常連客で賑わう老舗。
家族で切り盛りする温かな雰囲気と、何より優しい味が良いと評判だ。
で、このラーメン店の人気メニューが餃子である。もちろん、これをのっけたメニューも。
麺が見えなくなるほどの餃子の存在感がスゴイ。
もともと同店の餃子は少し大きめだから、見映えは自ずとこうなる(笑)。
メニューには皿に焼きたてを載せて供される、いわゆる単品の「餃子」もあって、タレを着けていただくのだが、では、それと餃子ラーメンの何が違うのか。
餃子ラーメンの魅力は、文字通り、餃子とラーメンの一体感だろう。
おつゆの脂にまみれた餃子は、単品(タレつけで食べる)と風味が違う。
同店のラーメンのおつゆは、もともと優しい味。
これに浸して食べる餃子は、穏やかな味わいが口の中に広がって、いわゆるタレで食べる餃子にはないふくよかな味わいを堪能できるのだ。
まあ、京楽の餃子は食べ応えもあり、どうやって食べても美味しいのだが、ラーメンにのっけるというのは一興である。
ふと、その美味しさをひと口で、なんて思いついて1個をパクっとやってみた。
いや、熱いし大きいしで、口の中がパニックになるので、良い子は真似をしてはいけません(笑)
ちなみに、餃子ラーメンは同額で塩味も。味噌は990円。餃子に味噌のおつゆというのも独特でこれまた旨い。
店名:らーめんや京楽
住所:旭川市大雪通4丁目
電話:0166-23-9033
営業時間:11:00~14:30 / 16:30~19:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:あり
緑町で人気の中華料理専門店。
ベテランのおやじさんが腕を振るう中華に人気。
で、もちろんラーメンも旨いのだが、これに麻婆がのっかるとどうなるか。
麻婆麺(700円)
のっかった、というより覆われたというべきか。
あるいは沈んでるとも取れるたっぷりな麻婆豆腐のボリューム感が、食欲をそそる。
辛さ程々の餡にまみれた、つるりとしなやかな口当たりの豆腐。
そこはかとなく花椒(山椒かな)が香る麻婆豆腐は本格的だ。
そう、まずこの麻婆豆腐が旨い。
ベースとなるラーメンは、醤油ラーメンのよう。
で、麻婆が溶け込んだおつゆが、これまた美味しくてあとを引く。
麻婆豆腐って、それのみを食べても勿論旨いけれど、ラーメンとの融合でまた別の美味しさに変化。あるいはラーメンをもっと美味しくしている!という発見がウレシイ一杯である。
さすが中国何千年かの歴史。料理のポテンシャルは高いな。
店名:中華料理 青竜
住所:旭川市緑町16丁目
電話:0166-54-5145
営業時間:11:30~20:00
定休日:不定休
駐車場:あり
読めたかな~?
チンジャオロースーである。
大雪通りに熊ッ子ありと、大御所的な存在感を放つラーメン店。
市内のあちこちにあって誰もが一度は食べたことがあるはず。
という、本店で発見したのが青椒肉絲がのっかったラーメン。
青椒肉絲は大好きだけど、ラーメンと合うのかな・・・。
チンジャオロースーメン(850円)
見映えは悪くない。いかにも中華がのっかったラーメン。
で、麺の上にあるのはまぎれもなく青椒肉絲だ。
あれ?でも青椒肉絲って紅ショウガを付けるんだっけ。あまり見たことないな。
(別途ググってみたが、どの画像にも紅ショウガなし)
しかしだ、紅ショウガ合うじゃないか!
いやはや、勉強させてもらったな。
青椒肉絲って、基本、甘辛な味というかタレというか。
これが熊ッ子のマイルドな醤油ラーメンに合わさると、きっと味がぼやけると思うんだな。
これを紅ショウガの香りと辛さが、見事に味わいを調えてくれている。
やるな、熊ッ子。
また、別な側面で言えば、青椒肉絲のそのタレはとろみでコーティングされていて、いたずらにおつゆと溶け合うことがない。
だから、ラーメンはラーメン、青椒肉絲は青椒肉絲、というように、味わいはいい意味でばらばら。そんな感じ方も面白くて、悪くないのである。
店名:旭川ラーメン熊ッ子チェーン本店
住所:旭川市大雪通7丁目
電話:0166-24-0696
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
駐車場:あり
珍メニューの数々、いかがでしたか。
本文でも少し触れましたが、ラーメンって色んなカタチや味わいに変化できる、何と面白い食べものでしょう。
この世には面白いラーメンがいろいろありそう。ますます興味がわいてきた筆者なのでありました。
この記事のキュレーター
餃子ラーメン醤油(940円)