2022年10月15日

かつて旭川と東川の間を走っていた電車が見れる!北見と日高のSLも

特に鉄道が好きというわけではありませんが、電車やSLを見るとワクワクしますね。今回は、旭川と東川の間を実際に走っていた電車などを紹介します。


【旭川・十勝】旧国鉄車両を見ることができる場所。おまけで帯広のグルメ情報も | asatan

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子供の頃に鉄道に乗った記憶はないのですが、見ると懐かしさを感じる蒸気機関車などの旧国鉄の車両。今回は旭川と十勝で古い鉄道車両を見ることができるスポットを紹介します。※行政の出す宣言に従い、宣言中の外出等はお控えください。

【東川町 郷土館】旭川電気軌道 101号車

photo:都良(TORA)

 

東川町の図書館「せんとぴゅあII」で「町民の暮らしを支えた東川の電車」という展示があって、その説明パネルの中で、実際に走っていた電車が、展示されていると書いてあったので見に行ってきました。

photo:都良(TORA)

 

展示されているのは「東川町 郷土館」で、東川町役場の裏手にあります。この建物は、かつて東川町の役場として使われていた木造の建物で、それほど大きくはありません。

まさか建物の中に電車が展示されているとは思わずに、係の方に「電車を見に来たのですが、どこにありますか?」って聞いてしまいました。

photo:都良(TORA)

 

「東川町 郷土館」の建物に入ると左手に、東川町を昭和47年末の最後まで走った101号車が大切に展示されていました。車体の横には「東川行きー旭川四条行き」と書かれた札が下げられています。

どうやって建物の中に入れたのかわかりませんが、これってすごいですよね。

photo:都良(TORA)

 

こんなに大切に展示されているのに、車両に実際に乗ることができます。昔、実際に乗ったことがある人にとっては、かなり感動ものなのではないでしょうか。

自分は乗ったことは無いのですが、車内にあった旭友ストアーのポスターは、見たことがあるようなないような。

photo:都良(TORA)

 

「東川町 郷土館」は「旭川電気軌道 101号車」以外にも、かなり展示が充実しているのに入館料無料で見学できます。

これは、わざわざ旭川から見に行く価値ありですよ。

施設名:東川町 郷土館
所在地:東川町東町1丁目16-2
開館期間:5月1日~6月30日(日曜日のみ開館)、7月1日~8月31日(月曜日休館)、9月1日~11月3日(日曜日のみ開館)*冬期間(11月~4月)は休館
開館時間:10:00~16:00
駐車場:あり

【北見SL広場】C58形式蒸気機関車

photo:都良(TORA)

 

北見市には、何両ものSL蒸気機関車が展示されています。その内の2両が展示されているのが、石北大通公園のSL広場です。

ここには、「デゴイチ」の愛称で親しまれた日本の代表的蒸気機関車の「D51形式蒸気機関車」と、石北線、池北線、釧網線で活躍していた「C58形式蒸気機関車」が並んで展示されています。

photo:都良(TORA)

 

その後ろに展示されているのが、駅構内での貨車移動に使われた「DB12型貨車移動機」。

この車両は紋別駅に配置されて、その後北見市の相内駅に配置換えとなり、昭和59年10月に廃車になったものだそうです。

施設名:北見SL広場
所在地:北見市北進町4丁目3−12

【日高山岳ビラパーク】9600形蒸気機関車

photo:都良(TORA)

 

「日高山岳ビラパーク」は、日高沙流川オートキャンプ場のすぐ近くにある公園です。近くには、沙流川温泉ひだか高原荘や日高国際スキー場もあります。

この「日高山岳ビラパーク」に展示されているのは、9600形蒸気機関車の79616号機です。

photo:都良(TORA)

 

昔、沙流川温泉ひだか高原荘が国鉄のオハ36形「オハ36 118」、ナロネ21形「ナロネ21 101」、「ナロネ21 117」の客車3両とともにSLホテル日高やまびこ号として運営していたそうですが、SLホテルの廃業に伴って客車は解体されて、「79616号機」のみが移設されたそうです。

photo:都良(TORA)

 

階段が設置されていて車両に乗り込んで、運転席をのぞき込むことができます。SLを展示しているところはありますが、車両に乗り込めるのは少ないので、これは貴重ですね。

施設名:日高山岳ビラパーク
所在地:沙流郡日高町富岡


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フリーのWEBライター。