2023年01月24日

【辛ウマの誘惑】ハマる辛味噌ラーメン 3選

寒い時期には、いや、季節を問わず食べたくなる、中毒性さえ感じる辛さの魔力。昨秋の記事UPに引き続き、またもや元来は醤油派の筆者がつい注文してしまった辛味噌ラーメンをご紹介。 ※情報は取材当時のものであり、現在、料理の内容や価格が変更されている場合がありますので予めご了承ください


らーめん むすび家

いつも温かな雰囲気で客を迎えてくれるお店。
所用で出かけた美瑛方面からの帰り道など、自然と「むすび家」に寄ろうかと思い出すことしばしば。

ピリ辛みそ(950円)

 

辛さは50円増しで1ランクアップできる。
で、注文した辛味噌ラーメン。
トッピングはごくシンプルにネギ、チャーシュー、メンマ、そして海苔。海苔って、どのタイミングで食べるかいつも悩むんだよね(笑)
辛いラーメンとしては、他にピリ辛みそチャーシュー(1,250円)がラインナップ。

 

コクのあるおつゆ。辛味噌の風味とともに、スープの旨味が広がる。
ひと口すすってみれば、もうひと口いかがと誘ってくるような、後味の良さも特徴的。

 

麺も辛味噌とよく馴染む。
麺の口当たりの良さのおかげか、辛味が口の中でふわりと広がり食べ応えは豊か。
いわゆる、なんつーか、バランスっていうか、ラーメンの旨さってこういうところにあるんだよ、なんて一人勝手に納得してる筆者なのだった。

 

加えて言うなら、同店のチャーシューはなかなかに旨い。
辛味噌との相性も良く、脂の旨味がちょっとした箸休めのように効果的。

お店情報

店名:らーめん むすび家
住所:旭川市旭神2条4丁目
電話:0166-60-5131
営業時間:11:30~15:00
定休日:日曜・月曜
駐車場:あり

 

羅亜~麺 加藤屋

北門町に本店、東光に支店の2店を展開する加藤屋さん。
今回は東光店にお邪魔した次第。
ちなみにこのエリア、同店の周囲には、よしの、味特、まよさわ、虎鉄と、人気店が立ち並ぶいわば激戦区。

辛うまらーめん(750円)

 

「辛うまらーめん」には、他に「辛うま野菜らーめん(900円)、「辛うまちゃーしゅーらーめん(950円)」のバリエーションが用意されている。

 

脂まみれる熱々なおつゆ。
味わいとしては、辛味噌好き、あるいは辛さに慣れている人には、ほんのり辛いというレベル。
メニューには、この「うま辛」のほかに「激辛(850円)」があるせいか。

 

おつゆは豆板醤がほんのり効いてピリッとしつつ、味噌コクがまろやかに溶け合っている。
そんな中から引き上げた細めのストレート麺がするすると口に収まっていき、それを辛うまが追いかけてくる、この食べ応えは快感だ。

お店情報

店名:羅亜~麺 加藤屋 東光店
住所:旭川市東光1条1丁目
電話:0166-76-4486
営業時間:11:00~20:30
定休日:水曜
駐車場:あり

 

かつや食堂

 

ラーメン、丼もの、定食と多くの腹ペコさんが集う人気店。
おすすめメニュー(上画像)を見てみると、中に辛味噌ラーメンがあるじゃないか。
よし、遠慮せずにすすめられてみましょうか(笑)

辛味噌ラーメン(740円)
当日は中辛にしたので50円増し

 

メニュー表には、小辛味噌(740円)に始まり、中辛、激辛、超激辛と辛さは4段階。
小辛から50円ずつ料金が追加され超激辛が840円。
こういうカタチで辛さをランク付けされると、最高位はどのくらい辛いのか、ちょっと興味がわいてくるな。

 

で、筆者がお願いした中辛。
すすってみれば、まずは馴染みある「かつや」ならではのまろやかなスープのコク。瞬時、辛さが追いかけてくるというストーリー。
飲み下してみれば、口に残るはおつゆの旨味。これが後を引くんだな。

 

辛いことは辛いが、ずん!と来るものではなく、さらりとした辛さだ。
だから、するすると食べ進む。

だが、唐辛子を甘く見てはいけない。口当たりの良さから軽快に食べ進むも、後半、ふと気づけばおでこに汗がにじんでる。

 

丁寧に火を通した数種の野菜と肉。
味噌ラーメンの定番であるが、これがいいんだよね。ラーメンの食べ応えが増し、かつ、味わいを穏やかにしてくれる。
これがあることで、辛さを緩和しつつ、同時に辛さがまろやかに引き立っている。
食堂ラーメンの品格とでも言おうか、とかく食べやすいのが「かつや」の味。食べ終わってみるとお腹の収まり具合が穏やかだ。

お店情報

店名:かつや食堂
住所:旭川市末広1条4丁目
電話:0166-51-9325
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜日
駐車場:あり

 

旨辛な後記

いやはや、先にも申しましたが、近頃は辛味噌ラーメン率高し、な筆者であります。
店のメニューにあるんだから仕方ないと開き直りつつ、見つけたらまた注文の確率も高し(笑)。
でも、メニューにあるということは、店側もおすすめ!ということでしょう。
あなたも、辛さの魅力(魔力とも言う)にハマってみませんか。
※クセになっても責任は負いませんが(笑)

よろしければ、前記事も。

【掲載店】 らーめん穂・らーめん 三日月・工房加藤らーめん神楽本店

【激辛未満】辛うま味噌ラーメン珠玉の3杯 | asatan

https://asatan.com/articles/5020

辛いのは好きだけど激辛までは...という辛味噌ラーメン好き御用達。また、辛さはもとよりベースのラーメンがしっかり旨い、価値ある3杯のご紹介です。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター