2023年02月26日

【まだ撮れる】美瑛の「冬景色」撮影ガイド

少しずつ日差しも強くなり、雪解け間近を思わせる頃となりました。が、映える丘「美瑛」にはまだまだ冬の情緒にあふれています。撮りに出かけてみませんか。※筆者はアマチュアなので写真の出来はそれなりです。ご容赦を


お馴染みのスポットでは

新栄の丘

ここから見える景色では、誰もが狙いたくなる「赤い屋根の家」。
であるが、今年は雪が多くて撮影するにも立ち位置の確保に苦労しそう(2月中旬現在)。
雪に足を取られたり、誤って農地に入らないようご注意を。

 

セブンスターの木

観光バスが停まれるほど広い駐車場が最寄りにあるおかげで、海外からの方を乗せた観光バスが多数往来。
訪ねたときには、何ヶ国もの言葉が乱れ飛んでいた(笑)
ともかくは、駐車場も除雪がされているので便利。混雑する時間帯は観光パトロールの方が駐車方向の指示などをして下さるので、従うべし。

 

葉のついていないカシワの木も、冬は冬なりに情緒が。
でも、おすすめはこのすぐ近くにある道沿いにある白樺並木じゃないかと思う。

 

上はセブンスターの木から徒歩30秒、すぐ近くからカメラを向けたもの。
下の画像は、美瑛町市街方面からセブンスターの木に向かう道すがらに撮ったもの(望遠が必要)。
絵になる。

 

ケンとメリーの木

こちらも、今年は雪が多くて撮影に難儀する(2月中旬現在)。
近くに駐車帯に車を置けるので比較的安全に行動できるが、なにせ路肩の雪が多くて・・・

 

遠景を撮ろうと思ったらこんな感じ。
近くまで行けないこともないが、このポプラは遠景で撮りたいよね。
もう少し暖かくなれば雪も減り立ち位置が取れるとは思う。

 

親子の木

前掲「ケンとメリーの木」同様、路肩の雪が多い。
なので、先般出かけたときは、いつもは立ち位置とされる道を回避して、ケンとメリーの木に向かう道すがらにカメラを向けた。

 

これはこれで絵になるかな(負け惜しみか)。
しかし、ちょっと吹雪く中、子どもが葉もなくとても寒そう。
次に筆者は、この足で、安定の撮影スポット「ブルーリバー」を目指すべく白金へ。

白ひげの滝

ここも国内外の観光客で大賑わい。
掛かっている橋は滝のために設置された撮影台(ほんとは避難シェルターにつながる橋)のようだ(笑)

また、川の水が青いかどうかは、天候(日差し)次第、運次第。

 

上画像。白黒写真ですかい?と言われそうな、曇り空の下で撮ったもの。しかし、厳冬期だったので氷瀑が実に美しい。
対して下画像は、数年前同時期に撮ったもの。コンディション次第でかなり違うでしょ。

 

水が青いのはカメラの性能や腕前の違いじゃないのだ(笑)
※ホワイトバランスの設定よっては違いは出る

そして下画像、通称ブルーリバーも然り。

 

ガイドに載ってるだけが景色じゃない

例えば、観光協会さんも分かり易いMAPで見どころを案内してくれているが、映えるのは何とかの木ばかりではないと思う。
「映え」は案外、道すがらの先にあり。
という数カットをご紹介。

ふとした視線に映えがある

 

上画像は、白金模範牧場。
冬期は牛もいなくて面白くない?
いえいえ、白く覆われた広大な牧場と空が一体化する瞬間は絵になりますよね。
これ、南極だよ~と友達をだませるぞ(笑)

 

上は、重なり合う丘の稜線を撮ったもの。
ふと目にした景色に心が留まれば、それが自分の映えアングル。

 

上画像は、新栄の丘で雪がやむのを待っていた時のもの。
逆に吹雪を撮っちゃえと、名もない木を撮ってみたら、ちょっと幻想的。
というオチで自己満足(笑)
下部に並ぶ森は要らなかったかな。

 

上画像は、いつぞやの3月。ふと、雪解けの水がキレイだなあと思って。
白樺街道から模範牧場に向かう道にある橋の上から望遠で。

 

上画像。
わざわざ載せるほどのものじゃないけど、まあ、こんなのにも会える。
なぜだかウレシイ(笑)

夕方までねばればご褒美が

もちろん天候次第だが、夕刻まで過ごせば夕日に出会える。
以下、帰りの道すがら、何となくいいなと思って撮った丘の夕景をいくつか。

 
 
 

撮影にはご注意を

今さら言うまでもないが、でも言わねば。

絶対に、農地や私有地に入るべからず。
ここは道?歩けるの?というところはダメ(雪にハマるぞ)。
雪で道が狭くなっているので運転にはくれぐれも気を付けて。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター