前回は旭川空港に就航したLCC(ローコストキャリアの略・格安航空会社)ジェットスターについての紹介と、成田空港などを含めた施設の利用方法などについて解説致しました。
今回は私が成田空港に到着してから東京駅に着くまでアクセスなど、実際に移動するとどんな風になるのかを紹介していきたいと思います。
ちなみに前回ご紹介させて頂いた記事は下の通りです。
2024年02月21日
東京へ遊びに行くのは時間的にも金銭的にも「ちょっと気軽に」とはいかない気がしますよね。でも今はLCCが旭川空港と成田空港を結んでくれる良い時代になりました♪今回は前回に引き続きLCCを使った「東京街ブラ実践編」をご紹介します!
前回は旭川空港に就航したLCC(ローコストキャリアの略・格安航空会社)ジェットスターについての紹介と、成田空港などを含めた施設の利用方法などについて解説致しました。
今回は私が成田空港に到着してから東京駅に着くまでアクセスなど、実際に移動するとどんな風になるのかを紹介していきたいと思います。
ちなみに前回ご紹介させて頂いた記事は下の通りです。
成田空港から電車(京成電鉄)で1時間半くらい、乗り換えなしで浅草駅に到着します。
浅草駅は地下にありますが、駅を降りてスグのところにあの「雷門」で有名な浅草寺(せんそうじ)があります。
Photo:らくださん
飛行機が定刻だと13時50分に成田空港に着きますから、そこから電車に乗り換えて浅草寺に着くのがザックリで16時くらいになります。
成田エクスプレスやスカイライナーなど路線は違いますが最速で東京都心へ乗り入れることも可能ですが、料金的には特急料金を取られない電車がお手軽かと思います。
前回の記事でも紹介しましたが、交通系ICカードがあると電車を乗り降りしやすく、とっても便利です。
Photo:らくださん
そして、そんな浅草寺ですが、さすがに観光名所だけあって、時刻的には夕方に差し掛かっているのにまだまだ多くの観光客で賑わっているんですよね。
よくテレビなどで見かける通り、常香炉の周辺には煙を浴びている人がたくさん居ました。
常香炉の煙を浴びると体の悪いところが良くなるという俗説があるので、みなさん煙を頭などにパタパタと手で仰いで掛けておられます。 ご利益ご利益♪
Photo:らくださん
東京の面白いところは、古き良き日本と最新の日本が混在しているところでしょうか。
浅草寺からは東京スカイツリーや高層ビルが見え、独特の雰囲気を醸し出しています。
Photo:らくださん
そしてこの浅草寺は食べ歩きが楽しいことでも有名で、美味しいメロンパンやお団子など様々なお店が立ち並んでいます。
このあたりをブラブラと歩いているだけでも十分楽しいのに、美味しいものが沢山あるなんて、も〜タマリマセンね!
Photo:らくださん
夕方16時くらいから浅草寺をテケテケ歩いていると、だんだんと陽も傾いてきます。
お店の方もポツリポツリと閉まり始めますので、お目当てのお店や見たいものがある場合は時間を意識しながら観光するのがベストでしょう。
寺院名:浅草寺
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:
03-3842-0181
営業時間:06:00 ~ 17:00
Photo:らくださん
浅草の食べ歩きでどうしても気になっていたのが、こちら「浅草うなな」さんの「うなぎのおにぎり」です。
場所は浅草寺のちょっとだけ外れに位置していますが、人気店なので普段から結構混み合っています。
上の写真はおにぎりを買う場所ですが、食べる場所(イートインスペース)は少し離れた別の場所にあります。
コレ、間違って先にイートインスペースに入っても何もありませんので(笑)、間違わないようにしないといけませんね。
食券を購入してお店の人に手渡すと、出来上がり時間を教えてくれますので、引換券を受け取りのんびりと周辺を散策しながら待ちました。
Photo:らくださん
そうして手渡されたのがコチラ「うなぎのおにぎり」です。
タレの効いたうなぎがおにぎりの上にのっていて、おにぎりにもタレがシッカリ塗ってあり、イメージ的にはポケット鰻丼といったところでしょうか。
ご飯はホクホク、うなぎも美味しくて、ホント幸せ気分。これで600円は並んで待って買う価値がありますよ。
東京の路地っぽい雰囲気も味わえるところがまた良いですね。
店名:
浅草うなな
住所:東京都台東区浅草2-7-21
電話:050-3503-7253
営業時間:平日10:00〜17:00 土日祝 0:00〜18:15
定休日:不定休
駐車場:なし
さて、時間もそろそろ17時を回り始めました。
そろそろ次の目的地へ移動しましょう。
また浅草駅まで戻って、次は数駅先の日本橋を目指します。
Photo:らくださん
日本橋駅を降りてしばらく進むと、地名にもなっている「日本橋」に到着します。
もともとの日本橋は1603年に徳川家康が征夷大将軍に就任した時にかけられたとのことですが、現在の日本橋は1911年に架けられたもので、西洋風の非常に立派な石橋になっています。
Photo:らくださん
ふぉ〜。 これが日本橋かぁ〜。
と妙な感慨に浸りながらも、実はここは通過点。本来の目的地であるこの先の天丼屋さんへ、いざ急げ。
橋名:日本橋
住所:東京都中央区日本橋室町1丁目 8~日本橋1丁目1
Photo:らくださん
浅草を17時過ぎに出発し、電車と徒歩で金子半之助さんに辿り着いたのが17時45分頃。
こちらも人気店なので混む前を狙ってきましたが、すでに行列が発生していました。
回転率は高いようですが、何しろ揚げ物を扱うお店なので少し待たされるのは仕方のないところ。
おとなしく待っていると30分ほどでお店に入ることができました。
メニューはとてもシンプル。
江戸前天丼と江戸前天丼特上の2つです。
普通と特上の違いについては写真のメニューをグイと指で拡大してもらえるとご覧頂けると思いますが、要するに特上は普通のヤツよりネタがゴージャスになっている、と理解して頂いて良いかと思います。
Photo:らくださん
そして出てきたのがコチラ「江戸前天丼」です。
江戸前といえば穴子が有名ですので、そのデッカい穴子の天ぷらがドンブリに対して横一文字にドーンとのっかっており、大きなドンブリを小さく見せるくらいの迫力で積載されています。恐ろしい存在感ですね。
具材の量も凄いので、食べ応えは十分。アッツアツのところをハッフハフしながらモッリモリ頂きます。
旅の疲れ? そんなのないですよ。 だって6時間前には旭川で飛行機飛ぶの待ってたんですから。
ついさっきまで旭川に居たのに、もう日本橋で天丼食ってるなんて‥‥東京って、近かったんですねぇ。
店名:
日本橋 天丼 金子半之助 本店
住所:東京都中央区日本橋室町1-11-15
電話:
03-3243-0707
営業時間:平日 11:00~22:00(L.O.21:30) 土・日・祝 10:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:不定休
駐車場:なし
Photo:らくださん
さて、日本橋で天丼を食って、お腹がいっぱいになったところで東京駅に向かいました。
先程の「日本橋 天丼 金子半之助 本店」さんから東京駅までは800mほど。
腹ごなしにポックラポックラ歩いていると、そのうち着いてしまいました。
Photo:らくださん
ちなみに上の写真は東京駅の日本橋側入り口です。
ちょっと都会的な感じがして、思い描いていた東京駅の雰囲気とはかけ離れていますよね。
実は東京駅は非常に大きな駅で、その全体がレンガ作りというワケではなかったんです。
我々がイメージするレンガの東京駅は実は丸の内口という場所で、言わば東京駅の一部に古い駅舎部分が残っている、という感じになるんですよ。
Photo:らくださん
お昼の12時に旭川空港をジェットスターで出発して7時間、19時に目的地である東京駅に到着しました。
浅草を散策したり、日本橋で食事をしたりと結構寄り道してきましたが、時刻はまだ午後7時になったばかり。まだまだ宵の口といったところですよ。
実際この後私は友人と会うために新橋のヤキトリ屋さんへと消えていくワケですが、ここからホテルで寝るまでの間まだ3〜4時間は普通に遊べます。
時期によってはライトアップされている場所もありますし、東京タワーの夜景を楽しんだり秋葉原や新宿歌舞伎町なんかも射程範囲かと思えます。
それこそ寄り道ナシでディズニーランドのナイトパレードを狙って成田空港から直行するのも全然アリだと思います。
旅のスタイルはそれぞれですが、きっと工夫次第で手軽に色々な東京を楽しむことができるハズです。
アナタらしい一歩を踏み出してみても良いのではないでしょうか。
施設名:JR東京駅
住所:東京都千代田区丸の内1丁目5
そして、私は翌朝そこそこ早めの電車で成田空港へ向かい、空港でゆっくり時間調整してから9時25分発の旭川空港行きのジェットスターに搭乗しました。
帰宅したのがお昼の12時頃。なんだかアッという間の26時間でした。
ものすごくザックリですが、ここまでかかった費用を計算してみますね。
〇ジェットスター往復料金 約8000円(キャンペーン価格)
〇鉄道利用料金 東京成田間往復&街ブラ移動 約2500円
〇浅草寺見物 無料 (お賽銭別途)
〇浅草うななさん うなぎのおにぎり 600円
〇日本橋見物 無料
〇金子半之助さん 天丼 1280円
〇東京駅見物 無料
〇新橋の焼き鳥屋さん ナイショ
〇カプセルホテル 約5000円
〇翌朝コンビニで買った軽食 500円
〇移動時に買ったお茶など 300円
〇お土産 約2000円
〇旭川空港の駐車場料金 1泊500円
という具合で、ザーッとみて約2万円くらいでした。
旅の目的に応じてかかるお金は変わってきますが、例えばキチンとしたホテルに泊まると東京ですので結構な金額になっちゃいますし、推しのコンサートを見に行ったのならチケット代は別にかかってくると思います。
とにかく安く!という意見もあるようで、ネットで調べているとホテルを利用せず東京から最終便で成田空港へ向かい空港で夜明かしする、というツワモノも居るようです。
確かに空港内で観光客が仮眠をしている姿は見ましたが、個人的には夜明かしはさすがに不安ですし空港にはお風呂も無いので、ちょっとキツいのではないかと思います。
あくまで今回私が移動した内容のご紹介でしたので、かかった時間と旅費ついては参考程度にして頂ければと思います。
いかがでしたでしょうか?
関東圏の皆さんにも北海道や旭川を身近に感じて欲しい気持ちもありますし、我々旭川市民にも東京をもっと身近に感じてもらいたいと思っています。
週末天丼でも食べにちょっと日本橋にでも行ってくるか、というくらい気軽に東京を楽しんで頂きたいですね。
同じように東京の方々が週末利用でちょっと気軽に旭山動物園や富良野美瑛へ遊びに来て下されば嬉しく感じます。
この記事のキュレーター
Photo:らくださん