2024年04月01日

春を感じるスイーツ【旭川】さくら餅・うぐいす餅・いちご大福

雪が融けて、旭川にも遅い春が近づいてきました。この季節になると食べたくなるのが、さくら餅やうぐいす餅、いちご大福などのスイーツですね。今回は春を感じるスイーツをご紹介します。


あさひ餅店(桜もち・うぐいす餅)

photo:都良(TORA)

 

大きな「いちご大福」が人気の「あさひ餅店」。「あさひ餅店」は、1957(昭和32)年創業の老舗の和菓子店で、旭川銀座商店街の第一市場の中にあります。

第一市場は、1918(大正7)年に開設された旭川で最も古い市場。このレトロな雰囲気がたまりません。

photo:都良(TORA)

 

開店してすぐの時間に伺ったので、「いちご大福」も店頭に並んでいましたが、この日のお目当ては「桜もち」です。

ショーケースの桜もちの横には、緑色が鮮やかな「うぐいすもち」も並んでいました。これは買ってしまいますよね。

photo:都良(TORA)

 

結局、誘惑に勝てずに「桜もち」2個と「うぐいす餅」2個を購入。合計で600円って安いですよね。

鮮やかなピンク色のもち米に包まれた餡は甘さ控えめ、程よい塩味の桜の葉と良く合います。「桜もち」のピンクと「うぐいす餅の若草色、そして桜の葉の香りと五感で春を感じられる和菓子です。

店名:あさひ餅店
住所:旭川市3条通15丁目 第一市場
電話:0166-23-0821
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:なし 

The Sun 蔵人(さくらパイ)

photo:都良(TORA)

 

丘の上の菓子工房「The Sun 蔵人」は、旭川の老舗菓子店「ロバ菓子司」が展開するブランド。神楽岡のロマンティック街道とも呼ばれるプラタナス並木の道沿いに建つ、石造りの建物が目印です。

建物に使われている石は、旧登鶴酒造の酒蔵に使われていた「美瑛軟石」。蔵が解体された際に、使用されていた石を再び積み上げて建てたものです。

photo:都良(TORA)

 

「The Sun 蔵人」と言えば、「蔵生」や「釜蒸し蔵」などが人気ですが、何か春らしい商品がないかと店内を探すとありました!

桜の花びらが帯に描かれた春限定の「さくらパイ」です。

photo:都良(TORA)

 

「さくらパイ」は、バターの風味が香ばしいパイ生地の中に、ほんのり桜の香りがする白いんげん豆のあんが入っています。優しい桜の香りって、暖かさを感じますよね。

店名:The Sun 蔵人 本店
住所:旭川市神楽岡8条1丁目1-9
電話:0166-66-3961
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
駐車場:あり

お菓子 にちりん(いちご大福)

photo:都良(TORA)

 

3つ目の春を感じるスイーツは、やわらかいお餅の中に、甘酸っぱいいちごが丸ごと入った「いちご大福」です。

いちご大福の発祥については諸説あるようですが、1980年代に登場した比較的新しい和スイーツです。

photo:都良(TORA)

 

今回、「いちご大福」を購入したのは8条通7丁目にある「菓子 にちりん」です。

「お菓子にちりん」が創業したのは昭和34(1959)年。8年ほど前に、二代目店主が高齢になったことで閉店することにしましたが、障害者支援を行っている「NPO法人ピーシーズ」がお店を引き継ぎました。

photo:都良(TORA)

 

旭川で「いちご大福」と言えば、旭川銀座商店街にある「あさひ餅店」が大きくて人気ですが、「お菓子にちりん」の「いちご大福」も負けないぐらいの大きさがあります。

使用されているのは、サイズが大きいのが特徴の福岡県博多産の高級ブランドいちご「あまおう」です。北海道でもいちごの栽培が行われていますが、「あまおう」は甘みと酸味のバランスが良くて、格別に美味しいですよね。

そんな「あまおう」を使った「いちご大福」は、この冬から春にかけての限定スイーツ。気になる方は急いで買いに行ってください。

シュークリームやいちご大福!【旭川】の絶品テイクアウトスイーツ | asatan

https://asatan.com/articles/7203

来年5月30日から6月15日の17日間に渡って、旭川大雪アリーナや地場産業振興センターを会場に、「第28回全国菓子大博覧会・北海道 SMILE SWEETS HOKKAIDO in旭川2025」が開催されるそうです。これを機会に旭川のスイーツももっと注目されるといいですね。

店名:お菓子 にちりん
住所:旭川市旭川市8条通7丁目
電話:0166-22-2094
営業時間:10:00~16:00
定休日:土・日・祝


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