【士別市・多寄町】美味しいお蕎麦たべませんか？【士別グルメ】立ち寄りスポットも

多寄も蕎麦も愛する店主が打つおそば　「手打ちそば処 淳真（じゅんしん）」

【士別市・多寄町】40号線沿いにある「手打ちそば処 淳真」。約1年ぶりの再訪です。秋になると「お蕎麦」が食べたくなる♪温かいそばも冷たいお蕎麦もこの時期は選びやすい!(冷たいそばで寒さに震えることもなく、温かいそばで汗だくになることもなし!)

なにせ人気のお店なので土日などは、並んで待つことも覚悟しているのですが、今回は平日の13時前到着。ちょうど帰る方がいてすぐに座ることができました。

「手打ちそば処 淳真」は、元々旭川出身の店主が多寄産の蕎麦粉と出会い、多寄に移り住んで開いたお店。自ら蕎麦を栽培し、収穫した実を自家製粉した蕎麦粉で打つ手打ちそばです。

お店のメニューには天ぷら系はありませんが（天かすがのった、たぬきそばは有り。）肉系のお蕎麦が人気があります。家族は迷わず期間限定の「もつそば」。私も限定の「きのこつけそば」、子供は「冷やしたぬきそば」を注文。

つけそばは、温かい汁に大きなサイズのきのこがたっぷり。このメニューのみの特別な汁で、酸味が少しあり味濃いめ。麺は「細打ち麺」ですが少し太めの麺です。
どんなに美味しいお蕎麦でもべちゃべちゃだとがっかりしちゃいますが、水切りがしっかりしているのが素晴らしい!

冷たい麺をさっと汁につけ、麺がひんやりしたままズルズルっと食べても美味しいし、しっかりとつゆにくぐらせて温めて食べても汁がぬるくなる事もなく薄まることもなく、温かいそばのようにいただけます。

家族が食べた「もつそば」も一口味見。（一口…いや、美味しかったので三口くらい食べた(笑)）
汁に染み込んだモツとネギの香ばしい香りがたまらなくて、口に運ぶ前から「美味しい!」と言いたくなるお蕎麦。
麺をすすると、さきほどの「細打ち麺」よりも太い「太打ち麺」でモツのうまみがしみしみ～。

お肉の量もたっぷりなので、男性の満足度は高いでしょう。

子供が食べた「冷やしたぬきそば」も一口♪「きのこつけそば」と同じ「細打ち麺」のはずなのに冷たい汁に浸かっているせいか、麺がギュッとしまってさらに細い麺の様に感じる。すごく不思議。
天かすと白ごまと細切りの海苔がたっぷりで、海苔は浜中湖のこだわり海苔を使っていてこれまた美味しい。

どのメニューにも、小皿にネギ、大根の漬物、蕎麦の実が入った俵型のおむすびがついてきました。このおむすびのご飯がモチモチでめちゃめちゃ美味しいの!ネギも柔らかくて臭みのない美味しいネギです。

ボリューム満点な上に冷たいお蕎麦も温かいお蕎麦も美味しくて、発見と感動のあるお蕎麦屋さん。店主のお蕎麦を愛する気持ちとお客さんに美味しいものをお腹いっぱい食べてもらいたいという気持ちをひしひしと感じて頭が下がります。

実は店主は、蕎麦店と別店舗で居酒屋も営業。「山女魚」というすぐ近くの地元の居酒屋が閉店するにあたり、「淳真」の店主が引き継いだそう。（現在は多寄町の地元の人のみの予約制営業で町外の人は利用不可。）
しかし幸運なことに先日多寄に住む知人家族と一緒に利用させてもらいました。料理は宴会コースでおまかせなのですが、もう店主のサービス精神がすごくてお腹がはちきれました(笑)

どれを食べても美味しくて、てんこ盛り(笑)お客さんにお腹いっぱい美味しい物を食べてもらいたい！という店主の気持ちに感動する料理の数々でした。

是非、「淳真」店主の居酒屋さんにも行ってみたい方は【士別市・多寄町】に移住してみてはいかが？

手打ちそば処　淳真
【住所】北海道士別市士別市多寄町３６線東３番地
【TEL】0165-26-2302
【営業時間】11：30～14：00　
【定休日】月曜

しべつみそをお土産に「ヤマザキショップ多寄ヤマモト店」

「手打ちそば処　淳真」のすぐ近くにあるこちらは地元の人のための小売店。以前はA-COOPだったお店で、現在は「ヤマザキYショップ」に。旭川にはヤマザキが無いので珍しいと思って入ってみました。

何か地元の物がないかと探してみると、「しべつみそ」がありました。士別産の米みそで、1年間かけて蔵の中で自然に熟成させる「天然醸造味噌」だそうです。最近色々な手作り味噌を買ってお味噌汁を作ることにハマっているのですが、士別のみそはどんな味？と購入してみました。こちらは、士別市のふるさと納税の返礼品にもなっているそうです。

ヤマザキショップ多寄ヤマモト店
【住所】北海道士別市多寄町36線西3番地
【TEL】080-2534-2655
【営業時間】[月～金]9：00～18：00[土]9：00～16：00
【定休日】日曜日

士別産の食材探し「JA北ひびき 農産物直売所（ファーマーズマーケットひびきあい）」

国道40号線沿い、士別市のDCMの近くにあるJA北ひびきの直売所へ。少し前まで令和の米騒動などと騒がれていましたが、新米が並んでいましたよ～。野菜は15時過ぎだったので少ない印象ですが、かぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、ネギ、カブ、パプリカ、キャベツ、白菜、ニンジン、新生姜、小松菜、ブロッコリーなど種類は豊富です。

販売されている野菜はよく見ると値札に「出荷日」が書かれていてさすが直売所。その日に出荷されたばかりの野菜が買えるのが嬉しいところ。

今回購入したのはこの2つ。士別の養鶏場「ファームあるむ」の卵。ちょっとお高めの卵ですが、平飼いでのびのび育った鶏から生まれた卵で、餌も安心安全なものを食べさせているそうです。この卵を使ったシフォンケーキすっごく美味しいの!(今回は残念ながらシフォンケーキは売切れ。)
他に士別市・多寄産のみょうがを購入しました。

旭川から士別

今回は時間がなかったので、行きは旭川から道央自動車道を利用。旭川鷹栖ICから士別剣淵ICまで約46ｋｍで約36分。（料金は1400円←おそば1杯食べられたかも？）道央自動車道を降りてから【士別市・多寄町】までは40号線で15分ほどでした。時間に余裕があれば、和寒町・剣淵町経由で紅葉を横目に下道40号線沿いを走るのもおススメですよ～。

（最近掲載された、私の【和寒町】の記事のリンクを貼っておきます。直売所やおすすめの飲食店など紹介しています。ドライブの参考にしてみてくださいね。）

それでは、最後に士別の羊の形の可愛いバスの待合所もどうぞ♪40号線沿いなどで見られますよ。