2020年04月10日

個性派揃い! 【カレー南】人気そば屋食べ比べ 第三弾

カレー南。店の定番メニューと一線を画す特異な存在感。それだけに味つけや具材の活かし方に店主のこだわりが垣間見える。探求心をくすぐる3杯をマニアックに分析してみた。


濃厚!食べ応えあり 北のそば和佳亭

1条通から見渡せる大きな店舗は、駐車場も広々にウエルカム感たっぷり。

Photo:KOTA

 

車で乗り付けやすいこともあってか、日中は仕事中のお方や、奥様グループも多いようで。

多ページに渡るメニューは辞典のごとし(笑)。セットものやらご飯ものもあって、こりゃ多くの層に支持されるだろうな。
で、豊富なメニューから発見! 「カレーそば」900円なり。

Photo:KOTA

 

その様相はひっそりと静かな沼のごとし。ふつふつと、怪しげに何かが沸き上がる。中には一体何がひそんでいるのだろう・・・・

もちろん蕎麦が出てくるに決まってるが、そのくらいミステリアス(笑)

Photo:KOTA

 

麺を持ち上げると、というか引っ張り上げて分かった、ルウのなんとハードなこと!
つゆの上にかかったカレールウが語るのはとろみ感、というより、どろり感。これは食べ応えありそう。

Photo:KOTA

 

ほら、上の画像でも、どろり感がよく分かるでしょ。
ごはんを別に頼んでこれをかけて食べたいくらい、カレーなのだった。

辛さはほどほど、中辛レベル。具は食べ良く切った鶏とタマネギが程々に。カレーに馴染んでいい味になっている。

Photo:KOTA

 

店名:北のそば和佳亭
住所:旭川市一条通20丁目1058
電話:0166-38-6188
営業時間:11:00〜15:30/16:30〜21:00
定休日:第1・第3木曜日(祝日・お盆等は営業)
駐車場:あり

三番舘でまさかの出会い そば源 三番舘店

以前から、館内にはそば屋があるなあと思っていたが、ここ、そば源さんだったのね。
だけど、ほかと様子が違う。

Photo:KOTA

 

すらりと食品サンプル。ラーメン、丼もの、定食はおろかビールやパフェまである。
昭和育ちには昔懐かしい、デパートの食堂のようで、なんかスゴイ。

カレー南なんかあるんだろうかと、いささか不安になるも、発見! 「カレー南そば」730円(税別)なり。

Photo:KOTA

 

この感じ、この香り。
そばつゆにスパイスを溶いてとろみをつけた、昔ながらの正統派カレー南だな(何が正統って、筆者個人の基準だけど)。

なので、具は鶏とネギ。これも正統派。

Photo:KOTA

 

それにしても、このおつゆの透明感はどうだ。いわゆるカレールウを使っていないからだ。それにしても、この清らかさは今まで食べてきた中で群を抜く。

推測であるが、とろみをつける際の水分が多い。だからこんなふうになるのだが、その分、カレー粉の風味が・・・
と、ひとくち味わってみれば、ビンゴ! 超スパイシー。辛いというより、ひたすら鮮烈だ。

加えて、とろみも相当なもの。

Photo:KOTA

 

やわらかな細麺に、とろみがよくからむ。おかげで、おつゆを飲んでいないのに、麺を食べるだけでどんどん減っていく感じ。

いやはや、これは逸品。実に印象的な一杯であった。

店名:そば源 三番舘店
住所:旭川市3条通15丁目右1号 三番舘3F 
電話:0166-24-0213
営業時間:10:30~18:30(LO18:00)
駐車場:あり(利用条件あり)

さらさらのウマつゆ ごまそば鶴㐂 末広店

モダンかつ風格ある店構え。店内は明るくキレイで居心地がよい。

Photo:KOTA

 

いきなり私事をご容赦。鶴㐂さん、昔はサンロクにも店があって、深夜、ずいぶんとお世話になった。
カレーとじ(カレー南の卵とじそば)というメニューがあって、こってりとした美味しさをたいそう気に入っていたものだ。

という初恋のような思い出を見事に打ち消してくれた(笑)のが、末広店の「カレー南ばんそば」850円(税別)なり

Photo:KOTA

 

なんと! おつゆがさらさらだ。
作り方を変えたのか、もともと店によって違いがあるのかは不明だが、鶴㐂のカレーファンとしては衝撃的。
おつゆは透明感すらあって、かって潔い気もする(笑)

Photo:KOTA

 

ともあれ、おつゆをすすってみれば、ああ鶴㐂の味だ。馴染みある風味の良いダシと甘辛なかえしが鮮烈。これにカレー風味が相まって、うんうん、あとを引くおいしさだ。レンゲの上げ下げが止まらない。おいおい、そばがのびるぞ。

Photo:KOTA

 

店名どおり、ごまそばだ(当たり前だ)。これにカレーつゆが思いのほかよくからむ。初めは、つゆがさらっとしているのでどうかなと思ったが、これが麺とつゆの相性というやつか。職人さんの腕。

それにしてもネギ。南ばんてのはネギのことだと言わんばかりに大量、食感を十分に残して、ちょっとばきばきな口当たり。これがまたクセになるのだった。
さらりとしたおつゆ、しっとりした麺、そしてこのネギ。バランスが考えられてるのねと痛く感心せり。

メニューにはスープカレー風な盛り付けの「野菜カレーそば(1,100円:税別)」なんてのもある。

Photo:KOTA

 

具が変われば、おつゆも違うんだろか。カレー好きとしては気になるところ。

Photo:KOTA

 

サービス券もらえます。
次回は110円引きだ。浮いたお金で帰りに缶コーヒー買おうかな。
いやいや、鶴㐂はコーヒーが無料サービスだい(セルフ)。

Photo:KOTA

 

これももらえます。以前と変わらぬサービス。
レジ横においてあるのを「下さい」と言ったら、キレイなお姉さまがいくつでもどうぞというので2個頂戴した(図々しいな)。
うれしい。これで天かす丼を作るのが我が楽しみ。

店名:ごまそば鶴㐂 末広店
住所:旭川市末広四条3-6-11
電話:0166-26-8700
営業時間:11:00〜20:30
定休日:不定
駐車場:あり

オマケ 味わい分析

3軒の味わいを、それぞれチャートで可視化してみた。
あくまで個人の感想です。あしからず。

作成:KOTA

 

過去記事もどうぞご覧ください

個性いろいろ【カレー南蛮】食べ比べ5杯 =まちなか編= | 旭川のことならasatan

https://asatan.com/articles/590

今日は天ぷらそばと思っていたのに、う~ん、こっちも捨てがたい。と、そば好きを嬉しい苦悩に突き落とす。並み居るメニューの数々と、一線を画す堂々たる存在感。それがカレー南だ。 筆者も病みつきの味、店それぞれに多彩な個性を放つ、そんなカレー南を食べ比べてみた。

食べ比べるほど面白い【カレー南】人気そば屋の4杯 | 旭川のことならasatan

https://asatan.com/articles/714

この楽しさをカレー南蛮好きのご同輩と共有したい!懲りもせず、前回のまちなか編に続き、さらに食べ歩いた4杯をマニアックにご紹介します。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター