2023年09月26日
炒飯って、焼き豚が入っていたり、卵やネギと炒めてあったりと、ごはんとしてはそれ自体がゴージャスなのであるが、これをさらに贅沢にした炒飯が存在する。筆者の食欲を刺激してやまない(誘惑に負けて注文した)3杯を紹介します。 ※情報は取材時のものであり、現在、料理の内容や価格が変更されている場合がありますので、予めご了承ください
筆者、豊岡の某人気スーパーに買い出しに行くことがあるのだが、その近所に「中華いちばんぼし」が。
今日は家でごはんですよ、という日なのについついそっちの方へ。困った店である(笑)
ゴージャス感で選ぶなら同店には「ゴロゴロチャーシュー炒飯」というのもあるのだが、筆者的には、より贅沢なら肉より蟹でしょと、蟹あんかけ炒飯をオーダー。
あんかけに限らず、カニ炒飯というと身をぱらぱらにしたものを混ぜ込んだものが多いが、ここのはカニの棒身が!! なんてゴージャス。
ぷるんぷるんのあんの中にはほぐした身も入ってて、カニ感が実に豊かだ。これぞゴージャス炒飯。
カニの風味豊かなあんは、ちょっと味濃いめな塩味仕立て。これが炒飯と相まって味わいは何とも濃厚。
つい夢中になり、ひたすら熱々にふうふうしながら、がつがつと食べ進んでしまう。
そもそもメシ(炒飯)が旨い。
米のひと粒まで味がしっかりと回って、味わいにムラがない。もう、どこをどうやって食べても美味しい!って感じ(笑)
かくして、このあんかけ炒飯、小食の筆者には(ウソをつくな)ちょっと量が多いかなとも思われたが、けっこうするすると胃袋に収まっていったのだった。
これが、あんかけ効果か。
店名:中華いちばんぼし
住所:旭川市豊岡7条4丁目
電話:0166-64-6660
営業時間:11:00~14:30 / 17:30~20:30
定休日:水曜
駐車場:あり
ここの名物はカツラーメンだろうか。
常連客などは慣れたもので、「カツラーメン、醤油、のせ」と注文の仕方が端的。
本来はラーメンの上にのってるトンカツを、別な皿にのせて提供もするので、その場合は「カツラーメン、醤油、別で」となる(笑)
で、その人気のトンカツは、炒飯にものっかっているのだった!!
カツチャーハン(1,000円)
丸い皿に何となく丸いトンカツ。
見た目、量少な目で小洒落ているが、意外に皿は深くてボリュームは満点。
ちなみに、この炒飯、カツを「別で」と頼めるのだろうか(あんまり意味はないと思うが)。
かりっと香ばしい衣、脂少な目なロースカツ。ふわりとした食感からたっぷりの肉感が口の中を満たす。
みんなが美味しいというのも納得。
こりゃラーメンじゃなく、もちろんゴハンにもイケるはず。
で、炒飯がまた泣かせる。
細かく刻んだ野菜やらチャーシューのおかげで、旨味がたっぷり。
ちょっと家庭的な感じもして、とても心なごむ味がする。
※飯粒にまみれた赤い色は福神漬けの汁です
これにトンカツだもの。このひと皿にはごちそう感が満載だ。
とても食べ得のある炒飯、まさにゴージャス。
店名:あさの
住所:旭川市永山7条13丁目
電話:0166-47-4550
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日
駐車場:あり
2年前、筆者が同店をasatanで紹介した時には、営業時間は11:00~14:30および17:00~20:00と。定休日は水曜としていたが、現在の営業時間は11:00~13:00と1日なんと2時間。また定休日は火・水・木曜と、大幅な業務縮小となっている。店主には大きなお世話だろうが、いつか店を閉めてしまうのではと、南京楼ファンは戦々恐々としている。
そのせいか、店は激込み。訪ねるなら「待ち」は覚悟しておくとよいかも。
で、運よく座れたところで頼んだゴージャス炒飯は・・・
蝦仁炒飯(880円)
メニューには蝦仁炒飯(シャレンチャハン)と。「蝦」すなわちエビのこと。
注釈には「海老チャーハン」とも書いてあったけどね(笑)
ところで
エビ、好きですよね日本人って。
エビフライにえび天ぷら、エビマヨも。
だから、炒飯にも。
何たるエビっぷり。
海老チャーハンなので、それらしく演出した盛り付けがニクイね。
エビは家庭的にも馴染ある「剥きエビ」だ。味はごくあっさりしてるのだが、その分、塩気ちょっと強めな炒飯と相性が至極良い。
また、食感がぷりっぷりなので、ふつうの炒飯に食べ応えがひたすらに「えび!!」だ。まさにエビ好きには持ってこい。
エビのおかげであごが疲れる、なんて事はあるはずもないが、なにせ南京楼の炒飯は量がけっこうなものなので、気合を持続しないと完食に至らない(笑)
いよいよ最後のひと口。
あえて残しておいたえび1個に、愛をこめて「ごちそうさま」。
店名:南京楼
住所:旭川市神楽5条5丁目
電話番号:0166-62-7235
営業時間:11:00~13:00
定休日:火・水・木曜
駐車場:あり
掲載店 ~ 敦煌・さとう家・こぐまん ※情報は取材当時のものであり、現在、商品の内容や価格が変更されている場合、あるいは取扱いがなくなっている場合がありますので予めご了承ください
また、違う目線で紹介する炒飯も
掲載店 ~中華料理 青竜・おふくろ・正直や ※情報は取材当時のものであり、現在、商品の内容や価格が変更されている場合、あるいは取扱いがなくなっている場合がありますので予めご了承ください
この記事のキュレーター
蟹あんかけ炒飯(1,100円)