まちを支える、地下のライフライン
■マンホールふたは…
市内およそ4万個設置されています。
大部分の下水道管は、大雨が降ってもまちに水があふれないように家庭の生活排水などを流す「汚水用」と、雨を川へ流す「雨水用」の2種類に分けられています。
ふたをよく見ると、OSUI(汚水)、USUI(雨水)の文字が書かれている!
■ふたの下に広がる下水道
マンホールの下に広がる下水道は、想像を絶する長さ。旭川市水道局で管理する汚水管と雨水管は合わせて1,935㎞(直線距離で旭川から鹿児島ほど)に達します。
家庭から流れた水は、下水処理センターに近づくにつれて巨大な管へと集まり、最終的に下水処理センターできれいにし、河川に放流されます。
これほどのインフラを整備・維持するには膨大なコストがかかります。また、設置からかなりの年数が経過しているため定期的に専用のカメラを使って老朽度調査をしたり、下水道管が詰まらないように洗浄しています。
雨水管の中
■災害時も街を守るために
旭川市は河川が多く、大雨時に河川の氾濫で市街地に浸水する危険があるため、その防止対策を行っており、その一つが「内水排除」です。
内水排除とは、大雨の際に市街地にたまった雨水を、排水ポンプなどを使って川へ強制的にくみ出し、浸水(内水氾濫)を防ぐ対策のことです。
定期的な災害訓練
いつなんどき大雨による浸水が起こるか分からないので、定期的に関係業者と共に訓練しています。
およそ35kgあるポンプを水中に運びます
ポンプが底に沈まないように浮き輪を取り付けます
おしえて!マンホールと下水のお仕事
快適な暮らしになくてはならない下水道。ですが、普段その存在を意識することは少ないはず。
その裏側には、日々欠かさず管理や保守をしてくれる人たちがいます。そんなお2人に、仕事の内容や思いを聞きました。
■下水道の番人
委託業者さんと協力し、下水道管の維持管理を行っています。
日常から施設の点検、補修、下水のトラブル対応のほか、大雨時の浸水を防ぐためのポンプ排水作業も迅速に対応しています。
管内の狭い場所や危険な箇所での作業など、特殊で高度な技術が求められる場面も多く、決して楽な仕事ではありませんが、「皆さんの当たり前の暮らしを守る」という強い使命感を胸に、誇りとやりがいを感じながら日々の業務に取り組んでいます。
また、市民の皆さんが冬期間も安全に道路を通行できるよう、マンホールに「断熱蓋」を設置する取組みも行っています。このふたによって冬期に汚水の熱で道路の雪が解けて段差ができるのを防ぎ、冬道の安全・安心な通行をサポートしています。
今後も快適な生活を送り続けられるよう、市民の皆さんには、ご理解とご協力をお願いします。
旭川市水道局
上下水道部維持管理課
課長補佐
古井戸直哉さん
雪道のマンホールの段差
段差解消のための断念蓋
下水に異物を流さない!
下水道の重要施設であるポンプに、異物が引っかかる事案が発生しています。
カップ麺の容器やデニムなど大きな物もあり、機器の損傷など重大事故につながる危険があります。
ぼろぼろのデニム生地
■現場のプロ
弊社は昨年、創業70周年を迎えました。
皆さんが毎日、水を使って、トイレを使って、普通に生活できるよう下水道のメンテナンス「見えない所から旭川の当たり前を守る」会社です。
作業では人が直接下水道に入ることは少なく、さまざまな特殊車両・機材を使います。昨今、下水道管の老朽化、更新工事が注目されている中、我々が培った知識と技術を最大限に発揮することができる事を誇りに感じています。また機械を扱うには熟練の技が必要で、技術の継承も課題です。
「目立たない仕事だからこそ、一流でありたい」という思いのもと下水道維持管理のプロフェッショナル集団としてその技術と責任に誇りを持ち、地域に必要とされるだけではなく、「旭川浄化ってカッコいい会社だよね」と市民の皆さんや子供たちに思ってもらえる企業を目指しています。
職人は随時募集中です。
旭川浄化
代表取締役
吉田学さん
管理には最新技術を積極的に導入
自走式TVカメラ装置
専用車で安全・確実に作業!
出前授業を受講しませんか?
旭川市水道局では、水道・下水道への理解と関心を深めてもらうため、小学校やシニア大学などで出前授業を行っています。
家庭で出る汚水がどのように処理されるかなどについて分かりやすく説明します。












