【新生活】春に買いたいor買い替えたい！旭川家具の魅力！！

なぜ旭川で家具作りが盛んなのかについては、歴史的なルーツがあります。

旭川は屯田兵が開拓をした場所で、そのあと自衛隊の駐屯地ができました。
その時に本州の方からも多くの人が来て、その人たちの生活の道具を作るために職人さんが住み着いたのです。

そして大正時代のころ旭川で大凶作だった年があり、経済が大恐慌にまで陥ったのですが、大雪山系では森林資源が豊富でした。

そこで農業以外の産業を盛り上げようと、目をつけたのが木工です。

その後、旭川市が木工訓練所を作り、多くの職人さんが技術を学ぶ機会が多かったという時代背景があり、旭川で木工が根付きました。

もともと旭川家具はタンスなどの箱物家具が主流だったのですが、現代のようにお洒落で洗練されたデザインが多いのは、今もある旭川家具メーカーの創業者が海外へ修行に行ったからなんです。

ヨーロッパでずっと培われているシンプルで座りやすい椅子や、使いやすい物というコンセプトを持ち帰って、旭川の物作りに取り入れていきました。

そして現代では物作りの土台がしっかりとした地域なので、家具職人になりたいという若い人で、本州から北海道に就職に来る人が多いんだそう。

これだけ物作りが盛んなので、いろんなデザインの商品がたくさんあるんですね！

旭川デザインセンターでは、旭川と近郊にある家具メーカーさんの商品を一度に見ることができます。

デザイン性が高く高価な家具が多いので｢いつか出世したら買いたい！｣と思ってしまいそうですが、実は普通に働いてる人も購入できる、お洒落な物もあるんですよ♪

cosineは北海道に留まらず、東京などの都心でも評判のメーカー。
木の素材感が美しくシンプルなデザインの家具が多いなかで、編集スタッフの目に止まったのがドレスラックです！

衣装ケースに収納していたけど、一人暮らしで見せる収納がしたい人にオススメ♪
使わない時は折りたたんで隙間に収納が可能なので、一人暮らし用のお部屋でもスペースの使い方で工夫ができそうですね！

木の製品は見た目の雰囲気が柔らかく、触っても冷たさを感じないので、温かみのある部屋になります。
柱の部分は丸く曲線になっていて、持ち運ぶ際に手触りが良く、職人さんの真心が感じられます。

全て組み立て式になっていて、分解もできるので引越しのときにも便利♪

値段も29,700円(税込)と、20年以上使っている人がいることを考えたらリーズナブルではないでしょうか？

気軽に旭川家具を試してみたいならオススメの一品です。

メーカー名:cosine
住所:北海道旭川市永山北3条6丁目2-26
電話:0166-47-0100

部屋に置くだけで癒し効果がある観葉植物。
｢デザインセンターに置いてある観葉植物って、お洒落だな〜｣なんて思いながら素通りしていたのですが、実は販売されているって知っていました？？

しかもこの観葉植物、ただの観葉植物じゃないんですよ！！

グリーンコーディネーターと呼ばれる、観葉植物などを用いてイベント会場などの空間デザインを行なう専門の人が手がけています。

そもそも植物のデザインは鉢で決まると語る販売スタッフさん。
デザインセンターに置いてある観葉植物は、旭川にあるAnd Greenの外山さんに鉢から植物までコーディネートしてもらっているとのこと。

デザインセンターでは手のかからない植物をセレクトしてもらっているとのことなので、自宅にいる時間が少ない方にもオススメです。

メーカー名:And Green
住所:北海道旭川市旭町2条11丁目98-209
電話:0166-73-5566

デザインセンターでは、他にも普段の生活をちょっと楽しくしてくれる小物を販売しています。
家具以外の商品も沢山ありますので、ぜひ探しに来てみてください。

ここまで新生活をはじめる人に向けて家具や小物をご紹介しました。

しかしデザインセンターといえば、いつか購入したいと思わせてくれるステキな家具もあります。

有名人のお宅や高級ホテルにありそうな豪華家具や、職人さんの技術と日々の研究した努力が惜しみなく詰まった家具など様々。

編集スタッフが｢これはスゴイ！！｣と唸った家具をご紹介します。

デザインセンターに数あるソファの中でも、編集スタッフの目を引いたのがリモーネというソファ。
有名YouTuberやアーティストが好きそうですね！

特筆すべきは人の目線くらい高い背もたれで、近年注目を集めている『web会議やテレワークにも使えるソファ』というコンセプトのもとに作られました。

web会議をする際に、背もたれの低いソファだと自宅の生活空間が映ってしまう恐れがありますが、背もたれが高ければ生活感を消すことができますね。

また、このソファだけで空間の仕切りにもなるので、お洒落なオフィスにこだわっている方にもオススメです。

このソファを製造している宮田産業の商品ラインナップを見ると、オーソドックスな物が多いです。
そんな中、少し変わったデザインのソファを作るあたりが、宮田産業の物作りへの『挑戦』のようにも受け取れました。

販売スタッフさん曰く｢毎年、新作を出して新しい提案を出しているメーカー｣とのこと。

これからも、どんなユニークな商品が登場するのか目が離せませんね。

メーカー名:宮田産業
住所:北海道旭川市永山北3条6丁目4番21号
電話:0166-48-1768

テレワーク繋がりで紹介したいのが、棚付きのテーブル。

お子さんがいる家庭で、テレワークのため自宅でパソコン作業をしていると、テーブルの上がゴチャゴチャしませんか？
食事の時間になってノートパソコンや書類をしまい、食べ終わってからパソコンを出したりなんて、面倒に感じる人も多いのでは？

その煩わしさを解消してくれるのが、このテーブルです。

食事や仕事、お子さんの勉強など場面に合わせて使わない物を"サッ"と仕舞う事ができ、お客さんからの評判も良いです。

デザインセンターで人気なテーブルということもあって、注文してから2ヶ月待ちなんだとか(2021年3月現在)

｢使い捨てない、長く愛す｣をテーマに掲げた『AISUproject(愛すプロジェクト)』というメーカーが製作しており、メーカー名にも親しみが持てますね。

メーカー名:AISUproject
住所:北海道旭川市永山4条2丁目2-5
電話:0166-49-7736

ネットで値段が高い椅子の口コミを見ると｢座り心地に感動した｣なんてコメントを目にしたことありませんか？

編集スタッフにとって、この工房宮地の『背中で座る椅子』が正にそれでした。

木の椅子で背もたれにクッションがないのに、背もたれがとても柔らかく感じます。
木で出来ているのに、やわらかいって不思議ですよね！

その秘密は、職人である宮地さんが【人がどういう形をしているのか】という人間工学の研究を重ね、背中の緊張を取り、リラックスできるように作っているから。

そのため座っていて、本当に心地いいなと感じられます。

材木は全て北海道中川町産クルミの木を使用。
クルミの木は軽いことが特徴で、同じくクルミの木で作った椅子は指一本で持ち上げられるほど！
これを女性の販売スタッフさんが、やって見せてくれた時には驚きました。

宮地さんの椅子は人気があり、木材の買付からデザイン･製作まで一人で行なっているため、注文してから1年待ちとのこと。(2021年3月現在)

ですが、この座り心地は待つだけの価値があるのではないでしょうか？
ぜひ旭川デザインセンターで試してみてください。

メーカー名:工房宮地
住所: 北海道上川郡東川町西2号北10番地
電話:0166-82-2167

新生活にむけて買いたいor買い替えたい家具の紹介でした。

近年、木材の値段が年々上がっています。
10年･20年後には、職人さんが作った木の家具というのは、今よりも贅沢な物になっているかもしれませんね。

2021年3月12日(金)~2021年3月14日(日)までADCファニチャーフェア2021スプリングが行われます。
旭川デザインセンターで気になる商品がある人は、足を運んでみてはいかがでしょうか？

店名:旭川デザインセンター
住所:旭川市永山2条10丁目1-35
電話:0166-48-4135
営業時間:9:00～17:00
定休日:年末年始･お盆
駐車場:あり