無性に食べたい！【ナポリタン】まちなかのオススメ３選

まちなかでナポリタンを語るなら、絶対にはずせない店がここ。何たって市内指折りの老舗だもの。これまでどれだけのヒトがここのナポリタンを食べたか。
筆者を含め多くの人に「思い出すと無性に食べたくなる」と言わしめた、ブラジルのナポリタンとは!?

いきなり話がそれるが、同店でスパゲッティを注文すると、おもむろにセットされる三本歯のフォーク、粉チーズ、タバスコ。これぞ喫茶店スパゲッティの「三種の神器」。大概の喫茶店がそうだったように思う。

ほどなく出てきたナポリタン。
まず、見た目からこってり感あり。そして、漂ってくるツンとした酸味香。

フォークでパスタを持ち上げてみれば、かなりの手応え。そう、ソースがこってり濃いんだな。これが太麺によく絡んでいる。
そして、注意！うかつに頬張るべからず。酸味香が強いので思わずむせることもある。もちろん味も濃厚。
でもこれが病みつき。もっちりした太麺、そして味の濃い感じが前述の「思い出すと無性に・・・」の理由だ。

ナポリタンにはベーコン、というのが多いが、同店はウインナーソーセージ。これがまた食べ応え底上げしている。大き目な野菜も歯応えが非常によろしい。

筆者のこだわりであるが、先ほどの粉チーズやタバスコは食べ始めにかけるのではなく、食べている中途で使用。まずはデフォルトの味わいを堪能してから「味変（あじへん）」を楽しむ、という寸法だ。

ちなみに同店のナポリタン。もともと味が濃いところへさらに味を足すことになるが、これがまたクセになるのだった。
軽く数えても100食以上は頂いている筆者であるが、飽きるということがない。

店名：ブラジル
住所：旭川市３条通８丁目
電話番号：0166-26-3517
営業時間：9:00～19:00
定休日：日曜・祝日
駐車場：なし

昨冬から休業が続いていたところ、この４月にリニューアルオープン。地域の社交場として、再び賑わうようになった。
美味しいナポリタンがあると聞き、さっそく訪ねてみた。

具は大きめ。「軽食だけどしっかり食べてね」みたいな、飯島奈美さんの料理本のコピーを思い出す。
そんな、何かしらキチンとした盛り付けにほっとする。
お約束の粉チーズにタバスコ。ちゃんとツボを押さえてくれてるところもウレシイ。

てっぺんにはシェフのこだわりか、ブラックペッパーがちらほら。

パスタはつるりと、酸味、甘味が調和して口当たりが心地よい。とかく食べやすいナポリタンという印象。
これならシニアの方々のお口にも合いそう。場所柄をちょっと意識してるのかな。

それならそれで、なお結構。
だって、シニアの口に合うということは子供の口にも合う、老若男女に絶対ウマいやつってことだもの。

例によって味変。少しまったり感を増していっそうまろやかに美味。
ちなみに、付け合わせのサラダも絶品。こういうところもしっかりしてる店って信頼できるね。

総じて洗練された粋な味わいに、大いに満足。ふとキッチンを見たら、ちょっと有名なあの方が作ってたのね。どうりで、美味しいはずだ。
美味しいだけじゃない、何かしら空気感が柔らかく温かい。

店名：みんなのカフェ銀座
住所：旭川市３条通15丁目 銀ビル１F
電話番号：090-5221-3297
営業時間：11:00～14:00
定休日：日曜・祝日
駐車場：なし

一昨年オープンした、同社の旭川駅前店。
少しずつフードメニューもラインナップ。いろいろな場面で利用できる機会が増え、駅前の貴重なグルメスポットとして頼れる店になってきた。

何しろスマートな設えの店内。
そんな中で味わうナポリタンは、盛付もスタイリッシュに。さりげなくパスタをちょっと高く盛り付けてるあたり、実直で好感がもてる。

ちなみにトッピングのチーズとハーブはデフォルト。
前掲店にあった粉チーズやタバスコの類は添付されず、どうぞこのテイストでお召し上がりください、というスタイルか。それはそれで良し。
自分、店の申し出には謙虚に応えるタイプなので（笑）

口に馴染みやすい中太麺。味付けは洗練されていて過不足を感じさせない。軽く食べ切れるボリューム感も申し分なし。
添え付けの小さなサラダも洒落た味わいで、総じて、いわゆるカフェのパスタですという出来栄えに好印象なのだった。

店名：ヨシノリコーヒー旭川駅前店
住所：旭川市宮下通７丁目ホテルウィングインターナショナル旭川駅前 1F
電話番号：0166-26-5575
営業時間：7:00～19:30(短縮営業)
定休日：なし
駐車場：なし

当記事では、中心市街地エリアで食べられるナポリタンをピックアップしてみました。気になる１品、ありましたか。
大人から子どもまで、みんなに愛されるナポリタン。機会があったら、家族や友達と食べに出かけてはいかがでしょうか。
また、まちなかで、ふとナポリタンと思ったら、この記事を思い出してくださいね。

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