渡辺謙や田中邦衛が主演した映画やTVドラマのロケ地！上川・剣淵・富良野

「許されざる者」は、1992年に公開された監督・主演クリント・イーストウッドの西部劇映画をリメイクした作品。

明治初期の北海道（蝦夷地）を舞台に、江戸幕府残党の釜田十兵衛が再び賞金稼ぎとして戦いに身を投じるさまが描かれています。主役の釜田十兵衛を演じるのは渡辺謙さん、十兵衛の相棒の馬場金吾役は柄本明さん、警察署長役には佐藤浩市さんと豪華キャストです。

「許されざる者」が撮影されたのは上川町。大雪山を背景にした大自然の中に一つの町が作られて、そこで撮影が行われました。実はエキストラとして10日近く参加、そしてセットの片づけもお手伝いしました。写真は片づけの際のもので、奥に軽トラなどが写っています。

「許されざる者」の撮影の時に、渡辺謙さんが何度も訪れたというのが、東神楽町にある食堂の「茶楽」。

「許されざる者」が公開された後に放送されたテレビ番組「渡辺謙といく北海道ぶらり＆超有名人豪邸訪問」でも、渡辺謙さんが茶楽を訪れた様子が紹介されていました。

渡辺謙さんのお気に入りだったのは、醤油と塩のハーフラーメン。店内にはサイン色紙の他、店主と渡辺謙さんが一緒に
写った写真が飾られています。

店名：茶楽
住所：上川郡東神楽町北1条西1丁目8-1
電話：0166-83-2440
営業時間：11:00～15:00 17:30～20:00
定休日：第1･第3･第5月曜日
駐車場：あり

「じんじん」は、俳優 大地康雄さんが企画・主演した映画で、血の繋がった父娘の愛情と、血が繋がっていなくても家族になろうとする父娘の葛藤が描かれています。

映画の舞台となったのは、絵本の里として知られる剣淵町です。

道の駅 絵本の里けんぶちの前には、主演の大地康夫さん他、出演した佐藤B作さん、中井貴恵さん、村田雄浩さんなどが写った大きな顔出しパネルが置かれていて、記念撮影のスポットになっています。

道の駅 絵本の里けんぶちの建物に入ると、壁には映画「じんじん」の剣淵町ロケ地マップが掲げられています。

この新型コロナの感染対策のせいか、マップの前にはいろいろなものが置かれていましたが、マップを見てロケ地巡りをするのも楽しそうですよ。

施設名：道の駅 絵本の里けんぶち
住所：上川郡剣淵町東町2420番地
電話：0165-34-3811
駐車場：あり

脚本家の倉本聰氏が描いた富良野を舞台にしたTVドラマの名作『北の国から』。1981年から連続テレビドラマとして、その後2002年まで8本のドラマシリーズが放送されました。主演の田中邦衛さんが、今年3月に残念ながらお亡くなりになりましたね。

富良野の麓郷地域には、「北の国から」のロケ地がたくさんあり、今も多くの観光客が訪れています。その中でも人気なのが「五郎の石の家」ですね。「'89帰郷」内で五郎が建てた家で、純と蛍が寝泊まりしていた2階もあるそうです。なお「五郎の石の家」を見るには入場料500円が必要です。

現在、旭川空港の2階の待合室には、「北の国から」ミニ資料館旭川空港分館が設置されていています。初回放送からもう40年にもなる「北の国から」。実は1度も観たことがないのですが、今度観てみようかと思います。

施設名：五郎の石の家
住所：富良野市東麓郷
電話番号：0167-23-3388（ふらの観光協会）

今回は、渡辺謙さん主演の「許されざる者」、大地康雄さん主演の「じんじん」、田中邦衛さん主演の「北の国から」のロケ地をご紹介しました。ロケ地を訪れてから改めて映画やドラマを観てみてはいかがでしょうか。