■旭川峠への行き方
皆さん「旭川峠」ってご存知ですか?
旭川周辺の峠というと鷹栖峠や塩狩峠なんかがフワッと頭に思い浮かびますが、旭川峠というと「?」ってなっちゃう人も少なくないようです。
旭川峠は21世紀の森がある旭川市東旭川瑞穂から上川町愛山系温泉へ向かう「愛山米飯線林道」の途中にある峠です。
今回は、旭川市側から旭川峠を抜けて、上川町をグルっと回って戻ってくるルートでサイクリングしてみたいと思います。
8時53分 今回のサイクリング起点「ローソン旭川工業団地店」さん到着
Photo:らくださん
自宅を8時半くらいに出発。
動物園通りを通ってやってきたのが「ローソン旭川工業団地店」さんです。
この界隈を通り過ぎると、この先コンビニや商店がほとんど無くなり、補給ができなくなるのでコチラでおにぎりなんかを購入すると良いでしょう。
今回のサイクリングはここをスタート&ゴール地点として行動します。
それでは出発しましょう。
■ペーパン川沿いを山に向かって進みます
Photo:らくださん
これからあの山(大雪山)の麓まで行くのかと思うと、ちょっと怖い(笑)
旭山動物園を右手に見ながら道道295号線を瑞穂へ向かって進んでいきます。
交通量はグッと減り、自転車でも走りやすい感じになります。
周囲は田園が広がり、のどかさを感じられます。
21世紀の森に向かって進みますが、地点的には「21世紀の森 綜合案内所」を目指します。
10時08分 「愛山米飯線林道」の入り口に到着
Photo:らくださん
旭山動物園横からひたすら直進して、やってきたのがコチラの場所。
綜合案内所から少し進んだ所にあるのが「愛山米飯線林道」の起点です。
ここから19.5kmほど砂利道が続きます。
そう。ココこそが「旭川峠」への入口ですね。
Photo:らくださん
林道入口脇には「愛山米飯林道みどころマップ」が設置されています。
ここから旭川峠まで約8km、そこから上川側林道終点まで約11kmと記載されています。
Photo:らくださん
ここから先は基本的に「山」ですので、クマとかクマとか、出るかも知れませんし、道路も場合によっては落石など状態が良くない事もあり得ます。
注意書きにもありますが、あくまで自己責任での入林となります。
Photo:らくださん
というわけで林道入り口脇には「入林届」が設置されています。
林道に入る際はキチンと記入するようにしましょう。
私も自転車のサドルにクマ避けの鈴をセットするなどして、入林の準備を整えます。
Photo:らくださん
さてさて、旭川峠までどんな道が待っているのやら。
それではさっそく、クライムオンです。
■登ります
Photo:らくださん
林道の旭川市側は比較的砂利も締まっていて走りやすく、道幅も極端に狭いわけではありません。
ただ、自転車だと結構辛い登り坂が続きますので、厳しい場所では押したり、押したりしながら進みます。
アップダウンが多いようなイメージでしたが、実際はほとんど登りっぱなし。
Photo:らくださん
最初のうちは沢の幅も広く、流れる水の量も多かったのですが、登るにつれ沢の幅もだんだん狭くなっていきます。
道路を走っている、というよりちょっとしたハイキングのような雰囲気で、自転車に乗っているより押して登っている方が多いんじゃないかな?と思いながら進んでいきます。
12時10分 旭川峠に到着!
Photo:らくださん
何度かつづら折れを通り越し、急にパッと広い場所に出たかと思うと、そこが「旭川峠」でした。
林道起点から8km進むのに、おおよそ2時間弱もかかってしまいました。
もうこれ速度的にはサイクリングというより登山ですね。
いやぁ、なかなかしんどかったなぁ。
自転車でここまで来た人、あんまり居ないかも知れないですね。
結構体力を削られましたよ。
Photo:らくださん
ちなみに旭川峠自体はそれほど景観が良くないものの、遠くに高い山を見ることができました。
かなり大きく見えるので「うわぁスゲーなぁ」などと感じつつ、林道の後半戦に突入していきます。
■下ります
Photo:らくださん
さて、峠を越えれば、あとは下り坂。
サーっと楽して進みましょう。
なんて考えていたんですが、甘かったですね。
峠から上川町側の道路は砂利が結構大きくガレているので、10km/hくらい出すと物凄い振動で油断すると自転車ごと飛ばされそうになります。
サドルに付けているクマ避けの鈴が、振動の影響で急に「ルゥィイリリリリリリリリリリ!」と狂ったように咆哮しはじめました。
登っている時は、なんだったら涼しさを感じるくらい「リン、チリリン」なんて綺麗な音を鳴らしていたんですが、一体何が起きたのかと思うくらいガンガン騒ぎまくっています。
Photo:らくださん
とにかく荒れているうえ急な下り坂。
ブレーキからも手が離せません。
私の自転車にはサスペンションとか、そういった装置が何も付いていないので、振動はダイレクトにドガドガ伝わってきます。
アップもダウンも、全く楽をさせてくれない。それが旭川峠なんですね。
とにかく慌てず転ばないように丁寧に下って行きます。
Photo:らくださん
林道中腹以降はマッディセクションも登場します
ガレた路面と格闘しながら進んでいると、今度は湧き水の影響なのか道路が泥濘(ぬかるみ)を帯びた箇所が増えてきます。
刻々と表情を変える路面に対応して走行するのは、存外楽しいものですね。
Photo:らくださん
林道も終盤に近づくと、路面状況も安定してきます。
横を流れる沢の幅も、随分広くなってきました。
峠から下ってくると、少し空気の濃さを感じるほどです。
Photo:らくださん
こりゃもうフキ天国ですな
13時08分 林道走破!
Photo:らくださん
最後にチョットだけ坂を登ると、そこは「愛山米飯線林道」の上川町側入口でした。
ようやく走り切りました。砂利道19.5km走破。
旭川側の林道入口からおおよそ3時間弱。
心配していたタイヤのパンクもクマさんの登場もなく、なんとか無事に到着です。
Photo:らくださん
右へ曲がると愛山渓温泉、左へ曲がると国道39号線上川方面となります。
出発前、峠越えには2時間から3時間程度はかかるだろうと想定してはいましたが、ホントに3時間近くかかっちゃうとは‥‥いやはや、えらいもんですね。
急に無口になったクマ避けの鈴君にねぎらいの声をかけ、カバンに収納致します。
さて、ここからは舗装路のみの走行です。
今更ながらですが、アスファルトって、走りやすいですね〜。
13時36分 「田んぼカフェ ミナミカゼ」 さん到着
Photo:らくださん
林道入口から国道39号線を経て、やってきました「田んぼカフェ ミナミカゼ」 さん。
ミナミカゼさんは国道沿いではなく、道路1本入った所、名前の通り周囲を田んぼに囲まれた場所にあります。
Photo:らくださん
お店の中はとても良い雰囲気で、私のような自転車旅行者はチョット場違いな感じもします。
( いや実際小汚い格好でご迷惑だったかも知れませんスイマセン‼︎ )
お店の外観からは想像しづらいくらいオシャレで、ギャップ萌えを狙っているのかと思えるくらい素敵な内装です。
Photo:らくださん
ランチメニューは上の写真通りで、全部で7種類の中から選ぶことができます。
どれもドリンク付きで税込1200円。わかりやすくて良いですね。
Photo:らくださん
今回は①チーズハンバーグトマトソースをお願い致しました。
和風洋食といったオリジナル感が素晴らしいセット内容ですね。
Photo:らくださん
小鉢はどれも彩りが良く、使われている味噌ダレがそれぞれの野菜にとても合っていて、素材の良さが引き立てられています。
サラダも野菜が美味しくて、食べるのが楽しくなってしまいますね。
Photo:らくださん
そしてメインのチーズハンバーグ。器が熱くなっているので食べる時は注意が必要ですが、そのおかげでハンバーグはとてもアツアツ。
肉汁たっぷりのお肉にコクのあるトマトソースを絡めると、美味しさに厚みが増していきます。
トロッととろけたチーズも良い仕事をしてくれていますね。
こりゃもうご飯が進みますよ。
Photo:らくださん
美味しい食事でお腹が満たされた後、アイスコーヒーを頂きました。
疲れた体には沁みますよ。
Photo:らくださん
コップをヒョイと持ち上げると、上川町のマスコットキャラクター「かみっきー」がお出迎え。
とても涼しげなグラス、地元愛のあるコースター、なんだかふわっと温かい気持ちになりますね。
店舗情報
住所:北海道〒078-1731 北海道上川郡上川町東雲1523-1
電話:01658-2-2666
営業時間:10:00~16:00
定休日:月曜日・火曜日
駐車場:あり
Photo:らくださん
ワンちゃんが居眠りをする平和な世界線が良いですね
■15時49分 上野ファームさん横を通過
Photo:らくださん
さて、帰り道は舗装路を走るだけ。
ただ交通量は気になるので、ミナミカゼさんから愛別町までは国道39号線で、そこからは太い道を避けて当麻山を経由して旭山動物園へ向かうルートを選択しました。
遠くに「射的山」(上野ファームさん)が見えてくると、ゴールはあと少し。
16時04分 起点のローソン旭川工業団地店に帰ってきました
Photo:らくださん
出発してから約7時間で、無事ローソン旭川工業団地店まで帰ってきました。
15時くらいに戻れるかな?と思いながら出発しましたが、ちょっと遅くなってしまいました。
ともあれ、事故や怪我なく戻れたのは何よりですね。
Photo:らくださん
早速お店でキンキンに冷えたコーラを購入させて頂きました。
クーッ!いやメチャクチャ旨いですね!
なんだかんだ言って自転車旅行者にとってコンビニは本当に有難い存在です。
社会の重要インフラといっても過言ではないような気もします。
そんな事を思いながら、少し休憩してから家路へと向かいました。
店舗情報
住所:北海道旭川市工業団地1条1丁目1−31
電話:0166-36-5565
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
駐車場:あり
あとがき
旭川峠、いかがでしたでしょうか?
オートバイや自動車でも行く事ができますが、ちょっと荒れた道なので、オフロード系の乗り物で向かうのがベストではないかと思います。
また、林道前後にはコンビニなど補給ポイントがほとんどありませんので、出発前には十分注意するようにしましょう。
Photo:らくださん
ちなみに今回の走行データはこんな感じになります。
スタート&ゴールのマークのところから反時計回りに1周した格好になりますね。
右下のギザギザしたところが愛山米飯林道で、右上のちょこっと飛び出た部分がミナミカゼさんに寄ったルート。
当麻町の踏切近くで道路工事があった為、迂回したところがコの字型に飛び出て見えますね。
自宅までの往復を考えると、だいたい100kmくらい走った事になりますかね。
とにかく無事に帰宅できて良かったです。












