タイに行った気になる観光スポット7選

タイに行った気になる観光スポット7選

円安と物価上昇により14年前と比べたら海外旅行の予算は3倍必要になりました。今ではなかなか簡単に行けない海外ですが、タイの人気観光地を紹介します。


ワット・プラケオの本堂に鎮座する御本尊ウボソット。別名エメラルド仏(翡翠・碧玉製)

「エメラルド」と呼ばれていますが、実際には一塊の碧玉(グリーンジェイド / 翡翠)から彫り出された高さ約66cmの仏像です。タイで最も神聖視されている至宝です。

タイといえば真っ先に思い浮かぶのが荘厳な寺院の数々。中でもワット・プラケオ(王宮寺院・エメラルド寺院)、ワット・アルン(暁の寺)、ワット・ポー(涅槃寺)の三大寺院は一度は訪れたい名所。

ワット・プラケオの壁画

ラーマキエン物語(タイ版ラーマーヤナ)
境内を四方からぐるりと取り囲む回廊(プラ・ラビエン)の内壁全面(全178区画・全長約2km)に、古代叙事詩『ラーマキエン』の長大な物語が描かれています。
ラーマ1世時代に創設され、代々修復・保存されてきたもので、建物や甲冑などに本物の金箔が贅沢にあしらわれています。

バンコクの王宮(グランドパレス)内にある主要宮殿、「チャクリマハプラサート スローンホール」(Chakri Maha Prasat Throne Hall / พระที่นั่งจักรีมหาปราสาท)です。
ラーマ5世(チュラーロンコーン大王)の命により、バンコク遷都100周年を記念して1876年〜1882年にかけて建設されました。

イギリス人建築家ジョン・クラニッチによって設計され、建物下部はヨーロッパのルネサンス・ネオクラシカル調、屋根にはタイ伝統様式の尖塔(モンドップ)が冠されています。
かつてはラーマ5世の居住空間や公式の謁見の場として使われ、現在も外国の賓客を迎える国家的なレセプションや王室行事の会場として利用されています。

王宮の並びにはワット・ポーがあり、46m黄金の涅槃仏があまりにも有名ですね。

写真の仏像は、ワット・ポー(涅槃寺)の涅槃堂(ウィハーン・プラ・ノン)に安置されている巨大な涅槃仏、「プラ・プッタサイヤート(พระพุทธไสยาสน์ / Phra Phuttha Saiyat)」です。
サイズ:全長46メートル、高さ15メートルにおよぶタイ国内でも屈指の巨大寝釈迦仏です。

造り:レンガで下地を築いた上に漆喰を塗り、全身に金箔(金めっき)が贅沢に施されています。
造立年代:1832年、仏教と学問を深く重んじた国王ラーマ3世の命によって建立されました。

涅槃の姿:釈迦が右側を下にして横たわり、すべての煩悩を滅して悟りの境地(入滅・完全な涅槃)に入ろうとする最後の瞬間を現しています。穏やかで慈悲深い微笑みをたたえた表情が印象的です。

螺髪(らほつ)と枕:頭部には細かな螺髪が整然と並び、頭を支える枕には精緻なガラスモザイク装飾が施されています。

足の裏の螺鈿細工(らでんざいく):足の裏は幅約5m・高さ約3mあり、真珠貝の貝殻を埋め込んだ螺鈿細工によって、仏教の世界観や幸運を示す「108の瑞相(吉兆を表す図)」が描かれています。

108枚の鉢(徳積み/タンブン):仏像の背後(足元から頭部へ戻る通路)には108個の小さな鉢が並んでおり、20バーツで購入した硬貨を1枚ずつ投げ入れながら歩くことで煩悩を払い、徳を積むタンブン体験ができます。

写真に写っている4基の高い仏塔は、ワット・ポーの代表的な見どころの一つである「歴代王の4大仏塔(プラ・マハー・チェディ・シー・ラチャカーン / Phra Maha Chedi Si Rajakarn)」です。
高さ:いずれも高さ約42メートルあります。
ラーマ1世〜4世を象徴:それぞれチャクリー王朝初期の国王を象徴しており、色とりどりの陶器タイルで細工されています。

緑色の仏塔:ラーマ1世(中央奥など)
白い仏塔:ラーマ2世
黄色の仏塔:ラーマ3世
青色の仏塔:ラーマ4世

ワット・プラケオとワット・ポーは並びで建築されていますが、チャオプラヤー川を挟んでワット・アルンがあります。川を渡る船の乗船料金は5バーツ(2026年8月31日時点で約25円、片道)。乗船中もタイならではの絶景を楽しむことができます。

大仏塔(プラーン):中央にそびえる高さ約70〜80メートル前後のヒンドゥー・クメール様式の塔で、周囲に4基の小仏塔が配置されています。

陶器・磁器のモザイク装飾:表面には色鮮やかな中国製陶器やタイルの小片が無数に埋め込まれており、日光やライトアップに美しく映えます。

三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台としても日本で広く知られています。

途中までは階段で上に登れますが高所恐怖症の人は行かないほうが無難です。見ての通り日本では考えられないほどの急な階段で手すりもありません。ここを平気な顔して降りてくる人もいますが尊敬に値するくらいです。筆者は降りるときには逆向きで這うように一段一段慎重に足から降りました。

タイの世界遺産都市アユタヤ(Ayutthaya)にある遺跡寺院、「ワット・マハータート(Wat Mahathat / วัดมหาธาตุ)」の木の根に取り込まれた仏頭(仏像の頭部)です。

歴史と背景

ビルマ軍の侵攻と破壊
1767年、ビルマ(現ミャンマー)軍の侵攻によってアユタヤ王朝が陥落した際、寺院は徹底的に略奪・破壊され、多くの仏像が首を切り落とされました。

自然の奇跡
地面に落ちたまま放置されていた砂岩製の仏頭の周囲を、長い年月をかけて菩提樹(ガジュマル)の根が包み込むように成長し、偶然にも顔を正面に向けたまま持ち上げられたような神秘的な姿となりました。

見学・参拝時の注意点

撮影時のマナー
タイでは頭部が最も神聖な部位とされており、神聖な仏頭を見下ろす姿勢はタブーとされています。そのため、仏頭の前で記念撮影をする際はしゃがむか正座をし、自分の頭の位置が仏頭よりも低くなるようにするのが現地の正式な参拝ルールです。

タイで最も高層な建築物、マハナコンタワー
地上階数:地上78階建て(地下1階)
建物の全高:314メートル


最上階にはガラス床の展望デッキ(スカイウォーク / グラストレイ)があり、地上から310mの絶景?恐怖の体験ができます。平気でこのガラスの上を歩ける人、ワット・アルンの階段同様に尊敬します。

映画『戦場にかける橋(The Bridge on the River Kwai)』の舞台・モデルとなったタイ・カンチャナブリーの「クウェー川鉄橋(クワイ川鉄橋)」。

背景と歴史

爆撃と戦後修復
大戦中に旧日本軍の手で建設された鉄橋は、連合国軍の爆撃により中央部(数スパン)が破壊されました。

日本の賠償と架け替え
戦後、日本の戦争賠償(戦後処理)の一環として、日本の横河橋梁製作所(および日本橋梁)が破壊された橋桁部分を再建・納入しました。

現在も残る特徴
現在現地に残る鉄橋のうち、丸みを帯びたアーチ形状の桁が戦時中のオリジナル部分で、角型(台形)のトラス桁がこの銘板が示す戦後(1948年/仏暦2491年)に横河橋梁によって修復・架橋された部分です。

ゆっくりと列車が通行しますが、橋の上で待っていて至近距離で動画の撮影もできます。もちろん列車に乗ることもできます。
定期普通列車(1日3往復)
外国人の場合:片道一律 100バーツ(約500円)

ナムトック線区間は外国人特別運賃が設定されており、クウェー川鉄橋駅(River Kwai Bridge Station)から隣の駅までの1区間利用であっても、終点のナムトック駅やバンコク(トンブリー駅)まで乗り通しても一律100バーツとなります。

タイ人の場合:区間運賃(10〜39バーツ程度、IDカード提示)

日本では電車が数分遅れただけでもニュースになるくらいですが、タイでは数時間の遅れはごく当たり前のことで、列車とバスほど時間的にあてにならない乗り物はありません。地下鉄や高速高架鉄道BTSは、ちゃんと時間通りに運行します。

タイのチョンブリー県シラチャ(シラチャー)に所在していた有名な動物園テーマパーク、「シラチャ・タイガーズー(Sriracha Tiger Zoo / สวนเสือศรีราชา)」です。
世界最大級のトラ飼育数

1997年にオープンし、最盛期には200頭以上のベンガルトラと数万頭のワニを飼育・繁殖するアジア最大規模のトラ園でした。

距離の近さと記念撮影
写真のように成虎の隣に座って直接触れ合える記念撮影コーナーや、ミルクを飲む赤ちゃんトラの抱っこ体験などが国内外の観光客から絶大な人気を集めていました。
名物ショーとユニークな展示
火の輪くぐりなどの「タイガーショー」や「クロコダイルショー」、「ブタのレース」のほか、母豚がトラの赤ちゃんに授乳したり、母トラが子豚を育てる「種の壁を超えた共生展示」が名物となっていました。
長年にわたりパタヤ・バンコク近郊の人気観光名所として親しまれましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う観光客の激減などを受け、2021年4月に惜しまれつつ閉園しました。

以上7選を紹介しましたが、まだまだたくさんの魅力がタイにはあります。
気候はバンコクおよびパタヤなどは熱帯モンスーン気候、南部のプーケット方面は熱帯雨林気候。雨季(5~10月)と乾季(11月~4月)に分かれ、12月・1月は比較的過ごしやすく、2~4月は一年で最も暑くなります。雨季でも南部は雨が降り続いたりしますが、首都バンコクなどでは夜明け前や夕方にスコールが来ますが一日中雨という日は年に2~3日もありません。
また機会があればタイ料理や他の観光名所など紹介したいと思います。

この記事のキュレーター

高級スポーツカーディーラーとゴルフ場、情報媒体その他多くの企業の経営に社長として携わった経歴と、現在ラジオパーソナリティーとして活動する「ぴぃたん」の運営するポラリスチャンネルでは、何歳になっても失いたくない「大人の遊び心」をテーマにクルマ・ゴルフ・旅行の記録や、人気のグルメ・アクティビティー・話題のスポットなどドキドキ・ワクワクを幅広くお届けしています!

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