富良野線 千代ヶ丘~北美瑛間
ポイント:旭川市西神楽2線
美瑛から旭川に向かって真っすぐに伸びる長い線路が、ちょっとカーブになったところに踏み切りがあって、それを渡った周辺に立ち位置が取れる。
ここでは十勝岳連峰を背景に、向こうから直進してくる車両をほぼ正面からキャッチできる。
Photo:KOTA
Canon EOS 5D Mark II
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM(焦点距離500mm)
トリミング
撮影/3月中旬
超望遠でぐっと山を引き寄せると、十勝岳連峰のうち、石垣山と美瑛富士が写り込む。
夕方近くまではほぼ逆行なので、車両の顔はちょっと陰になる。ならば曇りのコンディションでとなるが、モチーフが山なのでお日様は欲しいという、いささか悩ましい条件ではあるが、美瑛のほど近くという位置からの十勝岳連峰は見逃せない。
ここではキハ40系、キハ54形を捉えることができる。
宗谷本線 永山~北永山間
ポイント:旭川市永山北1条13丁目
流通団地から永山を抜ける道道761号沿いが立ち位置。
国道39号線から向かうなら、永山東小学校の角と入り、踏切を渡る。
この道道は国道を迂回して時間を稼ごうと、けっこう車が飛ばしているので安全配慮が欠かせない。
Photo:KOTA
Canon EOS 5D Mark II
Canon EF70-200mm f/2.8L IS USM(焦点距離110mm)
トリミング
撮影/5月下旬
背景は旭岳連峰。
線路は左に向かって少しずつ高くなっている。白い棒状のものは線路の向こう側を走る国道39号線の街路灯だ。
手前の休耕田は5月になり草が青々として、牧歌的雰囲気の1枚となった。冬はもちろん真っ白。
ここではキハ40系やキハ54形のほかキハ261系による特急宗谷と特急サロベツを捉えることができる。
宗谷本線 北永山~南比布間
ポイント:比布町南1線
旭川市かと思っていたが、Google Mapをクリックしてみたら比布町と表示された。というくらいの旭川市と比布町の境界に位置する。
国道40号線比布トンネルが通過する突哨山(とっしょうざん)の南側の麓が立ち位置となる。
突哨山を界に旭川側、比布川から侵入できる。
Photo:KOTA
Canon EOS 5D Mark II
EF70-200mm f/2.8L IS USM
焦点距離200mm
※トリミングあり
撮影/4月中旬
Photo:KOTA
Canon EOS 5D Mark II
EF70-200mm f/2.8L IS USM
焦点距離200mm
※トリミングあり
撮影/4月中旬
両画像とも背景は旭岳連峰。
1枚目が旭川側、旭岳方向。
2枚目が比布側、黒岳方向。
広角で一体化したいところだが、そうすると携帯電話の鉄塔など諸々の不要なものが写り込んでしまうので、それらを避けたらこういう撮り方になった。
旭岳を選ぶか、黒岳にするか、あとはお好みで(笑)
というか、それ以前に、山を鮮やかにと思い露出を挙げたら、車両がトビ気味になってしまった点を大きく反省せねばなるまい(^^;
ここではキハ40系やキハ54形のほかキハ261系による特急宗谷と特急サロベツを捉えることができる。
函館本線 旭川~近文間
ポイント:旭川市近文町12丁目
石梶川河畔の堤防が立ち位置。
徒歩かサイクリングロードを自転車で行くしかない。
ここから鉄橋にレンズを向けると大雪山連峰が写り込む。
Photo:KOTA
Canon EOS 5D Mark II
EF70-200mm f/2.8L IS USM
焦点距離145mm
※トリミングあり
撮影/5月下旬
列車と大雪山連峰で中心市街地をまるごと挟み込むので、けっして良い条件とは言えないが、鉄橋好きにはおすすめ。
ここでは789系0番台特急ライラック、789系1000番台特急カムイ、721系、キハ261系0番台特急宗谷、キハ183系特急オホーツク、キハ54形500番台、キハ40系、DF200形貨物などを捉えることができる。
撮影に出かけるなら
今回紹介したスポットは、多くの場合、立ち位置の最寄りは私有地(田畑など)となっている。決して無断で立ち入らないよう、マナーを順守されたい。
また、車でお出かけになるなら、ご近所迷惑にならぬよう十分に配慮されたい。
誰かの迷惑行為が、多くの撮り鉄が肩身を狭くします。
美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。
・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター