出典:湯迷人
悲運続きの天人峡温泉
平成26年、1番の観光スポットだった【羽衣の滝】までの遊歩道が、土砂崩れにより通行困難になりました。開通まで数年かかり、ようやく昨年目途がたちましたが、その間にも台風…大雨などにより、2度に渡って道路が決壊。崩落で通行止め…(あの痛ましい死亡事故は皆さんも記憶に残ってる事でしょう)。
ここ10年くらいの間に【天人峡グランドホテル】【天人峡パークホテル】が次々閉館。今年に至っては【天人閣】までも休業、(転売の噂もありますが詳細不明)。11月現在、最後の1軒になってしまったのが【御やど しきしま荘】です。
出典:湯迷人
平成17年に全館リニューアルして、【敷島荘】から今の【御やど しきしま荘】として再スタート。天人峡温泉、ほかの施設は老朽化してく中、真新しい、しきしま荘は大人気でした。
ただその当時、ここだけ泉質が違った記憶があるのですが?循環もしてたはずです。(それ以来少し足が遠のいていました)いつから今の天人峡独自の湯に変わったのか不明ですが、私が温泉仲間から「源泉かけ流しでしたよ」という情報をいただいたのが6年前くらいでした。もちろん!それ以降頻繁に足運んでいます(^^♪
冬期間は館内も脱衣所も暖かい
この日の男湯 内風呂
この日の男湯は大理石造りの少し広めの内湯です。男女ともに小振りの露天風呂もありますよ。
笹緑色の湯は白金温泉と似たような色合いですが、香りは天人峡温泉独自の臭い。最近感じるんですが少し成分が濃くなっているような?気がします。
さすがにオッサン、おばちゃん、になると、冬期間は湯ざめしたくないんですね~…。名湯であれ寒いところは無理!冬はいつまでもポカポカ温まっていたい、年取ると皆ワガママになりますね^^;
そんなお気持ち察してか?館内も脱衣所も暖かい!そしてお湯も温まるしね~最高!
天人峡温泉は永遠に人々を癒し続ける!
上にも書いてますが、天人峡温泉繁栄~衰退の一途に加え数重なる災害に自分なりにも、この先どうなるのか心配ばかりでした。おそらく皆さんも同様でしょう。
天人閣の行く末も含めてですが、そんな中【御やど しきしま荘】はいくつもの困難乗り越えて、元気にお迎えしてくれています。(お宿関係者・スタッフ皆様には計り知れないご苦労も心労もあったと思います)おかげ様でお泊りの方達、日帰り入浴の人たち、皆さん身も心も温まって家路にと・・・天人峡温泉は永遠に人々を癒し続けて行くことでしょう。
羽衣の滝
写真提供:空犬さん
場所:東川町天人峡温泉
TEL:0166-97-2141
日帰り入浴時間:12.00~19時
大人700円子供400円(一般休憩室無し)
泉質:ナトリュム・カルシュウム・マグネシウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度:44℃
こよなく温泉を愛するふつ~のオッサン不得意分野は文章書くこと。