令和4年度の旭川未来会議2030
各分野の会議ではたくさんの意見が出されました。その一部を紹介します。
観光分野
■テーマ:観光客の誘客に向けた取組みについて
●旭川市に宿泊してもらうために、道の駅を活用して朝から物産展を開催するなど、朝の時間を観光に使ってもらうといいのではないか
●旭川駅にガーデンや川が隣接するという特徴を生かし、駅の南側をゴールとする川下りを実施してはどうか
●旭山動物園が動物たちの命を伝えるための施設であることを踏まえた上で、動物園を素材とした体験型アクティビティを充実させられないか
農業分野
■テーマ:米プラスの産地づくり -わたしたちが描く、2030年のあさひかわ農業-
●米の産地として厳しい状況が続く中、米と並行して取り組める農産物へのチャレンジとして、サツマイモなどの新たな高収益作物等の生産を拡大してはどうか
●米の消費増を目指し、小麦価格高騰やアレルギー対応などで注目度が高い米粉の利活用を拡大してはどうか
●農業や食の大切さを伝えるため、農業者による学校への出前講座や、旭川ゆかりの著名人等を起用したあさひかわ農業のPR活動を実施してはどうか
福祉分野
■テーマ:2030年の福祉分野のあるべき姿
●地域住民や当事者同士のつながりが希薄になってきていることから、地域の取組みの好例を広め、居心地の良いつながりを地域の中でつくれると良い
●地域福祉活動の担い手が不足している課題を解決する方法として、ICT(情報通信技術)を活用し事務的負担の軽減や支援拡充を図る
●市と住民が一体となり、「地域まるごと支援員」を含めた各分野の相談機関と連携しながら、個人や地域の困りごとに対応できる体制をつくる必要がある
若者分野
■テーマ:若者が考える魅力あるまちづくりについて
●市公式YouTubeのサブチャンネルを作り、旭川に興味を持ってもらえるような動画を発信することで、市民も旭川の魅力を再発見でき、まちの活性化につながるのではないか
●買物公園の中に、四季を表す色彩や植栽を使ったコンセプトゾーンを作り「誰かに会え、語り合える」「何かやりたくなる」ようなわくわくできる空間にする
●旭川市がユネスコ・デザイン都市に認定された強みを生かし、多くの市民が様々な分野でデザイン思考を活用することで、旭川の魅力を世界に発信できるのではないか
環境分野
■テーマ:未来のためのサスティナブルな街の実現
●現在、日本の多くの市町村がゼロカーボンシティを表明している中、旭川市が先陣を切って取組みを進めることでモデルケースを目指したい
●100年後、1,000年後の未来のために、ごみの埋め立てという負の遺産をできるだけ残さず、自然豊かな旭川を守るためにごみを減らしたい
●都市と自然の調和を図る中で、緑があふれる市民の憩いの場を増やし、まちを訪れる人にとっての観光スポットとして活用したい
子育て分野
■テーマ:あさひかわおやこひろば(仮称)について
●通路やエレベーター、トイレなどを、ベビーカーや車椅子でも利用しやすい施設にしたい
●子供が健診に行きたくなるような、明るくて楽しい雰囲気にしたい
●市だけでなく、民間で子育てに関する活動をしている人と連携して、気軽に相談や支援につながれる場所になってほしい
●子供の年齢や発達段階における状況・行動を知ることができたり、子供が騒いでも温かく見守ってくれるような「みんなで子育て」が感じられる場になってほしい
●愛称をwaka・baとしてはどうか
令和5年度は6分野で会議を開催します
●女性活躍「女性が自分らしく活躍するために」
●障がい者スポーツ「世界に通用する障がい者スポーツのメッカに」
●ものづくり「愛される食」
●文化「市民の文化芸術活動の促進に向けて」
●子育て「自分らしく子育てできるために、みんなでできること」
●環境「ゼロカーボンシティ旭川の実現に向けた再エネ・省エネ施策」
■令和5年度旭川未来会議2030の参加者を募集します
応募方法等は市HPをご覧ください。
【応募期間】
令和5年3月17日(金曜日)から令和5年4月17日(月曜日)まで(必着)