旭川公園ゲストハウスって?
【旭川公園ゲストハウス】は、永山の住宅街にある宿泊施設です。
本州から移住してきた松本さんご夫妻が営んでいます。
3つの宿泊棟と、カフェなどがある共同棟、そして広々とした庭があります。
本来【旭川公園ゲストハウス】は、宿泊者やカフェに訪れた人が、地域の人々との交流を楽しめる場です。
でも今は、残念ながら積極的な人との交流が難しい時期。
そこで、オーナーの松本さんは、他の人との接触をせずに楽しめる企画を考えてくれました。
それが、今回私たち家族が参加した「ピザ体験」です。
今の状況に配慮して完全入れ替え制で
ピザ体験は次のような条件の下行われました。
・1つ目は、1日3回のみの完全入れ替え制であること。
・2つ目は、グループも普段一緒に過ごしている家族などの単位で参加すること。
一定時間を私たち家族だけで貸切ることができるということです。
すごく贅沢な企画ですよね。
ピザ作りのため、共同棟へ入ると…
車で伺うと、松本さんは丁寧に駐車場を案内してくれました。
そして、共同棟に通され、中に入るとふわっと木の良い香りが…。
「素敵だなぁ。こんな家に住みたい。」と思わずポツリ。
テーブルにはすでにピザ生地と具材が用意されていました。
■ピザ作り開始!こだわりの素材をトッピング
席に着き、早速子どもたちとピザ作り開始です。
3枚のピザ生地の上に、ソースと具材をのせていきます。
トッピング用には、地元のこだわりの食材が用意されていました。
当麻町の「のんの畑北海道」の無農薬アスパラガス、愛別町の「あんふぁん自然農園」の平飼い卵など、全部で9種類です。
比布町で1週間くらいしか採れない【幻のカブ】も投入します。
カブをピザのトッピングにするなんて新鮮!
子どもたちは自分たちの好物ばかりを入れていくので、非常に偏りがありますが・・・。
おかげで、私の担当のピザが具だくさんになりました♪
あふれんばかりの具材がのっています。贅沢すぎっ!
■焼き釜は、morso(モルソー)のアウトドアオーブンを使って
ピザはウッドデッキで焼きます。
焼き釜は、morso(モルソー)のアウトドアオーブンです。
アウトドア商品に詳しくない私でも、その美しいフォルムにはただならぬ風格を感じました。
後々調べたら、morsoというのは160年以上の歴史のある、デンマークの会社なのだとか。
お値段も…高いのですね。
トッピング済みのピザを一枚一枚丁寧に焼いていきます。
火おこしから、焼き上がりまで全てオーナーの松本さんにお願いしてしまいました。(すみません…)
初めの1枚目は、火が通るのに15分くらいかかったのですが、3枚目になるとあっという間に完成!
少し焦げている部分もありますが、それもまた味があります。
炭火で焼いたピザの味は、格別でした。
サクサクに焼きあがった生地に、新鮮な具材がよくマッチしています。
個人的には、幻のカブが気に入りました。
こんなにも、ピザとカブが合うとは!
もう、本当に美味しくて幸せでした。
暖炉があると身体も心も温まります。
庭には子どもも遊び場も
ピザを焼いている間、ゲストハウスの庭で生き生きと遊ぶ子どもたち。
子どもたちは普段目にしないような「やぐら」風遊具にも興味深々でした。
近所の子どもたちも遊びに来ることもあるようです。
自分が子どもの頃にこんな場があったら良かったのにな~。
旭川市民でも、日常とは違う空間を味わえる場所
美味しいピザと暖炉の温かさに癒されているうちに、気が付けば終了時間になっていました。
短い間ですが、永山の住民になったような気分を味わえました。
同じ旭川でも、場所が違うと流れている空気も違うものですね。
親切にしていただいた、オーナーご夫妻にも感謝します!
あいにくピザ体験は期間限定企画でしたが、カフェや宿泊の受付は引き続き行っているようです。
みなさんも、「日常に近い非日常」を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。
共同棟からは線路を走る列車の姿を見られます。
■施設情報
施設名:旭川公園ゲストハウス
住所:旭川市永山1条24丁目2-4
電話:090-6664-4141
カフェ営業時間:11:00~16:00
カフェ定休日:日曜・月曜
駐車場:あり
旭川公園ゲストハウス | 北海道旭川の日常に泊まる。もっと北海道のローカルを味わう旅へ。
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主婦ライター。
中学・高校時代は、旭川で過ごしました。
2018年から3年半、旭川で生活。現在は、札幌在住。
タロット占いが、身近な存在になっている今日この頃。