小説編
■雨のことば辞典/倉嶋厚・原田稔
出典:あまちゃん
講談社学術文庫 発売日:2000年9月28日
はじめから小説じゃなくてすみません…。
巻末には索引はもちろん、雨のことわざ・慣用句もしっかり集録されています。
面白いことに、雨に関する気象コラム(「雨の降るしくみ」など)も充実!
長雨が降る季節に、雨のあれやこれを話せる大人になりたい!
「私こんなことも知ってるんだよ」って、友だちに自慢したい!
雨音に耳を傾けながら、ぜひ読んでみてください。
■雨の日も、晴れ男/水野敬也
出典:あまちゃん
文春文庫 発売日:2008年6月10日
どれだけ人生を狂わされても、彼は持ち前の異常なまでのポジティブ思考で不幸に立ち向かっていきます。
すべてを失った彼がとる行動とは…?
読んでいる最中は、「アレックスみたいに超ポジティブ人間になれってこと?」と卑屈になったり、「え、そうくる?」といたずらの切り返しに笑ったり。
コミカルに話が進んでいくので、早ければ1時間もかからないで読破できますよ!
ちょっと心が陰ってしまったり、なんとなく元気がないときに読みたくなる、雲間からかすかな日の光が差し込むような、そんな一冊。
■死神の精度/伊坂幸太郎
出典:あまちゃん
文春文庫 発売日:2005年6月30日
雨男の死神「千葉」と、彼が出逢った人々との日常を描いた、6編からなるヒューマンストーリー。
でも無機質だけどどこか憎めない。
そんなキャラクターだからこそ、暗くなりすぎず、軽い気持ちで読めたポイントの一つかも。
■雨の日も神様と相撲を/城平京
出典:あまちゃん
講談社タイガ 発売日:2016年1月18日
相撲の英才教育を受けた少年が、相撲好きのカエルの神様が崇められている村に転校するところから、物語ははじまります。
カエルにつられて買ったけど、楽しめるか?読み切れるのか?と思っていたのですが…。
相撲のことを詳しく知らなくても安心してください!
私がそうだったのですが、しっかり楽しめました!
小説はちょっと腰が重いな〜という方は、マンガから入ってみては?
マンガ編
■恋は雨上がりのように/眉月じゅん
出典:あまちゃん
小学館 発売日:2015年1月14日 全10巻
2018年にはアニメ化・映画化もされていますので、入り口はたくさんありますよ!
気になったものから手にとってみてください。
■手塚治虫名作集②より「雨ふり小僧」/手塚治虫
出典:あまちゃん
集英社文庫(コミック版) 発売日:1995年3月8日
読み終わると、「よかった」と思うと同時に、「さみしい」気持ちにもさせてくれる作品です。
妖怪といえど、愛らしい見た目も魅力のひとつかも。
この本は他にも、孤独な少年がポスターの中の少女に恋をする「るんは風の中」。
クスノキに助けられ、猟師の息子との闘いを描いた「モモンガのムサ」などが集録されています!
一冊で6回美味しい、贅沢な短編集です。
書店情報(紹介した本はここで買いました!)
■冨貴堂書店 豊岡店
住所:旭川市豊岡5条7丁目1番2号
電話:0166-34-7777
営業時間:10:00~23:00
駐車場:あり
■宮脇書店 旭川豊岡店
住所:旭川市豊岡1条4丁目3番11号
電話:0166-37-5115
営業時間:10:00~21:00
駐車場:あり
■ジュンク堂書店 旭川店
住所:旭川市1条通8丁目108番フィール5階
電話:0166-26-1120
営業時間:10:00~19:30
駐車場:フィール旭川に順じた専用駐車場あり
さいごに
いかがでしたか?
大型店だと検索機があったりして、探しやすくて便利ですよね〜!
もし店頭になかったりしても、今は大体取り寄せてくれるので、マイナーだったり古い作品でも安心です。
今回紹介した本は、「恋は雨上がりのように」以外全て文庫本サイズで、ページ数もそこまで多くない作品を紹介しました。
カエルが好き。