旭川の選手が金魚すくいの全国大会に出場！

7月31日に北海道護国神社で行われた第9回　北海道金魚すくい選手権の個人戦で10位以内に入賞した選手が8月21日に奈良県大和郡山市が主催する第27回　全国金魚すくい選手権大会に出場してきました。 まさか金魚すくいで全国大会！？と思われるかもしれませんが、実は立派な競技として27年前から全国大会として存在しているんです。 毎年8月のお盆明けの日曜日に、奈良県大和郡山市にある金魚スクエアという会場で行われます。



北海道の方にはあまり馴染みはないかもしれませんが、今や関西圏では夏の風物詩として有名な大会なんです。

簡単に言うと金魚すくいの甲子園みたいなものです。

近年は外国人の方の参加も増えワールド大会に！

更には全国各地で行われる予選会を勝ち上がってきた強豪が大集合し、金魚すくいの日本の頂点を決める大会なので、ちょっとやそっとでは勝ち上がることは出来ません。

今回はコロナウイルス感染症対策として、参加人数を制限して行われましたのでさらに精鋭ばかりに。

それでも今大会は競技参加人数約1,050名の巨大なイベントです。

北海道から総勢13名の選手がエントリーし、小中学生の部で2名、一般の部で11名が参加しました。

組ごとに決められた人数の勝ち抜け方式で行われます。

競技ルールは簡単に説明しますと、片手のみの競技で両手を使うのは反則になります。

3分間で1枚のポイ（プラスチックに薄い和紙が貼られた物）で、何匹すくえるかを競います。

1回戦、準決勝、決勝という流れで競技が進みます。

これが決勝まで進むのとても難しいんです、日頃、金魚すくいの猛練習をしている人たちが全国から集まっている訳ですから。

北海道勢も13名中7名が決勝まで行けず悔し涙を流しましたが、残りの6名は決勝まで進出し立派な成績を収めてくれました！

小中学生の部で見事10位以内に入賞し9位の成績を収めた、細川　舞桜さん（画面左側）

結果：1回戦　16匹　準決勝　26匹　決勝　28匹

小中学生の部で見事11位になった、篠原　ひなのさん

結果　1回戦　55匹　準決勝　26匹　決勝　25匹

一般の部で見事に10位に入賞した菅野　華永さん

結果　1回戦　18匹　準決勝　36匹　決勝　34匹

一般の部で22位になった西田　幸司さん

結果　1回戦　43匹　準決勝　20匹　決勝　23匹

場内インタビューも受け旭川市の金魚の館をアピールしていました！

今大会は北海道勢が躍進した結果となり、監督の私も感無量で御座います。

この先も旭川市、北海道の新たな文化として金魚すくいを広めたいと思っています。

この記事に興味を持たれて金魚すくいをしてみたい、金魚すくいを本気でやってみたいという方は、1年を通して金魚すくいができる施設、「金魚の館」（金魚すくい道場）が旭川市にありますので、ここで腕を磨かれてはいかがでしょうか？