スパカツ(釧路)-喫茶かざぐるま
スパカツは、レストラン泉屋が発祥の釧路のローカルフード。熱せられた鉄板の上に盛られたスパゲティの上に、トンカツがのせられて、さらにミートソースがかけられた料理です。
釧路を中心に道東では有名な「スパカツ」ですが、旭川ではこれが釧路の名物だと知っている人は少ないのではないでしょうか。
旭川で、この釧路のローカルフード「スパカツ」を食べることができるのは、たぶん新富2条2丁目にある「喫茶かざぐるま」だけではないでしょうか。
他のお店でもスパカツというメニューで提供しているお店はあるようですが、アツアツの鉄板に乗せられて出てくるのは、自分が調べた限りではここだけでした。
メニュー表には「ミートソースカツのせ」となっていて、価格は税込650円です。事前のリサーチでは、量が少ないというだったのでプラス100円で大盛りにしたら、上の写真のようなボリュウム満点のお姿。
「喫茶かざぐるま」は国道39号線から少し入った建物の2階にあり、隠れ家的な雰囲気。
看板には「コーヒーとケーキのお店」と書いてありますが、メニューにはケーキが無かったような・・・次回確かめてみます。
店名:喫茶かざぐるま
住所:旭川市新富2条2丁目7-10
電話:0166-27-6566
営業時間:10:00~20:00
駐車場:あり
中華ちらし(帯広)-美珍楼 ダイイチ末広店
帯広というと「豚丼」が有名ですが、「中華ちらし」なるメニューもご当地グルメとして人気のようです。「中華ちらし」とは、野菜と豚肉、卵などを炒めたものをご飯に乗せた料理で、もともとは飲食店のまかない料理だったようです。
初めての「中華ちらし」とのご対面でしたが、ひと言でいうと野菜炒めをご飯にのせた料理って感じです。
この「中華ちらし」が食べられるのが、ダイイチ末広店の中にある「美珍楼」。ここは、帯広で有名な中華料理店「美珍楼」からのれん分けされたお店なので、中華ちらしはまさに帯広の味です。
ダイイチ末広店の中にある「美珍楼」ですが、いわゆるフードコートといった場所ではなく、洋服などは並べられた売り場の横にあります。こんな雰囲気の中で、食べるのもご当地グルメの味わいですよね。
店名:美珍楼 ダイイチ末広店
住所:旭川市末広1条7丁目1-34 ダイイチ末広店
電話:0166-57-6430
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
駐車場:あり
エスカロップ(根室)-アラジン珈琲倶楽部
「エスカロップ」は根室のローカルフード。昭和38年頃に、根室の洋食店「モンブラン」のシェフが考案したらしく、その後根室市内で広まったそうです。
「エスカロップ」は、ケチャップライスまたはバターライスにトンカツをのせて、デミグラスソースをかけた料理、ありそうでない洋食ですよね。
旭川でこのエスカロップが食べられるのが神居6条8丁目にある「アラジン珈琲倶楽部」。ご当地では、エスカロップを略して「エスカ」と呼ぶそうですが、「アラジン珈琲倶楽部」でもエスカロップを注文すると、厨房には「エスカ」って伝えられていました。
ご当地では、ケチャップライスを用いるエスカロップを「赤エスカ」、バターライスを用いるのを「白エスカ」と呼ぶそうで、「アラジン珈琲倶楽部」のは白エスカってことのようです。
「アラジン珈琲倶楽部」の店舗のガラスには「SINCE19.11.2002」と書かれているので、2002年の創業のようですが、店内は昭和の雰囲気が漂っていて、落ち着いた雰囲気で食事やコーヒーが楽しめます。
店名:アラジン珈琲倶楽部
住所:旭川市神居6条8丁目2-12
電話:0166-61-4542
営業時間:9:30~19:00
定休日:年末年始
駐車場:あり
まとめ
ひろいひろい北海道には各地にさまざまなご当地グルメがあります。食いしん坊としては、その土地に食べに行きたいところですが、とは言えなかなか行けないですよね。今回ご紹介したお店では、釧路・帯広・根室のご当地グルメが味わえます。旅行に行った気分で食べてみてはいかがでしょうか。
フリーのWEBライター。